枝豆を使ったスイーツ 宮城県 菓匠三全の「ずんだ餅」
仙台のお菓子屋さん菓匠三全さんのずんだ餅です。ずんだ餅とは、枝豆で作ったおはぎのようなもの。ちなみに枝豆をすりつぶした状態のことを「ずんだ」と呼ぶのだそうです。九州に住んでいると、枝豆といえばビールのお供でどちらかといえばしょっぱくしていただくイメージ。甘いお菓子になるっていうのはとても新鮮な驚きですが、東北地方では、お盆の近くになると茹でた枝豆をすりつぶし、お餅にまぶして食べる風習があるそうで、昔から夏のおやつとして親しまれてきました。三全さんのHPにある「だだちゃ豆物語〜ずんだの故郷〜」という動画(ただ枝豆が風にそよぐだけ)を見ると枝豆がいとおしくなるのは不思議なものです。
蓋を開けると、あざやかなグリーンが目に飛び込んできます。それをヘラみたいなもので、みんなで取り分けて食べるひとときの楽しさよ!プーンと枝豆のよい香り。風味の良い枝豆と宮城県産米みやこがねを使ったずんだ餅は、やわらかく甘さも控えめで誰にでも愛されるおいしさですね。
菓匠三全さんは、仙台みやげで有名な「萩の月」を出していらっしゃるお店です。カスタードクリームがたっぷり入った萩の月は、どちらかといえば洋菓子ですが、菓匠三全さんでは和洋を問わず160種類のお菓子を取り扱っていらっしゃるらしく、その種類の多さにびっくりします。ずんだのシリーズは、「ずんだ生クリーム大福」「ずんだロールケーキ」「ずんだ白雪チーズケーキ」などもあり。オンラインショップでも買えます。
菓匠三全
〒989-1293 宮城県柴田郡大河原町大谷字保料前18
0120-46-3000