ダックワーズ風 宇城市三角のおいしいお菓子 ムルドル通り
「ムルドル通りってどこ?」そう思った人も多いかもしれません。ムルドル通りは外国ではなく、世界遺産で有名な宇城市の三角西港にあります。ムルドルさんというのは、オランダ人の水理工師。明治20年に三角西港を設計された方のようです。三角西港にはその方の名前を冠にした物産館ムルドルハウスが再現されており、その東側の石畳の道がムルドル通りと呼ばれています。
ちなみに、ムルドルハウスは、築港当時の迎賓館的存在であった浦島屋という旅館の写真を元に作られました。浦島屋といえば、小泉八雲も訪れ「天女のような女中さんがいる宿」と作品の中で言っています。とんがり帽子のムルドルさんの似顔絵入りのパッケージのムルドル通り。宇城彩館で買いました。
ダックワーズ風。アーモンドの風味がおいしい。こちらを作っておられるお店が吟将製菓さんという地元のお菓子屋さんです。実は、こちらの磯まくらというお菓子が食べたくて、宇城彩館で訪ねてみましたが、なんと売り切れ。明治天皇に献上した歴史あるお菓子とのことでしたのですが、残念。磯まくらってネーミングがとてもステキだとは思いませんか?またトライしたいと思います。<YA>
吟将製菓
宇城市三角町波多4279の7
0964(52)2175