ちりめんネタが続きますが、こちらも最近いただいたヒットのふりかけです。愛知県の知多半島にある日間賀島(ひまかじま)。名古屋から一番近い島だそうで、タコやふぐ、あわびなどおいしい魚介類が楽しめるんだそう。イルカも見ることができるのどかなリゾート地で、お宿もたくさんあることから、熊本で言えば「天草に鱧を食べに行く」とか「竹崎に蟹を食べに行く」とかいう感覚で、名古屋の人たちにとっては、のんびりできるリフレッシュアイランドじゃないかと想像。そんな周囲は5.5キロメートルしかない小さな島の創作ちりめんセット「日間賀萬次郎」をいただきました。この「萬次郎」が何を意味するのかは、調べてもわかりませんでしたが、野沢菜ちりめん、梅ちりめん、昆布ちりめんの三種類が入っています。
こちらは、昆布ちりめん。ふりかけに、お吸い物に、野菜のあえ物にと大活躍です。昆布系のふりかけは、お弁当に煮物などを入れるときに、銀紙の下の方に敷いておくと、煮物の汁を吸ってくれて、お弁当から汁だれするのを防いでくれたりもします。また、お刺身にお酢と一緒にまぶしておくと、カンタン昆布締めができあがり。一手間かかったおもてなし料理になりますよ。
日間賀萬次郎
株式会社アルフレッド
愛知県知多郡南知多町日間賀島永峯4.5番地
0969 68 9904
2014年6月11日にオープンした、虎ノ門ヒルズへ行ってきました。6月のとある日の平日に。虎ノ門ヒルズ、だいぶ前から開発のレポートなどテレビなどであっていたので、興味シンシンでした。
新橋駅から散歩がてら、歩きましたよ。新虎通り。マッカーサー道路と通称言われているらしい。この通りはもともとビルなどがあった場所を買い取って道にしたんだって。
東京オリンピックを見据えて、東京のシャンゼリゼ通りにという話もあるらしい。まだブランド品などのお店は無い。広い道を使ってオープンカフェや古い和菓子屋さん(代代ここらへんにあるお店だと思う)などはありますが。
新虎通りをヒルズ方面から。いずれ樹木も成長してくるんでしょうね。まだスカスカな感じ。
出会いました、虎ノ門ヒルズ公式マスコット、トラのもん。って始めて見た人は思う、まんま どらえもんやん! そうだね、耳がある白いどらえもん。熊本には クマモン。これは黒い。
トラのもんは白い。当然藤子プロの作品です。パクリではありません。記念撮影の山でした。
ランチを食べようと、スタンバって行きました。11:00前なのに多くのレストランで行列です。。11:00にレストランがオープンします。レストラン数はそんなに多くないです。
ローフロアーにあるレストランは比較的カジュアルなお店ばかり。ランチも1000から1500円くらいが多いのです。接待で使ったりするような高級店はローフロアーにはあまりありません。
女性が多いこと、多いこと。
その中で何を食べるか悩んだ末に、せっかくだから一番高そうなお店に。
全然おなかすいていないけど、せっかく来たから。
ランチは 悩まないメニュー構成。気に入った。夜は10,000円を超えるメニューも。
熟成中のお肉さんが、ぶらさがっています。
記念撮影している奥方が。。。多かった。
店内です。
メニューは
120g 2,700円
150g 3,000円
180g 3,300円 ゴルディロックス効果で3つ選択肢があると多くの人は真ん中を選択する。松竹梅では竹。
心理的な安心感のためだ。私はこれにさからうことができず 150gをチョイス。
コーンスープとサラダ。普通だ。
ガラス越しに肉を焼いている。これだけ焼いているから、注文受けてから焼くわけではないので、サーブが早い。
ドライエイジングビーフです! 左上にあるのは醤油をゼラチンで固まらせたもの。
肉はかみごたえがあります。最初の一口目は やはり うまい! 味があまりしないので途中お塩をもらって振りかけて食べました。
