風邪を引いた日には。 ポークビーンズ
年始早々ひどい風邪を引き、食欲ゼロに。おかゆとかうどんとか消化の良いものを食べればよいものを、猛烈にポークビーンズが食べたくなり、作りました。実は、ポークビーンズを作るのは初めて。メキシカン好きのわたしは、チリコンカーン的なものはよく作るのですが、風邪を引くと、チリ味じゃなく素朴なトマト味の方に心引かれます。
それにしてもさかのぼること、小学生の時。初めて給食のメニューに「チリコンカーン」って書いてあったのを見た時の衝撃は忘れられない。チリコンカーンという解読不能な異国メニューと食べたことがなかった私は、その強烈な言葉の響きに、どんだけ癖の強い食べ物なのだろうかと恐怖したのである。今思い返しても、なぜ「チリコンカーン」が給食のメニューとしてチョイスされたのか、不思議。当時からすれば、かなりの時代の先取りですね。そして、おいしかったけどね!
というわけで、今回はチリコンカーンではなく、ポークビーンズの作り方をば。サラダ用豆、ガーリック、豚挽肉、にんじんみじん切りを炒め、トマト缶(あればローリエをプラス)で煮て、鶏ガラスープの素と塩こしょう、ケチャップ、砂糖で味を調えるという簡単さ。にんじんのラペとダイコンの昆布漬けをサラダ代わりに、ズボラ感満載のワンプレートディッシュ(笑)。お豆ごろごろでおいしい。風邪の時はこのくらいパンチの効いた食べ物の方がおいしく感じるのは私だけか。カラフルな豆やトマトの真っ赤な色で元気になります!是非お試しください。<YA>