先日、祖母と妹と鹿児島市内へランチに行きました。
約1年会っていない妹と珍しく連絡を取っていたところ、
「おばあちゃんとランチに行く!」と言っていたので私も便乗させていただきました。笑
選ばれたお店は 鹿児島市下荒田の騎射場電停近くにあります『ル・ガヴローシュ』さん。
初めて名前を聞くお店ですが、シェフは京都の皇室御用達のフランス料理店で修業をされていたようです。
皇室の方々が食されたフレンチを一般庶民の私たちが食べられるとは、なんて贅沢!
メニューは3種類で同じコース、同じメインを選んでくださいと説明がありました。
この日のメインは魚料理が白カマス、肉料理が鴨肉、牛肉の赤ワイン煮込み、+600円で大隅牛でした。
「カマスはあまり好きじゃない」とか「最近テレビで大隅牛はいいお肉だと言ってたのを見た」
と言っている祖母のチョイスにより、メインは大隅牛に決定です。
「シェフからのプレゼントです!」と言われて最初に出てきたのは
カリフラワーのムースとコンソメのジュレ。カリカリのフランスパンとバターも一緒です。
こちらメニューに載っていなかったのですが、
カリフラワーのムースがまったりクリーミーですごくおいしい!
これから続く料理たちも期待大です♪♪
フランスパンは外はパリパリ、中はふわふわで、
茶色のつぶつぶが入っていたので全粒粉入りなのかなぁ?などと話していました。(あくまで予想)
この後もちろんパンのおかわりしました。笑
そしてこちらがオードブルです。
大皿にいろいろな料理がのっているのですが、これで1人前です!
メニューの説明をしていただいたのは、写真手前が豚肉のパテ、その上が鴨肉のロースト、
いちばん奥がホタテ・ピスタチオ・ヒラメのパイ包み焼きです。そしてレモンは鹿児島産です。
豚肉の旨みがぎゅっと詰まったパテやバターの味がしっかりするパイ包みもおいしかったのですが、
野菜にかかっているレモン風味のオリーブオイルが個人的ヒットでした。
黄緑色のスープは「碓井豆(うすいまめ)と春野菜のスープ」です。
うすい豆?平たい豆なのかな?と疑問に思っていたのですが、
調べたところグリーンピースの仲間だそうです。
春野菜の甘みを感じる濃厚なスープで、パンに付けて食べてもおいしかったです。
ついに来ました!念願の大隅牛です!!
付け合わせのお野菜は甘く煮たにんじん、輪切りにしたじゃがいもとトマトにパン粉を付けて焼いたもの、
春菊、芽キャベツです。春ですねー!
ずっとあたたかいまま食べられるようにお皿が温められているのも嬉しいポイントです。
人生初の大隅牛は脂身が少ないのであっさりしているけれどすごくやわらかくて、
今まで食べたお肉の中で1番おいしかったです。もっと食べていたい・・・と思わせてくれるお肉でした!
デザートはココナッツミルク入りのブラマンジェ、いちごのシャーベット、りんごのタルトです。
追加でコーヒーも注文しました。
いちごのシャーベットは、生のいちごをすりつぶしてシャーベットにしました!
と言わんばかりのフレッシュさ。いちご好きにはたまらない一品です♪
濃厚なブラマンジェとざくざく食感のりんごのタルトもコーヒーによく合う甘さで、
あっという間に食べ終わってしまいました。
3,000円超えのランチを食べることなんて滅多にありませんが、
何を食べてもおいしくて、さらにボリューム満点で大満足でした!!
祖母もすべてのメニューを完食していたのは少し驚きました(笑) 恐るべし80代の胃袋。
広い鹿児島には行ったことがない素敵なお店も、
食べたことがないものもたくさんあるんだなぁと感じました。
次がいつになるかはわかりませんが、また鹿児島のおいしいものを見つけにいきたいです。
(M.T.)