酒田ラーメン 照月 山形県

ラーメンの消費量日本一と言われる山形市。となれば山形県もラーメン県です。山形ラーメンも色々と種類がありますが、こちら酒田ラーメンは魚介系の出汁と豚骨や鶏ガラなどの動物系出汁を合わせた、バランスの取れたスープが特徴とのこと。それならば朝ラーしなくてはということでホテルの朝食はパスしてラーメン屋さんに。(朝ラーとは朝ラーメン)
酒田ラーメンは2023のご当地ラーメン総選挙で一位になっている実力派なんです。
ラーメン屋さんが朝7時からオープンしているのがすごいですよね。朝ラー文化があるんですね。そういえば酒田という町を知ったのは私が小学生のころ、昭和時代ですが酒田の大火がありました。当時すごい火事だと思いましたし、燃え広がり方もすごいと思っていました。1km四方が焼け1800棟も消失しするほどの大火でした。WIKIPEDIAはこちら

今回は酒田市の中心部にある照月さんに。隣に駐車場があるのでレンタカーを止めて。

私が入ってから続々とお客さんが

小ラーメンの細麺 680円に煮卵120円をセレクトし券売機で購入して着席します。ほんとうはワンタンメンが酒田ラーメンの王道のようですが、今日は朝ご飯なので小で。後で気が付きましたが小のワンタンもありました。

ベースのスープは同じで、イワシ煮干、トビウオ、カツオ、昆布、干椎茸、親鶏、モミジ、豚ガラ、豚肉からだしをとったスープ。

調味料はギャバンの胡椒のみ

自家製麺は熟成多加水の麺の手もみ。チャーシューはロース肉。朝から食べるラーメンとしてはこってりではないので、受け入れられると思います。

小にして良かった。これでも結構な量があります。

いやいやこのスープ、うまいですね。数多くの食材から出る素材の旨味を閉じ込めたスープ。優しくもあり奥深いスープですね。

麺はちゅるちゅる。てもみのちじれ麺です。細麺だから食べやすい。

チャーシューも脂身がないから食べやすい。他には海苔、メンマ、ネギというシンプルな構成がこのラーメンを引き立てます。朝ラーでも〆ラーでもいける酒田ラーメン。また機会があったら違う種類のも食べてみたいです。

ラーメンを食べたら少し時間をおいて美術館めぐり。本間美術館の庭園「鶴舞園(かくぶえん)」内にあり1813年に建築された本館と新館(1968年)があります。本館は清遠閣(せいえんかく)と称され、2階建ての銅板と瓦ぶきの建物です。藩政時代は庄内藩主や幕府要人を、明治以後は皇族や政府高官、文人墨客を接待する酒田の迎賓館の役割を果たし、1925年には昭和天皇のお宿にもなったとのこと。

私立美術館

趣があります。

庄内空港へ行く途中にある土門拳(どもんけん)写真美術館に行きました。昭和期に活躍した写真界の巨匠である土門拳さんが酒田市名誉市民第一号になった際、全作品をふるさと酒田市に寄贈したことを受け、日本で最初の写真専門美術館として1983年に開館したそう。
拳湖のそばにたつ建物はコンクリート建築で谷口吉生さんの設計。クールな建物であり芸術性も高い。有名なアーティストのオブジェもあります。

彫刻家イサム・ノグチ氏が中庭に彫刻とベンチ

通路もすばらしい。建築当時は手すりはなかったよう。

拳湖を望む

華道草月流三代目家元勅使河原宏氏が庭園とオブジェを
素晴らしい時間を過ごしました。