今年は、栗が不作だと新聞で読みましたが、こちらの栗は健在のよう。9月から11月まで東京駅と羽田空港で発売されている千疋屋さんの濃厚マロンプリンです。千疋屋さんには、普通のマロンプリンもあるのですが、濃厚!っていわれると、期待が高まるというもの。他にも9月から「モンブラン」「渋皮マロンロール」と秋限定のデザートがぞくぞく登場してるんだそうです。
千疋屋さんのフルーツ杏仁と同じく、2層構造。食べる直前に、上のソースをひっくり返します。上段のものは、さらりとしたソース状のものが多いのですが、この濃厚マロンプリンは、ちょっと固めの生クリームにつぶつぶの栗が入ってます。それを、マロン風味たっぷりのプリンにかけて食べます。
濃厚なのに、甘すぎず上品なのは、さすが千疋屋さんって感じです。栗の風味がとてもまろやかで、モンブラン好きの人にはたまらないおいしさ。秋を大満喫するスイーツですね。
ちなみにこちらは、千疋屋さんのマロンプリンです。栗の渋皮煮がコロンと一個入った贅沢なプリンです。
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皆さん、中秋の名月も過ぎた今日この頃。夏に残ったおそうめんの残りはどうしていますか?熊本山内醤油のおいしいめんつゆを発見しました。その名も「つゆ名人」です。なんだか、とても高級感あふれるルックスです。阿蘇伏流水仕込みであり、「現代の名工」永田富浩がつくったと書いてあります。
『現代の名工』永田富浩さんとは、味噌づくり50年以上のベテラン。平成7年に厚生労働大臣より「現代の名工」として表彰、平成8年には農林水産大臣より「フードマイスター」としての表彰を受けた方だそうです。
つゆは、甘めですが、キリッとしたからさも持ち合わせています。鹿児島県枕崎産の本鰹荒削り節と脂分の少ないいりこを使用しているのだそうです。醤油の色は薄めで、私はそうめんつゆとしてよりも、天つゆや親子丼などに使うと向いているような気がします。もちろん普通に、冷や奴に、かけ醤油として使ってもおいしいです。
こちらのページにおいしそうなレシピがたくさん載っています。つゆ名人を使って「鮭ときのこのゆずこしょう炒め」を作りましたが、まさに旬の味って感じでとても美味でした!
私は高速のサービスエリアで購入しましたが、コチラで買えます!<YA>
宮崎に行ってきました。熊本から高速で2時間半強。鹿児島は近くなりましたが、宮崎はまだまだ遠いです。今回宮崎の友人がおいしいと評判のビストロに連れて行ってくれました。名前は「Forget me not」。日本語で言えばわすれな草。すてきな名前。
こじんまりとしていますが、とても人気のお店のようで、お客様でいっぱい!お店の中もおいしい香りであふれています。宮崎といえばチキン南蛮ですよね。チキン南蛮大好きなのですが、我が家でこしらえたこともないですし、ほっともっとさんのものしか食べたことがありません。で、お店の方によると、こちらのチキン南蛮は、特製のデミグラスソースとタルタルソースがコラボしたオリジナルのようです。せっかく宮崎まできたのでチキン南蛮をオーダーしました。最初に出てきたサラダもマヨネーズベースのドレッシングが美味でした。
でてきたチキン南蛮がこれです。今まで見てきたチキン南蛮とは別物のよう・・。ダイナミックなルックスですね。ゆで卵が入った濃厚タルタルソースとデミグラスソースが溶け合い、チキンの上にかかってます。というか、チキンが泳いでいます笑。チキン自体にも、甘酸っぱい味がしっかりついていて、外はかりっと、中はじゅわっとの鉄則もクリア。見た目では味が濃いのかなと思いましたが、想像以上に上品な味で、チキン南蛮の基本はしっかりと守った創作料理です。熊本にお店があればいいのにな。
デザートまでしっかりかわいくおいしい。久しぶりに会った友人との会話がはずんだランチタイムでした。<YA>
ビストロ フォーゲットミーノット
宮崎市江平西2-1-11 ウィング鶴岡 1F
0985-23-7656
ケーキで有名なトップスのレアチーズヨーグルトをコンビにで発見!衝動買いしてしまいました。トップスのチョコレートケーキは地元の百貨店でよく購入していましたが、最近見ないですね。なくなっちゃったんでしょうか?こちらのレアチーズヨーグルトは9月14日に出たばかり。北海道産のクリームチーズを100パーセント使用しています。
レアチーズヨーグルトなので、すっぱめなのかなと思いましたが、思ったよりマイルド。普通のヨーグルトをちょっと濃厚にしてなめらかーにしたようなテイストは、高級感がありますね。最近は、高生存ビフィズス菌BE80のダノンビオに心を奪われていたため、それを基準にいいますと、ダノンビオよりも粘度が低く、レアチーズ感は強いですね。クラッカーとかに塗って食べてもおいしそう。
