京都西本願寺前 老舗の薫玉堂のお線香 音羽の滝

1594okou1.jpg薫玉堂は、京都の西本願寺前で、文禄三年(1594年)の創業以来のお香屋さんです。HPを見ると、日本最古の御香調進所と書かれています。御本山・本願寺をはじめ、全国各宗派の御本山、御寺院へお香を納めておられるようです。

薫玉堂には代々伝わる調香帳(レシピ)があって、香木をはじめ、漢方にも使われる植物がお香の原材料として記されているんだそうですよ。400年前のレシピが残っているとしたら、いにしえ人と同じ香りを今わたしたちも匂っているということになります。

 

1594okou2.jpg

こちらは、音羽の滝という名のお香です。説明がきには

清水さんの滝つぼに流れ落ちる東山三十六峰に連なる音羽山の湧水。千年以上もとぎれることのない、清らかで涼やかな流れを連想させる香り。

 

とあります。こういうのネーミングや説明文書くの難しそうだなと、ライター目線で考えてしまう。香りを言葉にするのって、本当に大変お察しします。「上品で、涼やかな香りでした。」(→たった数文字で終わらせるへっぽこライター笑)。一日の最後に香ると、ふっと落ち着きますよ。<YA>