最後は飽きてきました。 150gは食べれました。肉の右上にあるのは、しいたけではなくて、骨。
骨についている、肉が脂身が美味しかった。
写真で見ると結構赤いわ!あけぇ。
ディナーでTボーンステーキが食べたい。7,140円。 骨付きサーロイン 1枚600gで 10,000円。
600gってアメリカンサイズー。そんなに高くないかも。一人では食べれないけど
但馬屋さんは東京初進出。
鶴屋百貨店にある天一さんへ。銀座の天一さんは、昭和5年創業。文化人のサロンとして、数々の有名人が訪れた名店です。銀座店には当然ながらお伺したことないのですが、熊本のお店も百貨店の中とは思えないほどの落ち着いた空間。あこがれの銀座お店の雰囲気を想像しながら、時間を過ごします。お客様もとにかく上品でご年配の方が多い印象。なんだか素敵な大人になった気分になるのです。こちらは釜飯と天ぷらのセット。ボリューム満点です。天ぷらは、サクサクあつあつが運ばれてきます。ネットでいろんな店舗を調べていたら、釜飯セットの天ぷらは、かき揚げのところも多いようです。かき揚げじゃなくて、エビやなすびなどなど、いろいろ入っている方がもちろんうれしい。脂っこくもないですし、さっぱりおいしい熊本店万歳です。
こちら釜飯。混ぜ混ぜしていただきます。しっかりとした味付けなのに上品。多すぎるのではと思われましたが、完食しました。次来たときも、お腹がぺこぺこの時は、釜飯食べよう。接客の女性の方もいつも丁寧に接して下さいます。
天一を語るならば、夜にカウンターに座って、揚げたてを食べなければ語る資格はないと思うのです。コースでいただくと、シメには天茶と言われるかき揚げ丼にお茶がかかったものがいただけるのだそう。次回は是非・・そう思いながら数年の月日が経っています(笑)。<YA>
天一
熊本市中央区手取本町6番1号
鶴屋百貨店内
0963222304
ちりめん、しらす、じゃこ。いろんな呼び名があり、どれが標準語かわからないのですが、春のしらすの旬もそろそろ終わり、佃煮や乾燥でしか食べることができなくなってきましたね。京都錦市場にある京こんぶ千波(ちなみ)さん。とてもおいしい昆布と佃煮のお店です。錦小路といえば、観光客も多いですが、プロの料理人さんたちも足繁く通う京の台所でもあります。特上厚手塩昆布・花山椒・松茸昆布・ちりめん山椒など、たくさん種類がある中でもわたしはちりめん山椒が一番好きです。もともとなににつけても山椒をかけたくなる私。舌のしびれる山椒の辛さと、ちりめんの食感と魚介独特の味の深さ。このすばらしい二つを組み合わせるtなんて、すばらしいセンスです。もともとは、海が遠い京都で、保存のきくちりめんを丸い山椒とを炊き合わせたことが始まりなのだそう。まん丸の実山椒って、こちらではあまり料理に使われているのをみませんが、丸のまま炊き合わせたものを、お茶漬けにしたり、おかゆに入れたり、おにぎりにしたり。お酒のあてとしても、すばらしい能力を発揮します。一気に食べ終えたので、地元でもちりめん山椒を何度か購入しましたが、これ以上のテイストのものにはいまだに巡り会っていません。
家でもカンタンにつくることができるのだそうです。こちらは、レシピ。カンタンにできそうですね。実山椒って普通のスーパーに売ってあるんでしょうか。
こちらは、千波さんでもリピーターが続出しているというラー油キクラゲ。にんにく風味のぴり辛キクラゲの佃煮で、これまた御飯が進むもの。ちりめん山椒の上品さとは、違った魅力でコリコリした食感と甘辛いガツンとインパクトのあるおいしさ。男の人は、こっちの味の方が好みかも。
京こんぶ千波
京都府京都市中京区錦小路柳馬場西入る中魚屋町486-1
075-241-3935
