吉田屋 うなぎ 東京・西新橋 明治中期からのうなぎ屋
東京うなぎ。今日は新橋から内幸町へ向かい、西新橋にある「吉田屋」さんに来ました。新しいビルの間に残る超昭和の建物。
風情がありますね。さあ入りましょう。
明治中期創業。亀戸天神前から昭和25年(1950年)に当地西新橋に移転して早60年以上。レトロなわけですね。歴史あるうなぎ店ですね。タレも継ぎ足し継ぎ足しかなぁ。
丼と重。カウンターに着座。店内はそんなに広くないですね。カウンターも数席。あまりにも昭和の香りがプンプンするので店内を見渡してしまいます。柱の傷など色んな所に歴史あり。
2000円から6000円まで、ここは一番人気メニューとおぼしき3000円のうな重(お吸い物、お新香付)にしましょう。
カウンターから丁寧に焼かれているのは見ていましたが、お味は。肝吸いは別だし、お新香も私の好きな3点セットでもない。
ご飯の盛りも均一盛でもなくそんなに量はなく、うなぎさんがご飯をカバーするには至らない。1匹ではなくしっぽは半分だから4分の3といったところ。うなぎの照りはいい色をしていて早く食べたくなる。
脂乗りもそこそこだけど、やっぱりご飯が軽目で私の好みより少し柔らか目。
濃いめのタレです。
やっぱり肝吸いがいいと思いながらいただく。
うなぎも高騰していて、4000円くらいがんばって出して食べないと数年前のように2500円とかで1匹がっつりうまい鰻を頂く、なんのてのは無理なんでしょう。隣のカップルの会話に耳を傾け、うな重をかき込み、会計をすませ昭和レトロの世界から平成の終わりの世界へ出ていきました。
TT