私が大人になってから食べられるようになった物の一つに、牡蠣があります。
小さい頃は牡蠣に出くわす機会が少なく、食べるとしたらカキフライだったのですが、
揚げ物大好き少女だった私がこれはどんな味だろう?とかぶりついたとき……
大人の味に衝撃を受け、そこから苦手になってしまいました…(笑)
大学生の頃初めて牡蠣小屋に連れてってもらい、恐る恐る牡蠣を食べたらまたもや衝撃が…。
“な、なんて美味しいんだ” とぱくぱく食べていました。そこから牡蠣が大好きに。
いつもは牡蠣小屋で牡蠣を堪能していたのですが、
今年は牡蠣料理にチャレンジしてみよう!と思い立ち、お持ち帰りしてみました。
重量は1.5kg(注:2人分です笑)。どどんとボウルいっぱいです。
まずは日本酒を入れて鍋で酒蒸しに…
5分くらい経つと、だんだんと貝が開いてきました。
あたるのが怖かったので10分加熱し、いざ実食。
まずは何もかけずそのままで。蒸し牡蠣ならではのふっくらとした食感が堪りません。
1年ぶりの牡蠣の美味しさに思わず、「おいしすぎるーーー」と口に出してしまいました(笑)
ぽん酢をかけるとさらに風味が良くなり、何個でもいけちゃいます。
全部酒蒸しでもいけてしまうくらい、私は蒸し牡蠣が大好きなのですが
せっかくなので簡単なアレンジを。
牡蠣をお皿に並べ、レンジでチン。
個数にもよりますが、だいたい3分程で貝が開いてくるのでそのままフライパンへ。
たっぷりバター×醤油×レモン果汁でさっと炒めたら、牡蠣のバター醤油炒めの完成です。
惜しみなくバターを入れたので、いい香りが漂いました。
そしてこってりバターの味わいとさっぱりレモン果汁が相性抜群。
酒蒸しで牡蠣を食べすぎてしまったので、バター醬油炒めにする牡蠣が少なくなってしまい、
もっと残しておけばよかった…と思うくらい美味しかったです。
次にスンドゥブ作り。
市販の牡蠣スンドゥブの素を使い、きのこ、豆腐、牡蠣を入れてお鍋でぐつぐつ。
お皿に盛って卵を割り、ねぎを散らしたら簡単スンドゥブスープの完成です。
まずはスープを一口。お口の中で牡蠣ときのこの旨味がふわっと広がります。
少し煮込んだだけでこんなに旨味が出て美味しいなんて…。
この日はとても寒かったのですが、ピリ辛なのもあって身体もすっかりあたたまりました。
牡蠣を自分で調理するのは難しいと勝手に思っていましたが、
意外と簡単だったので今度は炊き込みご飯、アヒージョ、グラタンなどもっと難易度を上げて
おうちで牡蠣パーティーを開きたいと思います★
(E.A.)