おいしい沖縄料理のお店「ぬちぐすい」さんにランチに行きました。直訳すると「ぬち」は「命」、「ぐすい」とは「薬」という意味ですが、病院や薬局などで買う薬とは違います。「命の薬」とは、例えば母親の愛情であったり、美味しい料理、人の優しさなど…。心の中が暖かくなって癒されるような出来事をさす言葉です。お店の中はまさに沖縄感満載で、オリオンビールの提灯がぶらさがっています。一番奥にお座敷の席がありました。こちらは、ランチ。ソーキそば定食です。800円たらずで、とても豪華。メインのソーキソバ+サータアンタギー、もずく酢、そしてジューシー、サラダ&コーヒーです。そーきそばは上品な薄味ですが、コクがありとても美味。沖縄でいただいたものよりおいしかったかもしれません。ソーキもとろとろでおまけにボリューム満点。大好きなのが、ジューシー。なかなか熊本でいただく機会がありません。普通の炊き込み御飯にはない沖縄の風味が宿っているところが大好き。おそらく細切れのスパムが入っていたのでしょう。家で作れない味付けでした。
もちろんサータアンタギーは、コーヒーが来るまでとっておいて、一緒に食しました。ちんすこうじゃなくてサータアンタギーっていうのが、うれしいですね。今度行くときは、絶対夜です。うだるような暑い夜に、ゴーヤチャンプルーでオリオンビールを楽しみたいです。<YA>
ぬちぐすい
所在地:熊本市中央区草葉町2?25
電話:096-327-5239
こんぶ飴。子どものころよく見かけていたのですが、久しぶりに発見しました。こんぶ飴とは、こんぶに甘く味付けをして固めたようなソフトキャンディ。昭和初期にはすでに存在していたようで、私が子どものころは行商の方が売りに来ていらっしゃった記憶。こんぶなのでベタベタしていたので、オブラートのような物にくるまれていました。今回京町にある老舗のお味噌屋さん「池田屋」で発見しました。味は二種類。ゆずあじと普通味。一緒に行った子どもたちはもちろんファーストコンタクトなので、興味津々です。
左が柚子。右が普通のタイプ。左の柚子は、柚子の香りがさわやかで甘め。子どもも大好きでした。右の普通タイプは、まさしく私が子ども時代に食べたもの。大人はこちらが好みかも。一度食べると止まらなくなりますね。個パックなのもうれしいです。ネットで検索してみると、ネットでも人気のようで、全国的にファンが多い模様。若い人にも新鮮な味として受け入れられているみたいですね。ヘルシーだし、なかなかスーパーではお目にかかれないので、意外にヒットしているのかもしれません。<YA>
明治26年創業、福岡の久原本家さんのかけ柚子胡椒をいただきました。普通の柚子胡椒はペースト状のものが多いのですが、こちらは、タバスコのようなさらさらの液体。「『かける』タイプの柚子胡椒があれば、より手軽に使っていただけるのでは」と職人が工夫をこらしたのが、液体タイプの「かけ柚子胡椒」。この液体という形状。使ってみてわかったのですが、とても使いやすいのです。手づくりの柚子胡椒にまろやかなお酢を加え、さらりとした中に辛味が効いた、新しい調味料に仕上げてあります。液体ですので固まったりせず、むらなくスープ全体に柚子の香りが行き渡るのがいいところ。豚汁に入れたら、一箇所だけ激辛になったりすることがありますが、そういうムラが一切ありません。パスタやスープの少量加えたり、とろみアンなどにも加えると、ちょっと料亭風のおごちそうになります。
使ってある唐辛子は、夏に収穫したもののみを厳選。それを種ごとすりつぶし、青い柚子の果皮を練り合わせてあります。どんな料理に加えても、さわやかな香りと辛みで、料理がさっぱりとした後口となり、冬のお鍋だけでなく、むしむしした今の季節にも大活躍です。
久原本家さんは、茅乃舎さんという自然食レストランも経営しておられます。茅葺きの屋根の素敵なレストランのようです。九州の山里・内野宿で地元食材を使った加工品づくりに取り組む長野さんが、「茅乃舎」の料理教室で伝えたレシピの本を見つけました。糟屋郡久山。車で行けないこともないですね。行ってみたいな。<YA>