今までにない本物感!という触れ込みの「永谷園の超ふりかけ」。それにしても「超ふりかけ」とは、かなり強気なネーミング。これをかけたご飯は、「超ごはん」であり、これをまぶしたおにぎりは、「超おにぎり」となる(かもしれない)。焼肉、焼き鮭、そしてめんたいこの三種類。スチームオーブンを使って調理されたふりかけは、100度以上の水蒸気でローストしてあるため、普通のオーブンで加熱するよりも酸化しにくく、素材の旨みが生まれるんだそうです。どれから試そうかと考えたとき、一番くせがなさそうな鮭からトライ。ふりかけなのに、あまりにも本物の焼肉っぽかったら、かえってつらそうですし。価格は218円とちょっと割高です。
こちらは、鮭。見た目はあまり鮭感はなく、普通のふりかけといった感じ。鮭や鮭皮を焼いたパウダーを使用し、焼鮭の本物感を再現しました。鮭皮って自分が食べるときには、なんとなく残してしまいますが、たしかに香ばしい風味にあふれた部位だといえますね。具には焼鮭風味フレーク、白ごま、海苔が入っています。味は、超っていうより、普通においしいです。ネーミングが強気なだけに、期待値が高いので、上げたハードルがおろせなくなってしまったって感じの味。
ところで、永谷園のサイトの「よくある質問」のコーナーをクリックすると
「商品を英語ではどう書けばいいですか?」というものが。
そんな質問がよくある質問に入っているとは、さすがに世界の永谷園です。ちなみにふりかけは、「Dried Seasoning Powder」。さらに、お茶漬けも「Dried Seasoning Powder」(笑)。難しいですね、英語って。<YA>
なぜか我が家に納豆お菓子が二種類。冷蔵庫に納豆は欠かしませんが、納豆のお菓子が2種類もそろうことは非常にレアです。水戸のおみやげ。水戸といえば水戸黄門さま。イラストには、助さん格さんみたいなイラストが。なぜ黄門様はいないのだろう。本場の納豆をもち米に絡めて、さっくり香ばしく仕上げてあります。
ちょっと顔っぽく配置してみました。フィンガーサイズで食べやすい。おまけに納豆と言われなければ、納豆入っているのかな?という軽さもよいです。丸い大豆の塊のようなものも、口の中には感じませんでした。サクサクとした食感もよく何個でもいける感じ。しかしずっと食べていると、心なしか口の中が粘ってくるような感じもあり(気のせいかも)。袋を開けた瞬間は、納豆の香りが放出されますので、人の多いところではちょっと食べづらいかもしれません。しかし揚げてあることで、納豆感はトーンダウン。ハッピーターンの魔法の粉、ハピ粉ほどの威力はないにせよ、外にまぶしてある塩分もほどよく、普通の揚げ餅?というレベルまで食べやすくなっているところは、見事です。<YA>
水戸なっとう揚げ餅
製造元 花筏315‐0073
茨城県かすみがうら市西野寺659‐1
tel0299‐36‐0871
つるつる冷たいうどんもいいけれど、だんだん温かいうどんがおいしく感じる季節になってきました。うどん派?そば派?と聞かれますけど、わたしは断然うどん派。おいしいそばも捨てがたいのですが、病気の時も元気なときも、赤ちゃんにもおばあちゃんにも、夏も冬もっていうストライクゾーンの広さは、そばにはまねできない包容力です。このたび佐藤養助商店の稲庭干しうどんをいただきました。佐藤養助商店は、152年の歴史を持つ稲庭うどんの老舗です。賜宮内省御買上の赤字が光ります。現在は7代目。実は福岡大丸百貨店東館にうどんの店舗があるみたいですね。説明によれば、明治の半ばに入るまでは宮内省以外は、あまり一般に食されることがなかった幻のうどんだったそうです。おうちで食べれるなんて、ありがたい?!
練っては熟成、また練っては熟成を繰り返し作られる稲庭干しうどん。一切機械を使わず練り上げるのだそうです。
稲庭特有の細くて半透明の麺。肉と南関あげにねぎを添えて。細くやわらかいのに、弾力があり、のびがよい。 下手なうどんやさんで食べるよりおいしい(と自画自賛)。おいしいのは、この秀逸な麺によるところがとても大きいですね。冷凍うどんも十分おいしいと感じますが、家庭で作っても本当においしいうどんに久しぶりに会いました。<YA>
7代佐藤養助商店
秋田県湯沢市稲庭町字稲庭229
0120411720
昔は、パンが苦手でした。なぜなら給食のパンが苦痛だったからです。数十年前は、給食のパンって、食パン2枚か、レーズンパンかの2種類しか選択枝がなかった記憶。口の中の水分をすべて奪い去ってしまい、牛乳とともに流し込むように食べていた記憶がわたしをパン嫌いにさせたのです。あの時、こんなパンが出ていたら、きっとパン嫌いにはならなかったでしょうに。
ナッツやレーズン、ドライフルーツなどがぎっしりのパンを見つけました。こちらは、熊本市北区室園町にあるひげパンさんのパン。見るだけでうれしくなるようなパンですが、味もおいしい!やわらかかったり、くにゃっとしていたり、こりっとしてたり、いろんな味の深みがあり、ひとつのパンでこんなに幸せになれるのね!と思ってしまいます。ひげパンさん、定休日が週2日(月曜と火曜だったでしょうか?)あったような気がします。素敵な奥様が、接客してくださり、とても雰囲気がいいパン屋さんです。
