あまりにもブラックすぎる。 富山ブラックラーメン 西町大喜
人生初の富山ブラックラーメンに挑戦だ。「ブラック」という言葉は今や悪いイメージが多いのだが、富山のブラックはどんなんだろうか。町おこし系のB級グルメだと思ったらそうではない。1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業に従事していた食べ盛りな若者の昼食として、また汗をかく肉体労働者のための塩分補給として、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったのが起源である(WIKIPEDIA抽出)という。おかずラーメンということだ。上記写真はJR富山駅に一番近い西町大喜のとやマルシェ店。
タクシーの運転手さんに富山駅前店へ運んでもらいました。運さんいわく「ブラックラーメン初心者なら、ライスも食ったほうがええで」私、「ライスは食べれないかもです」運さん「ええけど、のど渇くで」
22:00閉店の富山店へ滑り込む。富山市内は夜が終わるのがなんだか早そうだ。
富山ブラック楽しみですねー。
店内はテーブル席とかカウンター席、42席のキャパがあるそうだ。
中華そばの小で750円。小が並というのも不思議だが、並から大になるのに+370円もかかる。特大1500円とか頼む人いるのだろうか。ここは初心者なので小と運さんの言った通り、ライス小を頼む。「ライス売り切れです」 運さんの「ライス食べた方がええ」という言葉が頭に残る。しかしないものは仕方ない。
富山ブラックラーメン到着。「黒いわ」正直な感想だが、いままでラーメンに屈した経験は少ない、挑戦する。チャーシュー、ねぎ、メンマという基本が入り、コショウが振りかけられている。
上から見ても黒いし
アップでも黒い。当たり前か。
白いれんげで、もっと黒い。
醤油の域を通り越して塩辛い強めのパンチが舌を突き刺す。食べ進むとしょっぱさが倍増する。大喜はパンチ系ブラックラーメンだ。周りの人も普通に食べているが、ライスを注文して「ない」と言われてがっかりしている。
チャーシューも醤油にだいぶ漬け込んだ味がする。
結構ごわごわっとした麺が登場する。固めと注文してしまい、少し後悔する。かなり歯ごたえがある。でもスープといい麺といいこのパンチ力嫌いじゃない。
麺とまぜまぜして食べてくださいとのことで、肉も沢山入っているから麺と一緒にすくいあげるとこんな感じ。結構味がしょうゆきつい。やはりライスが必要だ、ライスがないのにスープを全飲みできるわけがない。夜はのどの渇きに苦しみペットボトルの水が必要となった。いい思い出というかブラックな思い出になった。TT