カフェ・ド・パレ 東京港区白金台でエスプリな気分
東京都港区白金台。シロガネーゼと呼ばれるマダム生息地の場所。そこにある東京都庭園美術館の新館にあるカフェ。都会の喧騒を離れ、パリの森の中にいるかのようなエスプリな気分な紀文を味わえるカフェ
ここは本館と新館のシークエンスが素晴らしい。本館は 1933年(昭和8年) 竣工の旧朝香宮邸であり、昭和初期の雰囲気を伝える。朝香宮は当時フランスで流行していたアールデコ様式 (アールヌーボー様式とアールデコ様式の違いはここをお願いします) を建築に取り入れてある。見学ももちろんできます。
CAFE DU PALAIS
一杯のコーヒーでエスプリな気分になれるが、美術館カフェのよいとこ。全面ガラス張りで天井も高く解放感が高いカフェ。
2015年に国の重要文化財に指定された、旧朝香宮邸。アールデコ様式の直線を基調としたシンプルながら美しい建築物。
反対側になります。
正面玄関のガラスレリーフは有名。フランスのガラス工芸家 ルネ・ラリックの作品で翼を広げる女性像。このためだけに作成されたものであり、型押しガラスでこの大きさを考えればラリックの作品でも貴重な一品です。
美術館として使用されていますので、展示物がありそれを見ながら建築物も見るといった感じでしょうか。手入れもきちんとされている重要文化財です。TT