長崎 吉宗 茶椀むし 優しくて幸せあふれる味

DSC01854.JPG

 

久しぶりに長崎に一泊旅行に行きました。行きたいところがたっぷりあって、その中の一つがこちらの吉宗さん。知らない人がいないくらいの茶碗むしと蒸寿司の名店。創業は慶応2年。昭和2年に建てられた歴史的建造物で、ちょうちんが下がっていて風情があります。靴の番頭さんのような方も世代交代か若返りを図っておられましたが、ちゃんと定位置にスタンバイ。週末に行きましたので中に入るまで行列に並びました。1階のテーブル席で囲炉裏席みたいな相席でした。御一人前(茶碗むし・蒸寿司1350円)を頼みました。

 

DSC01847.JPG

なんてかわいい器なのでしょう。帆船のようなものが描かれています。茶椀むしの容器には茶椀むしと書かれています。

DSC01848.JPG

子どもの頃は大きくって食べれないと思っていましたが、オトナになってみるとそうでもない大きさ。蒸寿司の3色の具の敷き詰められた感じも、茶椀むしのバカボンのほっぺのようななるとも健在です。蒸寿司の左上の茶色いのは挽肉そぼろではなく、お魚を炊いたものです。長崎ですもの。ピンクのでんぶとかぶっても魚ですよね。この蒸し蒸しセットのことを、吉宗さんでは「夫婦蒸し」と呼ばれています。なんとも愛情深いセット名。

 

DSC01852.JPG

 

茶椀むし。優しい味でおいしい。幸せ。とりあえず長崎でのミッションをクリアして大満足でした。<YA>

吉宗

長崎市浜町8-9

095(821)0001