ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏(くようあん)さん。元祖オープンカフェのような雰囲気が好きで、道を歩く人たちを眺めながらゆっくりコーヒーがいただける大好きな場所です。今回はランチ。1800円の九曜杏ランチ(ひとくちオードブル、本日のスープ ・海老のスパイス焼き・帆立のパンチェッタ巻きポワレ・スモークチキン デミソース・カキフライ タルタル添え サラダ 、パン又はライス、デザート、コーヒー)はかなりおいしいのですが、今回はさらにリーズナブルな価格のパスタランチ(1050円)をご紹介します。こちらはパンチェッタ入りのパスタです。具沢山でボリューム満点。細めの麺がとてもよく合っています。
スープとサラダ。寒い季節はクリームスープ系がおいしい。
パンがおいしいのも魅力。特にこの左のパンが香りがよくて好き。お皿は画像が切れていますが、イチョウの絵などがあしらわれており、熊本が生んだ美人画家鶴田一郎さんのデザイン。ちなみに、エントランスにある「九曜杏(くようあん)」という文字は、武田双雲さんの手なるもの。
今回、たまたまテーブル席がいっぱいだったので、カウンター席に座りました。中で働いていらっしゃるシェフの方々の仕事をじっと見たのは初めて。(迷惑?)黙々と料理を作り続ける皆さんの様子を見ていると、この中は真剣そのものの世界なんだなと改めて実感。豪快なフランベに「おおおおっ!」といいながらシェフの手さばきを凝視。「シェフのだんなさんを持つと、おいしい料理が食べられて幸せねー」と友人と話しながら、ランチタイムを楽しみました。<YA>
寒い季節になると、無性に食べたくなるものに、カレーうどんがあります。カレーうどんといえば思い出すのは、数年前のランチタイムに遭遇した、とある昭和の香りがする食堂街での出来事。その食堂街には、とんかつやさんや中華料理屋さん居酒屋さんなど、いろんなお店が軒を連ねていたのですが、夜がメインなのでしょう、お昼は少々気合が抜けた感じ。「カレーうどん」の看板を掲げている居酒屋さんがあったので、寒かったので入ってみました。
言葉が片言の外国人の店員さんから、最初に食券を購入。カレーうどんの単品はなかったのでしょう。コロッケとご飯、お漬物つきのセットメニューが運ばれてきました。量が多すぎるので、ご飯はそのままお返しし、熱々サクサクのコロッケを一口いただく。おいしい。そして、そのあとカレーうどんを一口食べて驚愕してしまった。冷たい!細かく言うと、ルーは常温、うどんは冷水でシメたような冷たさだ。これは、冷製カレーうどんなのか。いや、あつあつのカレーうどんが少々ぬるめで運ばれてきたのか?いや違う。このキンキンの冷たさは、明らかに「冷製」ではないか。そもそも冷たいカレーうどんって存在するのか・・・など、いろんなことが頭を交錯し、連れがはふはふ言いながら食べている熱々の「カツとじ丼」に目も心も奪われる私。心も体も寒い・・・こんなことなら熱々の白ご飯を残しとけばよかった。ルーだけでもこちらにかけて食べたら、こんなにも寒くなかったのではないだろうかなどと貧乏くさく考える。いまだに謎のカレーうどん。次回は、夏に行こうと心に誓った出来事でした。<YA>
マルハニチロのタイカレーが、いなばのタイカレーを追随している昨今。一度食べ比べをしたいと思っていました。
いなば(左)とマルハ(右)。今回は、グリーンカレーのみを比較してみます。カンカンの本場感は、マルハの方が軍配。インドの言語のようなものもあしらわれていますし、Thai Greentunacurryの文字は金色で書かれています。カンカンに描かれた写真を見る限り、具材の多さは、いなばの方があるような印象。
カロリーと原材料を検証。
マルハは、125グラムで169キロカロリー
いなばは、125グラムで147キロカロリー
でいなばがちょっとカロリー低め。
次は原材料。
マルハ
唐辛子ピューレ、かつお、ココナッツミルク、大豆油、砂糖、唐辛子、グリーンカレーペースト(唐辛子・レモングラス、食塩、にんにく、シャロット、ガランガル、こぶみかんの皮、コリアンダー、クミン、ターメリック)、食塩、バジル、こぶみかんの葉、増年材、酸味料
いなば
かつお、ココナッツミルク、グリーンカレーペースト(唐辛子、にんにく、レモングラス、ガランガル、食塩、シャロット、クミン、こぶみかんの皮)、大豆油、砂糖、唐辛子、バジル、食塩、こぶみかんの葉、増年多糖類、クエン酸
唐辛子ピューレくらいしか差がないです。
中身検証。いなば(左)とマルハ(右)。いなばのツナが小さいのに対し、マルハのツナは、大ぶり。いなばの具材が特別多いというわけではありません。ただ、見た感じの印象として、いなばがさらさらで、マルハがとろっとしています。
