岡山名物 橘香堂 むらすゞめ 誠実な味。おいしい。
岡山名物のむらすずめをいただきました。確か以前ブログに載っていた記憶があるなと思い検索すると、2006年の4月の編集長の記事でした。干支が一巡するくらい前からこのブログを書き続けていることも驚きですが、2006年に見たお菓子の記事をいまだに忘れていないことにも驚きます。大事なことは全部忘れてしまうのに(笑)。わたしも以前食べておいしかった記憶があり、今回もきびだんごとむらすずめのおみやげを前に、「どっちでも好きな方持って帰って」と言われて、迷わずむらすずめをいただいたほど。第一、このパッケージのかわいさが、たまりませんえ。こちらは、明治10年創業の橘香堂(きっこうどう)さんのものです。正式には、”むらすゞめ”だそう。
新鮮な卵と小麦粉を混ぜあわせた生地を、クレープ風に丸く焼き上げた外皮に、厳選した北海道産あずきで作った粒あんをたっぷりと詰め込んであります。ぷつぷつ開いた穴が手作り感満載。誠実な味で、安心して食べることが出来ます。
明治の始めは、生菓子を一般的に「餅菓子」と言っていた時代で、米粉で作る菓子がほとんどだったのだそうです。そんな時代に、小麦粉や卵を使用して作られたお菓子ですから、洋菓子っぽいハイカラなお菓子だったんでしょうね。時代を超えて愛されるお菓子です。
ここで買えます!<YA>