大阪パワー大炸裂な串かつ屋さん 新大阪 串カツきっしゃん

 

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「大阪に来たら、やっぱり串かつだよね!」てことで、新大阪駅近くで串かつ屋さんを探しにでかけました。大阪って石を投げれば、串カツ屋さんとたこ焼き屋さんに当たるって思っていたのですが、歩いても歩いてもなかなか串カツ屋さん見つからず・・。やっと見つけたお店が「串のきっしゃん」です。

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 中に入ると、威勢のいい丁稚(という名札をつけた)お兄さんと、関西弁でまくしたてる客のおじさんたち。「まさに大阪!」という雰囲気!カウンターに座り、ビール&串カツで乾杯です。串は単品で頼めますが、セットもあり。「きっしゃんお任せ梅セット」は、10本のお任せ串と、一品(ぴりきゅう、どて、枝豆、もやしの中から選ぶ)で、1659円。「竹セット」「松セット」となると、値段も高く串の量も多くなってくるので、とりあえずこの10本セットと「どて」をオーダーしました。

 

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「どて」は博多の屋台でしか食べたことなかったので、大阪バージョンは初めて。ちょっと甘めのみそ味で、唐辛子をシャカシャカ振りかけて食べるとなかなか美味です。

串は、牛→ホルモン→豚→ミンチカツ→エビ→キス→タコ→うずら→玉ねぎ→なすびの順番で、5本ずつ×2回にわけて出てきます。つまりエビまで食べ終わった頃を見計らって、キス以降が5本盛りで出てくるって寸法です。

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おなかペコペコで行くことを想定されているのでしょう、最初は肉魚介系の実力串で、後半は野菜系のあっさり串なのがありがたい。「タレ2度づけ厳禁!」のルールも健在。さらっとしたタレに串をくぐらせ食べると、食欲がむくむくとわき上がってくるから不思議なものです。

串のきっしゃんは、大阪でおいしい佐賀牛が食べられるお店として有名な「肉のきっしゃん」のグループ店らしいです。最後にお店の外で記念写真をとったのですが、写真の後方にさきほど串を揚げてくれた丁稚くんの姿がぼーっと映っていました。彼なりの「心霊写真」演出に関西人の笑いのDNAの濃さを感じます。旅先で食べる食事がおいしいと、町の印象はぐんとよくなるもの。「串のきっしゃん」の串カツはリーズナブルでおいしく、料理人さんのノリも楽しい、大阪大満喫って感じの名店ですね。<YA>

 

串のきっしゃん

大阪府大阪市淀川区西中島3-14-20

06-6302-8194