益壽糖 八ツ橋 ルーツは滋養強壮のお薬

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お友達からもらっった井筒八ツ橋本舗さんの八ツ橋が大層美味でしたのでご紹介。創業文化2年。sinceでゆうならば1805(笑)。老舗中です。八つ橋もろもろありますが、こちらの八ツ橋は最高の仙菓と呼ばれておるそうです。

 

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ちなみに仙菓とは、

邪気をはらい、不老長寿を得るために仙人が食すると言われた「桃の実」を指していました。
そこから、邪気をはらい、不老長寿を得られる特別高級なお菓子という意味で「仙果」という言葉が使われるようになりました。

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そう呼ぶにぴったりのお菓子が、益壽糖です。
江戸中期・享保年間より、滋養菓子として和漢薬商が全国に頒布していた『益壽糖』。それは後に、食が細い皇太子(後の大正天皇)を案ぜられた明治天皇の命によって、和漢の妙薬を加えた銘菓となりました。この『益壽糖』を皇太子は大変好まれ、食欲も回復、健康を取り戻されたといいます。 そして300年近い歴史を経た現在、幻の仙菓の秘法は、白井洪庵ただ一人に伝承されたのです。主原料のもち米、蜂蜜、和三盆糖に高麗人参、霊芝など和漢成分9種類を加えています。気品に満ちた香りと豊潤な味わいが広がります。とHPにあり。高麗人参や霊芝が入っているなんて!まさに滋養強壮のお薬の役割を果たしていたのですね。
個パックに3枚ずつの益壽糖が重ねて入っています。

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一枚ずつ食べなくちゃいけなかったのでしょうけど、乱雑に3枚重ねてぱくっと食べてしまいました。それにしても香りがよくって、本当においしい八ツ橋です。お祝い事のお返しでいただいたのですが、気が利いていて喜ばれるお返しですね。お取り寄せできます!<YA>