羽田空港の試食でおいしかったので、おみやげに買ったつきじちとせさんが出している「東京ミルクチーズ工場」のクッキー。ソルト&カマンベール味のクッキーなんて珍しい組み合わせです。ちなみに、オープンしたばかりの有楽町ルミネに出店されています。築地ちとせが誕生した大正時代の雰囲気の店舗なんだそうです。築地ちとせさんって新しいお店だと思っていたら、歴史のあるお店だったのですね。
ブルーの牛のロゴが、なんだかレトロっぽくてつぶらな牛の瞳と目が合いますな。牛の下には「YOUR CHEEK MIGHT DROP」と書いてあり、直訳すると、「ほっぺた落ちるカモネ」です。
ミルクを生地に煉り込んだラングドシャで、チーズ風味のホワイトチョコレートをサンド。ほんのり塩気のあるザクっとした生地には、フランス・ゲランド地方の手摘み塩を使用。おやつだけでなく、朝食やワインのおつまみなど、幅広く楽しめるお菓子です。甘いだけのクッキーじゃなく、ちょっとしょっぱいのが飽きがこなくてよいです。東京ミルクチーズ工場のラインには、ミニケーキやマドレーヌなどもあります。またクッキーにも「ハニー&ゴルゴンゾーラ」というクッキーもアリ。あくまでもこだわりのチーズを使ってあるようで、チーズ大好きなわたしとしてはいろいろ食べてみたいです。<YA>
種子島でふらりと入った食堂。「ここはちゃんぽんがうまいのよ」との相席になったおじさんのサジェスチョンを受け、ちゃんぽんを頼みました。おじさんは、すでにチャンポンを黙々と食べていました。常連さんかと思いきや、自分が旅人であることや、釣りにやってきたことなど、よもやま話を話してくれました。そうしてるうちにお店の人が、ビアグラスのようなでっかいグラスになみなみと入ったお水がでてきました。なんでビアグラス・・・と、がぶがぶと水を飲んでいても、おじさんの話は続きます。アメリカやヨーロッパにも行ったんだ。でっかい大陸は車で渡るんだ。車は着いてから現地で買うのよ。行きたい場所をぐるりと回ったら、最終地で乗り捨てるの。などと、話はどんどんでかくなってきた。「お金持ちなんですね」とかえすと、「こんな年になって、金持ってないなんて悲劇じゃない」という。
話の途中で、出てきたたyんぽん。上にトッピングされている豚バラが、わざわざちょっと濃い味に仕上げてあって美味。スープは上品でしたがアクセントとなって生きています。定番のピンクかまぼこも華やかに乗っていて、なかなかおいしいちゃんぽんでした。
食べるのに夢中になっていると、おじさんは「じゃ、そのうち熊本にも行くわ」と帰って行きました。でっかいビアグラスといい、旅のおじさんといい、なんだか狐につままれたような不思議食堂で、旅の醍醐味十分でした。きっと一生忘れることのない食堂です。<YA>
明月食堂
西之表市西町37
0997 22ー0458
1889年にパリで創業したパン屋さんPAUL.。新宿駅で見つけました。九州では博多の三越さんに店舗があります。本場フランスのレシピをそのままに作ってらっしゃるそうで、パンの種類の多さと、あまりにもおいしそう!で目移りします。
そんな人のためにオススメなのが、このギフトボックス1150円。選りすぐりのパンが6個入っています。
箱を開けたらこんな風。一つ一つ個包装してあります。
内訳は
フランス産発酵バター使用のクロワッサン、
ビターなチョコが心地よいパン・ショコラ、
小さなフランスパンともいうべきプチ・パン・アンシェン・ポール、
