うなぎ 本丸 港区西新橋 創業180有余年
創業文政十年(1827年)というから歴史180年以上という老舗。徳川二の丸御用商として、芝田村町(現在の港区芝二丁目)付近に海老屋鉄五郎が業を成す海老屋が屋号であるが、親しい同志から「ての字」と呼ばれていたらしく現在の会社の屋号も(株)ての字。慈恵医大のすぐ近くにある。
店頭ではお持ち帰りの人が並んでいました。人がいなくなって店舗撮影。
次から次へと鰻が焼かれていく。
弁当は1100円から3700円の豪華版まで色々と取り揃えてある。鰻屋さんの値段の差はほとんど鰻の量だから、わかりやすい。
東京のランチタイムは激戦だね。鰻屋さんだって例外にもれず、多くの人が来るわ来るわ。早い時間から昼食食べている人が多いのも東京の特徴なのか。私も出張族だから早めのランチにしないと美味しいものにはありつけません。うな重 上 2800円をセレクト。いまや都内2000円台のお重は安くさえ感じます。特上ですら3000円台です。
しばらくして到着。綺麗に焼けたうなぎ。綺麗です。個人的には好きな焼き加減の色目をしています。肝吸いとお新香。しかしうなぎ1匹というわけではなく、一部ないのがわかりますね。頭としっぽの部分です。
パーツを見ましょう。やはり綺麗な色をしています。いいんじゃないですか。香ばしい香りで期待感が高まります。
丁寧な肝吸い。三つ葉が沢山入っていますね。
鰻の厚みは決してあるわけではないですが、大き目のうなぎを使用していると思います。そして焼き加減がよいだけに、味もふわっとしながらも、食感があり、炊き加減は文句ないご飯とのマッチング、たれとのマッチングも絶妙で、旨い旨いと思いながら箸が進みます。特上も食べてみたい。そう思わせる老舗のうなぎ屋さんでした。TT