こちらも最近はまっている、ポンパドールのベリーたっぷりのパン。ブルーベリーがなんだか目によさそうです。ベリー特有の香りと、少し酸味があってふわふわな感じが美味。何もつけずに食べても十分おいしいパンです。 香り高いコーヒーとおいしいパンさえあれば、幸せな気分になれますね。<YA>
(上)
ひげパン
熊本市北区室園町1−2
096 343 7936
(下)ポンパドール フーディーワン楠店
熊本市北区楠3の10の30
096 338 1425
8月11日、洋菓子店シェタニさんの流団店がオープンしたので、早速伺いました。駐車場もたっぷりあって、とめやすい。お店の中は、胡蝶蘭がずらりで、ニューショップ感満載です。おなじみのバームクーヘン「「肥後木守菓 樵」や焼き菓子、フルーツたっぷりのショートケーキなどなど、目移りするほどおいしそうなスイーツがたくさんありますが、今回のお目当ては、シェタニさんの和菓子です。鶴屋ショップと、流団店のみに置いてある「熊本おまんじゅう」。たぶん正式名称は、「肥後木守菓 一の了」。直球ストレートな「熊本おまんじゅう」のほうが覚えやすい。お店の一番奥にあります。

和菓子といっても洋菓子風な雰囲気も漂います。ころころしていてなんだか見た目もかわいいのです。熊本おまんじゅうは、バニラ味と不知火味(みかん)の2種類。ちょっと色が濃いほうが不知火です。
左がバニラみるく。小国町で、朝絞りされたジャージーミルクに、牛乳、生クリーム、バターなどを加えたバニラの香りが豊かなおまんじゅう。
右は、不知火みかん。熊本県宇土市特産の不知火みかんの果実と皮をミルク餡に練りこんであります。
こちらは、バニラ。つぶつぶの黒いバニラビーンズ入り。不知火もバニラもどちらもおいしい!のですが、5個入りが最小単位で、1個ずつばら売りしてないのが、ちょっと残念。小さいお子様で「バニラばっかり食べたい子」とかいるんじゃないかとも思うのですが。
個パッケージもステキ!陣太鼓に続く、熊本銘菓のニューフェイスになりそうな予感です。5個で625円と、お手軽価格。
かわいい牛のパッケージにひかれて、フランボアのジャムも購入。ヨーグルトに混ぜて食べようと思います。会社の近くにおいしいケーキ屋さんができて幸せです。<YA>
シェ・タニ 流団店
熊本県熊本市南区馬渡2丁目3-36
- Tel / 096-377-1919
- Fax / 050-3526-4188
- 営業時間 / 9:00 - 19:00
- 定休日 / 年中無休
- カフェ / なし
- 駐車場 / あり
熊本県山都町にある青葉ん瀬。緑川のほとりにある施設で、夏はキャンプやカヌーなどを楽しむ人でにぎわっています。少しすずしくなる季節には、子どもたちのにぎやかな声はすっかり消え、川に癒される大人の空間になります。青葉ん瀬の中にある郷土料理館「あおばんせ」は、大好きなお食事どころ。おいしい田舎料理を、手ごろな価格で食べることができます。こちらは、一番人気の青葉膳。なんと1000円で、やまめの塩焼きがついていて、おなかいっぱいに。そして、味のクオリティも高い!熊本市内だと1000円じゃ無理です。煮っ転がしなどもとてもおいしくて、この日の煮物は、かぼちゃなどの中にみょうがの煮つけが混ざっていました。みょうがって、煮物に入れてもおいしいんだ!とあらたな発見があり、それから頻繁にみょうが入りのかぼちゃの煮つけを作っています。もちろん子どもたちには不評ですが、みょうがの煮物、かなりはまる味です。
青葉ん瀬をぐるり散策すると、本当に気持ちいい。さるすべり。半月くらい前にお邪魔したので、まだきれいでした。
その後、近くの竜宮滝へ。滝も見事でしたが、滝のたもとに、なんと野菜がおいてありました。
「このやさいは、ここ竜宮滝で取れた無農薬野菜です。自由にお持ち帰りください。」
えっ!?自由に!持ち帰っていいの!?ありがたくかぼちゃとナスを持って帰りました。
フレッシュなすび!ヘタのあたりもとげとげで、新鮮なのがわかります。なんだか得した気分の週末でした。<YA>
青葉ん瀬
上益城郡山都町緑川3715?1
0967ー82 3511
富士山が世界遺産に登録され、あやかり商品が多数。その中でもダントツにかわいいのが、メリーチョコレートカムパニーさんの富士山ミニチュアクランチチョコレート。標高3776メートルの富士山を約18万分の1のサイズでクランチチョコレートにしたものです。鮮やかなブルーにさらに鮮やかなブルーの富士山。赤字白抜きのJAPANも日の丸を連想させ、外国人の方のおみやげにもぴったりです。アートな感じがとてもステキですね!
今話題の桜島じゃありませんよ、富士山です。円錐形のクランチチョコに、ちゃんと降雪まで再現。
ところで、メリーは、1950年に東京青山で創業したチョコレートメーカー。日本の伝統とすばらしさを伝えるために、日本の小学校に桜を植樹する活動をしているのだそうです。2010年6月には、フランスの世界遺産モンサンミッシェルにも桜の植樹をしたのだそうです。メリーといえば1958年に、東京の百貨店で初めてのバレンタインセールを行ったバレンタインの先駆者としても有名です。老舗が作るチョコなので、見た目だけでなく味も確か。贈り物にすると喜ばれますよ!<YA>
ここで買えます!