カスタードとラムとレーズンのハーモニーが美しいエスカルゴ・レザン、
ほんのり甘い生地にグラニュー糖をトッピングしたタルト・シュクレ。
そして、 アンシェン・ポール・4レザン(1/2)。
ハード系のパンはフランスから、契約栽培農家に作らせている専用の小麦粉を取り寄せ、現地と同じ設備で製造しています。デニッシュペストリーは冷凍空輸して日本で焼成しているそうです。フランス本場のパンに限りなく近いパンってことです。
それにしても、なんというおいしさなんでしょう。特にシンプルなレーズン入りのアンシェンボール(透明ビニールに入っているもの)は、シンプルなだけにおいしさが際立ちます。一番人気のクロワッサンも、外側はさくっとしてほんのり甘く朝から幸せ気分。近所にあったら毎日通いたくなるようなお店です。<YA>
名古屋名物のみそ煮込みたまご。「みそ煮込みうどん」は、評価が分かれるものの、この「みそ煮込みタマゴ」は、皆さん口をそろえて「美味!」との評判なので、買ってみました。
名古屋の味噌煮込みおでんに入っているたまごってきっとこんな感じなのでしょう。八丁味噌の色が中までじっくり染みこんでいて、燻製たまごのような見た目。タマゴが想像以上にこぶり。スーパーでもこんな小さなタマゴ見たことありません。味は、見た目のインパクトよりも食べやすい感じ。味噌とタマゴの組み合わせって、あまり馴染みがないですけれども、少々甘めの味付けが食欲をそそります。お弁当に入れましたが、お酒のあてにもよさそう。ラーメンなどのトッピングでいただくと、さらにオツだったかなという気がします。名古屋の味噌文化特有の「甘めの味噌」が、タマゴとならばしっくりきます。<YA>
天草の龍ヶ岳町に行きました。そこで地元の方に連れて行っていただいたのが、大道港にある「よろずや」さんというお寿司屋さんです。県内外からお寿司を食べに来る方が途切れない名店で、この日も予約が取れたのが、なんと2時近く。それでも外でしばらく待ちました。それだけ待ってでも食べたくなる大繁盛のお寿司なのです。
大道港にある建物の一角にありますが、ここにお寿司屋さんがあるとわかる人は、まずいないでしょう。看板はコレ笑。これを頼りに平屋の建物の中に入ると、お寿司屋さんののれん(写真上)が見えます。ほかにも美容院などが入った建物です。お店の前情報として、頑固な親父さんと優しい女将さん。ネタは新鮮特大で10冠1300円(タイの絶品!みそ汁付き)です。頑固そうな大将が握って下さいましたが、ほほ笑むとチャーミング!おしゃべりしたらとても優しい方でした。カウンターに座り、目の前で一個ずつ握って下さるのですが、たまたまわたしの目の前に間違えたネタが来てしまい、「これさっき食べました」と正直に申告したら、「せっかくにぎったから食べなさい」と言っていただき、ラッキー!わたしの連れの人たちにも同じネタをサービスして下さいました。今回は写真はナシ。相当心臓強く写真を撮る方なんですが、今回ばかりは緊張していたため、撮ることができませんでした。(写真を撮ってらっしゃる方もいらっしゃいますので、こちらをご覧下さい。)とにかく新鮮でネタが大きい。この価格でこんなおいしいにぎり寿司を握って下さるお店があるんですね。わたしが外で待っている時におしゃべりした方は、月に一度は必ず来るという地元の方でした。
こちらは、近くのミューイ天文台からの絶景。美しい海は、おいしい魚とあったかい人柄をはぐくみます。<YA>
よろずや(予約してからがオススメ!)
