毎年母の日には花を贈るのですが、今年は急須を送りました。
そこから話が盛り上がって、焼物好きなのに母も私も行ったことがないということで
伊万里・有田・波佐見への旅、はじまりです。
伊万里に到着!
17世紀初頭から焼物が作られていましたが、1675年に鍋島藩の御用窯が有田から
伊万里市南部の大川内山(おおかわちやま)に移されたことをきっかけに栄えるようになりました。
この橋は、大川内山の入口にあります。
高さ約1mの色鍋島の壷です。
素敵なお出迎えですよねー。
石畳の坂道を登っていきます。
伊万里は、鍋島藩に献上するための格調高い作風が磨かれたエリアです。
その技術が外に漏れないように、廃藩置県まで関所が設けられていたそうです。
こじんまりしていて、ザ・焼物の里という感じでした。
次は、有田です。
泉山磁石場(いずみやま じせきば)
16世紀終わりの朝鮮出兵の際、佐賀藩主が朝鮮から連れ帰った陶工・李参平が発見した
日本初の磁器原料採掘場です。
ここを観光するか迷っていましたが、来てよかった!
写真では伝わりにくいですが、400年かけて山のほとんどを掘り尽くした姿は壮観です!
陶山神社といって、有田焼の祖・李参平を祀る有田の守護神です。
白磁製の大鳥居がかわいい♪
狛犬も陶製です!今右衛門作
有田の”三右衛門”は、有田焼の歴史を語る上で欠かせない3窯のことです。
「柿右衛門」は赤絵付けの技法を日本で初めて開発
「今右衛門」は途絶えた色鍋島を復活させた
「源右衛門」は有田焼をアクセサリーやインテリアとして発展させた
そうです。
燈篭ももちろん陶製。
神社の説明書きまで陶製ですよー。
有田ポーセリンパークの中にあるツヴィンガー宮殿です。
ウイーン万博で展示された182cmの大花瓶や江戸時代の古伊万里を見ることができました。
ほかにも、香蘭社、チャイナ・オン・ザ・パーク、波佐見、鹿島の肥前浜宿にも行ったのですが、
写真を撮り忘れていました・・・。
さて、今回のメインイベント「竹崎カニ」です!
家族全員、渡りカニが大好物♪
伊万里・有田・波佐見に行く旅人は、大抵嬉野温泉に泊まると思うのですが、
私たち家族は、全員一致で太良へGo!
あわび、お肉を追加するプランもありますが、
私たちは追加料金も厭わず、カニのボリュームアップを3人分お願いしました。
手前が、季節の小鉢2種
奥が、新鮮活魚のお造りです。
白石(しろいし)れんこん、ならぬ、白石たまねぎとベビーコーンの皮ごと蒸し焼き
これは宿からのサービスです♪
そしてー待ちに待った竹崎カニ!!!
大きい!!!
開けてみると、卵が入っていましたー♪
食べ応え満点で、ここまででお腹いっぱい!
同時に携帯の電源も切れてしまったので、
この後の、焼きカニ、カニ釜飯、デザートも写真でお伝えしたかったのですが
撮影できませんでした。
最近、携帯の調子が悪いです。買い替え時ですかね。
父は有田で焼き魚用のお皿を買い、母は伊万里で弟夫婦に焼酎グラスを買い、
私は波佐見で自分用の豆皿を買いました。
各自焼物を購入し、大きな竹崎カニも食べて大満足の家族旅行でした!<C.Y>