浅草 甘辛散策。 甘納豆の大沢屋さん&やげん堀七味唐辛子
浅草。浅草寺を中心に、西暦628年に歴史が始まったといわれる古い町。仲見世をぶらぶらと歩くだけで楽しくなります。籠引きのお兄さんたちもいますが、アサヒビールの炎のオブジェや東京スカイツリーなど、現代的な建物も見えるのもなんだかミスマッチで楽しい。
まずは、雷門をくぐり、頭にも体にもお顔の気になるところにも常香炉の煙を浴びせかけて。ちなみに雷門は、松下幸之助が寄進したのだそうです。お参りをして、おみくじを引きました。連れのおみくじが「凶」でした!縁起が悪いからもう一枚ひくと、さらに「凶」!これは、すごいことなんじゃない?といいながら、その足で近所の宝くじ売り場へと走りました。(笑)
その後、手ぬぐいのふじやさんに伺う途中で、伝法院通りのはずれで見つけたのが手作り甘納豆のお店、大沢屋さんです。試食がたくさんあるので、ついつい誘われてのぞいてみると、座ってソフトクリームなどを食べている人多数。そこの試食に、ソラマメのきなこあえがありました。原材料はソラマメとグラニュー糖ときなこと重曹のみ。「できたてですよ!」の言葉どおり、少々あったかいソラマメを口に運ぶと、大人買いしたくなるほどのおいしさ。上品な甘さでやわらかく煮てあり、アンコ?のようなおいしさでした。この味は、よそでは食べたことがありませんね。日持ちがしないので、1パックしか買わなかったのですが、好評につき、その後お取り寄せしました。
で、定石のやげん堀へ。創業は、1625年。現在は10代目だそうです。デパートの催事でしか購入したことないので、浅草の店舗に行くのは初めて。こじんまりとしたお店ですが、奥に行くと、唐辛子、けしのみ、山椒、麻の実、チンピなど七味唐辛子の原料がサーティーワンアイスクリームみたいに並べておいてあります。お好みの辛さを聞いてから、その場で調合してくださいました。わたしがお願いしたのは中辛。うどんやおなべなど何でも合いますし、調合していただいたばかりなので、香りも立ちます。通の方は、「山椒をキかせて」とか「麻の実控えめに」とかいうんだとか。わたしのような不慣れな人は、オーソドックスな中辛からはじめてみるのがオススメ。ちなみに薬研(やげん)とは、薬をすりつぶす道具のこと。熊本大学の薬学部に保存してあったのを見たことがあります。インターネットで33000円で発見↓!
下はケヤキ容器入りのやげん堀七味唐辛子。どこでも持ち歩けます!
やげん堀 メトロ通り店
〒111-0032
東京都台東区浅草1?32?13
03-5806-7716
営業時間:10:00から18:00