上天草市龍ヶ岳町大道3903-5
0969 63 0151
10月29日、午後1時キックオフ。ヤマザキナビスコカップの決勝戦を観に行きました。サッカーには詳しくないのですが、国立競技場の興奮を体感するチャンス!混雑するといけないので、ちょっと早めに・・という思いで、12時過ぎには到着するように行ったのですが、地下鉄はスカスカ。サポーターたちは早々にスタンバッテていて、12時ころにはすでに地下鉄も余裕で座れます。サポーターの皆様の熱気と期待が伝わってきますね。4万6000人ほどの観客が入っていたようです。
対戦は、鹿島アントラーズVS浦和レッズ。「鹿島アントラーズといえば、アルシンドだよね!」といっても中学生の息子は「は?」。サッカーファンの息子の付き添いとはいえ、時代錯誤はなはだしい感じで観戦するのもいかがなものかとも思うのですが。とにかく地鳴りのような応援が聞こえてくると、よくわからない私でも盛り上がってきて、手拍子などを合わせてみる。サポーターたちはどちらも赤一色。わたしのシートはどちらかといえば、レッズファンが多そう。スタジアム後方にあるモニターでも、今までの対戦成績や選手一人一人のビデオなどをかっこよく編集したものが流れていて、「互角の戦い!」感をアピールしていて、気分も盛り上がろうというもの。ちょっと肌寒かったにもかかわらず、ビールの売り子さんたちも大忙しです。途中、斜め後方のVIP席にザッケローニ監督がやってくると、おおおおっとさらに地鳴りのような声が上がります。この歓声と盛り上がりを空から宇宙人が見ていたらなんと思うだろう。と考えながら、観客全員に配られたオレオをかじる。オレオは苦みばしったクッキの王様です。
ちなみに現在のアルシンド。うむむ。同年代のはずなのに。
結果は、鹿島が勝ちました。大会史上初の4度目の優勝だそうです。わたしのシートの周りはちょっと落胆ムードですが、それでも精一杯の拍手を送るところがスポーツのよさ。優勝賞金って、1億円なんですね。この不景気に、元気が出ます。ナビスコさんから招待客用にクッキーの詰め合わせが贈られました。やっぱりナビスコなだけあって、おいしい。それにしてもサッカー観戦のライブ感にはまりそう。!地元ロアッソの試合に足しげく通っている友人たちの気持ちがよくわかりました。<YA>
浅草。浅草寺を中心に、西暦628年に歴史が始まったといわれる古い町。仲見世をぶらぶらと歩くだけで楽しくなります。籠引きのお兄さんたちもいますが、アサヒビールの炎のオブジェや東京スカイツリーなど、現代的な建物も見えるのもなんだかミスマッチで楽しい。
まずは、雷門をくぐり、頭にも体にもお顔の気になるところにも常香炉の煙を浴びせかけて。ちなみに雷門は、松下幸之助が寄進したのだそうです。お参りをして、おみくじを引きました。連れのおみくじが「凶」でした!縁起が悪いからもう一枚ひくと、さらに「凶」!これは、すごいことなんじゃない?といいながら、その足で近所の宝くじ売り場へと走りました。(笑)
その後、手ぬぐいのふじやさんに伺う途中で、伝法院通りのはずれで見つけたのが手作り甘納豆のお店、大沢屋さんです。試食がたくさんあるので、ついつい誘われてのぞいてみると、座ってソフトクリームなどを食べている人多数。そこの試食に、ソラマメのきなこあえがありました。原材料はソラマメとグラニュー糖ときなこと重曹のみ。「できたてですよ!」の言葉どおり、少々あったかいソラマメを口に運ぶと、大人買いしたくなるほどのおいしさ。上品な甘さでやわらかく煮てあり、アンコ?のようなおいしさでした。この味は、よそでは食べたことがありませんね。日持ちがしないので、1パックしか買わなかったのですが、好評につき、その後お取り寄せしました。
で、定石のやげん堀へ。創業は、1625年。現在は10代目だそうです。デパートの催事でしか購入したことないので、浅草の店舗に行くのは初めて。こじんまりとしたお店ですが、奥に行くと、唐辛子、けしのみ、山椒、麻の実、チンピなど七味唐辛子の原料がサーティーワンアイスクリームみたいに並べておいてあります。お好みの辛さを聞いてから、その場で調合してくださいました。わたしがお願いしたのは中辛。うどんやおなべなど何でも合いますし、調合していただいたばかりなので、香りも立ちます。通の方は、「山椒をキかせて」とか「麻の実控えめに」とかいうんだとか。わたしのような不慣れな人は、オーソドックスな中辛からはじめてみるのがオススメ。ちなみに薬研(やげん)とは、薬をすりつぶす道具のこと。熊本大学の薬学部に保存してあったのを見たことがあります。インターネットで33000円で発見↓!
下はケヤキ容器入りのやげん堀七味唐辛子。どこでも持ち歩けます!
やげん堀 メトロ通り店
〒111-0032
東京都台東区浅草1?32?13
03-5806-7716
営業時間:10:00から18:00