実食比較。好みもあるでしょうが、二つ並べて食べると、歴然と味が違います。辛さとかは、ほとんど変わらないですし、それぞれおいしいのですが、マルハはとろみがあるのですが、味はあっさりとしていて食べやすいの対し、いなばのほうが粘度は低いのですが味にコクがあって通好みという感じでしょうか。こちらは、いなば画像。
さて、皆さんはどちらがお好みでしょうか?<ya>
六本木ヒルズの南翔饅頭店に行きました。南翔饅頭店とは、100年以上続く上海にある老舗の小龍包のお店。海外店第一号としてできたのが、この六本木ヒルズのお店です。廊下に面んした作業場では、点心師の方が、黙々と点心づくりに励んでいらっしゃいます。すごい早業。こういうのを今の若者たちは神!というんでしょう。お店もお客様と店員でごった返していて、さっきまで入れたのに、10分くらいでたちまち店頭に行列ができました。
小龍包がやってくる前に、上海風焼きそばが来ました。こんな大きいきくらげはじめてみました。パンチの効いた空腹に染みる味。小龍包が待ち遠しい。
針しょうがとジャスミンティーは、定番。デンタイフォンも同じスタイル。
1930年代に新幹線「つばめ」にちなんでつけられたというつばめグリルに行ってきました。場所はタカシマヤタイムズスクエアの13階。お昼の時間を少しはずして行ったにもかかわらず、行列に並んで待つこと30分弱。お天気がよかったので、テラス席に案内されました。
つばめグリルの売りは、なんといってもこのアルミホイルに包まれた「つばめ風ハンブルグステーキ」(1260円)。30数年前からの人気メニューでアルミホイルに包まれて出てくるステーキは、当時衝撃だったのだとか。なんだかワクワクしますね。
アルミホイルを開くと・・・ほわわーーんといいう湯気とともに現れる「つばめ風ハンブルグステーキ」。ステーキといっても、牛7、豚3の合いびき肉のハンバーグに、とろりとビーフシチューがかかったものです。ジューシーでふわふわのハンバーグに、時間をかけて煮込んだビーフシチューがとても合います。二つのメニューをいただいたというお得感も魅力。お隣にはふかしたじゃがいもとクレソン。ボリューム満点ですね。パンかご飯か選べましたが、パンにするとかなり大きなフランスパンがついてきて、おなかいっぱいになります。
ほかにも、創業以来人気のジャーマンハンブルグステーキ(1155円)や、和風ハンブルグステーキ(1208円)、自家製ベーコンで巻いたハンブルグステーキ(1239円)など、目移りしそうなメニューばかり。ロールキャベツやブイヤベースのおじや、帆立貝のクリームコロッケなど、ひきにく系じゃないメニューも手作りで充実しています。
シメのコーヒー。かわいいシュガーに注目!東京にはたくさん店舗があるようです。九州にもできないかな。<YA>
つばめグリル タカシマヤタイムズスクエア店
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア13F
「カステラ」とかけて、「もみじ饅頭」と解く。その心は、“どちらも生が新しい!”となぞ賭けもほどほどに、今回はにしき堂さんの「生もみじ」をご紹介します。広島新銘菓「生もみじ」は、生菓子として作られた“もみじ”です。新鮮なお餅と、美味しい地下水と、北海道十勝の厳選された小豆で作られています。種類は、抹茶、こし餡、粒餡の3種類。こちらは粒餡です。
見てください愛らしい鹿の絵。見た感じは普通のもみじ饅頭の色を少し薄くした感じですが、食感がまるで違います。お饅頭のふわふわ感というよりも、やわらかいお餅のようなしっとりモチモチっとした食感がとてもいいです。進化したもみじ饅頭って感じで、元祖もみじ饅頭の売上を抜いているというのもうなづけます。生菓子の風情はありますが、賞味期限は常温で14日と長いところも魅力で、おみやげにもぴったりです。<YA>
株式会社にしき堂
広島市東区光町1丁目13番23号
フリーダイヤル
TEL(0120)979-161
FAX(0120)963-161
何の気なしに買ったのに、とまらなくなった人が続出している香ばしローストカシュー。ごたぶんにもれず私も何の前情報もなく購入したのですが、食べ始めたら、とまらないー。ネットで検索して初めて、人気の高い商品だと知りました。ちなみにわたしは紅白歌合戦のある「NHKホール」にて購入。以来熊本でも探しているところ。
見た目はこんな風に普通のカシューナッツなのですが、隠し味に醤油を使って仕上げてあります。香ばしさの中にもほんのりとした甘さと和のテイストを内包しています。「香ばし」の言葉どおり、サクッとした食感と、醤油風味が香ばしくたまりません。会社は福楽得さんという東京の会社です。メープルシロップくるみやほんのり生姜くるみなど、ナッツを使ったお菓子をたくさんだしてらっしゃいます。ちょっと砕いて、サラダのトッピングなどに使っていらっしゃる方も多いようです。食べ過ぎてお肌がぶつぶつになりませんように。自分の弱い心と戦いながら日々食べています。<YA>