もともとトップスのチーズケーキを食べたことがないので、その辺の比較はできませんが、これを食べる限りではチーズケーキもかなりおいしいんじゃないでしょうか・・・と想像。朝食の後食べるヨーグルトというよりも、お昼のおやつにスイーツとして食べたい感じのプチ贅沢なヨーグルトでした。<YA>
羊羹のとらやさん。いわずと知れた羊羹の老舗ではありますが、こんな素敵な羊羹があるとは、初めて知りました。名づけて「空の旅」。15代当主が飛行機の窓から見える夕焼け空の美しさに感銘を受け、考案した羊羹なのだそう。紅色の煉羊羹に白小豆を散らし、夕焼け空に浮かぶ雲を表しています。2011年4月1日、空港限定(羽田空港・成田空港)商品です。
封を開けた瞬間「わー!きれい!」と心が躍るような上品な夕焼け色です。夕焼け空に感銘を受けた気持ちが伝わってきます。おめでたい席にもぴったりじゃないですか!それにしても夕焼けを見ただけで、これを自社の商品にしよう!という発想は見事というしかありません。羊羹といえば、勝手にブラックだと思い込んでいる人がほとんどでしょうから、そう考えると、15代目の方は、柔軟な発想をなさる方だったのでしょうね。右下にほんのり白いのが、「雲=白小豆」です。そこにほんのり白が一点あるだけで、赤だけよりも夕焼けとしてのイメージが沸くのは不思議なものです。
三谷幸喜さんの映画に、「マジックアワー」というものがありました。太陽の日が落ちる前の、ほんの一瞬の一番美しい夕焼けを放つ時間を「マジックアワー」というとそのとき初めて知りました。まさにマジックアワーの空を羊羹に閉じ込めた空の旅。人生の最終章もこのように輝きたいな。そんなことを考えさせてくれる哲学的な羊羹なのでもあります。<YA>
ずいぶん具だくさんなゼリーだなーと思い、羽田空港でじっと凝視してしまったコレ。よく見ると実は・・・
おでんでしたー。名づけて夏おでん。おでんのゼリー寄せです。具材は、えび団子、いわし団子、焼竹輪、東京揚げ、海老、結び昆布、きぬさや、こんにゃく、グリーンピースなど。種類も彩旬、涼旬、うなぎ、海鮮、会席とあり、それぞれ具の構成が違います。佃權さんは、江戸時代に創業したかまぼこ、はんぺんの老舗だそうです。築地にお店があるようで、はんぺんが大迫力。スーパーでは見たことないでっかいサイズのはんぺんです。
夏おでんに話をもどすと、最近のジュレブームもあり、このゼリーの食感にはまったく抵抗ありません。抵抗どころかつるっと冷たい食欲は、食欲がないときなどにとてもよい。離乳食や高齢者の食事として、もっと市場が広がりそうな予感すらします。何よりも、懐石料理の前菜のような上品さが、「庶民のソウルフード★おでん」という常識をくつがえしますね。いろんな具材が型崩れしながらどんどん煮詰まっていく、そんなおでんもいいけれど、こちらは別物って感じです。しばらく室温にしておくとゼリー状ではなくなり、そのままお鍋でぐつぐつ煮ると、普通におでんとしておいしくいただけます。ネットで買えますよ!<YA>
佃權
東京都中央区築地5の2の1
夏の間何度となくお世話になりました創業330余年の清川屋さんの特選だだちゃ豆。普通の枝豆との違いは歴然で、甘み・旨み・コク、三拍子揃った枝豆の王様です。メディアでもたびたび紹介されており、料理評論家の岸朝子さんのお取り寄せ品として紹介された山形庄内平野が生む香り高きだだちゃ豆です。見た目は、ちょっと小ぶり。しかし、茶色の産毛に包まれたその味の濃さは、普通の枝豆とは段違い。さっとゆでるだけで、部屋に枝豆の強い香りが充満することからも、その底力を感じていただけると思います。塩をぱらぱらと降りかけてビールのお供にいただくと、枝豆の風味と香りがたまらずとまらなくなります。鮮度保持袋に入っており、一個一個ハサミで枝から取る手間もないため、新鮮&お手軽なのもうれしいんです。
信頼の契約農家さんがつくるだだちゃ豆は、手間のかかる難しい品種のため、山形県鶴岡市でしか収穫されないのだそうです。朝採りした豆を、その日のうちに発送するのも新鮮でおいしいヒケツ!清川屋さんはだだちゃ豆だけではなく、いろんなフルーツも取り扱っていらっしゃるみたい。ラフランスとかおいしそう!
8月になると当然ながら出荷は終わりに近づくのですが、実は、今からの1ヶ月間に出荷される晩生豆という最後の枝豆は、ひときわ甘みが強く人気が高いんだとか!ちょっとずつ朝晩が涼しくなる今の季節。少し成長の速度もゆっくりとなり、その分味も力も蓄えるのでしょうか。暑かった今年の夏ももうすぐ終わりです。最後のだだちゃ豆を堪能して、夏を締めくくろうと思います。<YA>
こちらでお取り寄せできます!