小笠原伯爵邸にてスパニッシュ 東京・新宿区河田町 (1)
東京BI食倶楽部で訪問しました。新宿・河田町にある小笠原伯爵邸。旧宅、古い建築物好きな私も一度は訪問したいと考えていた建物です。しかしここはレストランなどで利用しないと一般見学はできないため、訪問できずにいた場所の一つでもあります。
庭からの建物一部。こちらはよく雑誌等で掲載される装飾部分。
小笠原伯爵邸は昭和2年(1927年)、礼法の宗家で有名な小笠原家30代当主・小笠原長幹(ながよし)伯爵の本邸として完成しました。代々小倉藩を治める大名の家柄だった小笠原家所有の敷地は竣工当時約20000坪。今なお約1000坪の敷地面積を誇ります。
2002年6月スパニッシュ様式の館が施設として生まれ変わりました。このように小鳥のモチーフが多用され別名「小鳥の館」とも呼ばれています。
日本初期のステンドグラス作家 小川三知(さんち)氏の作品。
中庭(パティオ)から屋上へ行ってみましょう。
屋上も居心地が良さそうなくつろげる場所。本当に贅沢なつくりだったんですね。
階下へ。
エントランスのそば、かつての伯爵家の正餐用食堂。テーブルは当時実際に使用されていた唯一残る家具。
応接間。ヨーロッパからの照明やインテリア
西洋館喫煙室(シガールーム)イスラム風デザインで作るのが当時の流行だったとか。
レストランのテラス席として利用されている部分は、当時はベランダ。この他にもレストランとして利用されている部屋はあります。我々は今日はここでディナーとなります。食事編は明日掲載。TT