画廊喫茶ぶらうんのカレー
画廊喫茶「ぶらうん」。暗く細長い階段を上り、扉を開けると、コーヒーとカレーの入り混じったおいしい香りが迎えてくれます。いわゆる昭和の時代から人々の心のオアシスだった喫茶店で、坂本善三氏など有名画家から、地元の絵画愛好家の企画展までいろんな方の絵が飾ってあります。コーヒーが有名なお店で、特にアイスコーヒーは、コーヒー自体を凍らせたものを氷として使用しているので、氷が解けても水っぽくならないのだそうです。
こちらはランチで人気のカレー。まず、見た目がきれい!こんな風に具の形がわからないカレーって久しぶりに食べました。ルーの中に溶け込んでいる具はいったいなんだろう?お店の方に伺っても「企業秘密!」といわれてしまいました。しかし、ピリっとした辛さが病み付きになる大人向けのカレーです。お隣に添えられているお漬物も、長年変わらず人気。カレー、カレー、漬物、カレーと3回に一回くらい漬物をはさむとよい感じ笑。
で、カレーを頼むともうひとつのお楽しみが、この卵。目玉焼きというのがはばかられるほど、柔らかくてトロトロ!塩コショウがかかっているので、そのまま食べるもヨシ、カレーにかけて食べるもヨシ。わたしはカレーにトッピングしていただきました。欧風カレーやエスニックカレーなど、町に行くといろんなカレーを楽しめる時代になりました。しかし、昔ながらの「喫茶店カレー」は、どんどん少なくなっているような。どうぞこのままいつまでも続いてほしいと願わずにはいられません。<YA>
画廊喫茶ぶらうん
熊本県熊本市花畑町12-15 2F
096-352-8855