秋の山里の味 矢部高校 ゆずマーマレード

 

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 農業王国熊本・・・。お野菜や果物など熊本の大自然にはぐくまれた産物を使って、授業の一環でさまざまな食品を作っていらっしゃる高校は多いものです。熊本では、鹿本農業高校の「高校生のコメロンパン」などが有名。「どうしてメロンパンにはメロンが入ってないの?」という高校生の素朴な疑問から生まれたんだとか。日テレでやっていた高校生レストランにしてもそうですが、高校生の熱い魂がこもったストレートさが、人気が出る秘訣なのかなと思います。

そんな高校生モノではずせないのが矢部高校のゆずマーマレードです。秋になるとゆずがたわわに実る山里、熊本県矢部町。石橋や滝などが有名な町ですが、「なんでも鑑定団に出た高校」といえば、熊本県では有名。この“どストレート”なパッケージも高校生って感じで好感度アップ!

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 矢部高校が毎年作っているのがこのゆずマーマレードです。甘さ控えめなのですが、こんな風に果肉の形がはっきり残っているのが特徴。あっさり目なので、ヨーグルトにしたり、これからの季節は風邪ひきそうなときやのどが痛い時などに、お湯で溶いて飲むとおいしい。なんだか韓国旅行の時に明洞の漢方薬屋さんで飲むようなユジャチャっぽい味なんです。甘いジャムはちょっと苦手という男性でも、おいしくいただけます。数量があんまり多くできないため、いろんなお店で購入できないのも高校生プロダクトならではなのですが、道の駅通潤橋で毎年販売されるようです。販売は、例年からするとおそらく11月くらいかなと思います。<YA>