大分県佐伯市に眠る切支丹少女の面影を偲ぶ銘菓「瑠異沙」(るいさ)。バイオレットリキュールで香りづけしたすみれ色の餡を、ミルクとバター風味のカステラ生地でくるみ、アルミホイルに包んで焼き上げた、いわずと知れた大分の銘菓です。その「瑠異沙」を製造しているざびえる本舗の看板商品が、今回ご紹介する「銘菓ざびえる」です。50年以上愛され続ける大分の代表銘菓です。
で、今回何に感動したのかというと、このビロード張りのようなパッケージ。真っ黒のビロードにゴールドのエンブレム、ピンクの文字がなんともレトロで高級感アリ。異国情緒にあふれています。古文書のような文字。なんて書いてあるんだろう。
大分は、フランシスコザビエルと深い関係にあります。天文20年(1551年)豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、大友宗麟の庇護を受け、神の教えを広めると共に、小学校や大病院を次々に建て、現在の大分市に、南蛮文化の花を咲かせました。そのことにちなんで、和洋折衷の菓子・南蛮菓「ざびえる」が誕生しました。
バター風味豊かな洋風の皮と、しっとりとしたラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ2種類の餡がおいしい。そのままでもおいしいですが、2分程オーブントースターでチンすると、さらにおいしく食べることができます。HPで確認すると、大分以外でもさまざまな百貨店においています。熊本では鶴屋百貨店と阿蘇くまもと空港にあるようです。<YA>
株式会社 ざびえる本舗
〒870-0319 大分県大分市大分流通業務団地1丁目3-11
097-524-2167
「うなぎいもパイ」をいただきました。「うなぎパイ」じゃなくて「うなぎいもパイ」。「浜松産うなぎいも使用」とあります。そもそも「うなぎいも」って、「うなぎ」なのか「芋」なのか?はたまた、うなぎも芋も入っているのかなどなど、疑問符だらけ。もしかしたら、「芋を食べたうなぎ」なのでは?と思ったのですが、答えはすべてハズレ。なんと
「うなぎを肥料にして育てられた芋」が練りこんであるパイでした。つまりうなぎの味はしません。ちょっとほっとしました。
さくさく、お芋の香りのうなぎいもパイ。これからの季節にぴったり。お茶にもコーヒーにも合います。
このキャラクターかわいいですね。名前は「うなぎいも」。「芋の甘みが乗ってきたなもー!」「出荷は11月からなもー!」と、語尾に「なもー」をつけるのが特長。調べてみても「ゆるきゃらグランプリ」にはエントリーしていないみたいです。キャラクターの着ぐるみが検索しても引っかからないので、着ぐるみ不在にて、エントリー不能なのかな、と推察。キャラクターとしてはかなり好みのルックスなので、着ぐるみつくればけっこういいところまで行くと思います。
↓ちなみにこちらは、天災バカボンに出てくる「ウナギイヌ」。一文字しか違わないのですが、何か関係があるんでしょうか。<YA>
1804年創業、大分県で一番古い和菓子のお店である但馬屋老舗。そちらが出していらっしゃるお月見のお菓子をいただきました。「歴代藩主に愛され、岡藩主中川公に召された菓子司となったとありますから、長い間、大分の人たちに愛されてきた御菓子屋さんです。「お月見」と墨文字で書かれていて、横には愛らしいウサギの絵。
中を開けると、・・・
ふわふわのウサギの大福と、月に見立てた羊羹が入っていました。見た目のかわいさも秀逸ですが、味もさすが老舗の和菓子屋さんという感じのクオリティ。大福がふわふわで、甘すぎない餡もとてもおいしかったです。但馬屋さんの月にまつわるお菓子は、「荒城の月」「新月」「宵越しの月」など多数。こちらのうさぎの大福のほうが、見た目的には軍配があがりますね。季節商品でしょうか、オンラインショップでは買えないよみたい。来年のお月見までお預けですね。<YA>
但馬屋老舗
TEL:0974-63-1811
オンラインショップあります。
お鍋の季節が到来!そんな寒い季節にうれしい根元八幡屋磯五郎の七味唐辛子をいただきました。
八幡屋磯五郎の缶入り七味唐からしの販売は大正時代に始まったのだそうです。それ以来、"七味"と入った唐辛子と善光寺本堂の絵柄で親しまれているのですが、イヤーモデルとして年に1種類、限定販売しているものがあります。
2014年イヤーモデル缶の絵柄は、今シーズン開場50周年を迎える戸隠スキー場と、戸隠スキー場のマスコットキャラクターで、戸隠流忍術の修行中の「とがっきー」がモチーフ。とがっきーって初めて知りました。スキー板を背に背負っていて、なんとスノーボードにも乗っているんだそうです。運動神経抜群なんでしょう。かわいいですね。
1963年12月、1基のリフトからスタートした戸隠スキー場。初級者から上級者まで楽しめるコースが19コースあり、ゲレンデの頂上からは戸隠連峰や北アルプスの絶景が眺められ、良質な雪は「魔法の粉雪」といわれ、サラサラしたパウダースノーが自慢なのだそうです。
ところで今年もゆるきゃらグランプリの投票が始まりました。もちろん「とがっきー」もエントリーしていますよ。朝日新聞に「とがっきー」を含む長野のゆるきゃらが、善光寺に必勝祈願したという記事が載っていました。9月2日から投票が始まっていて、11月初旬にはゆるきゃらグランプリが決定します。今年は「戸隠そば」が好物のとがっきーに一票入れたいと思います。<YA>
ゆるキャラグランプリは、
ここから投票!
冬になるとチーズフォンデュをよく作ります。ブルーチーズを少し入れると、とてもおいしいことを発見して以来、このカステッロのブルーチーズをよく買います。チーズフォンデュ以外にも、こんな風に、ピザパンに乗せたりするだけで、深みのあるチーズの味わい。「ブルーチーズはちょっと苦手」という人でも、ちょっと焼いてあげると、香りが飛んで芳醇な味わいだけが残ります。
見た目はこんな感じ。ちょっと抵抗感がある方がいらっしゃるかもしれませんね。グリュイエールやチェダーチーズなど、比較的癖のないチーズを小さめのダイスに切って、フライパンに入れます。そこに小麦粉をふりかけて、チーズがとろけるまで火を通します。小麦粉はチーズに粘度を与える目的です。途中、お好みの量のブルーチーズを投入。好みで擦り下ろしたガーリックとお塩を適量入れます。ガーリックはたっぷりの方がおいしいです。後は、フランスパンやブロッコリー、ゆでたニンジンやジャガイモなどなどをたっぷりつけていただきます。寒い季節は本当に心も体も温まりますね。
価格がお安いのも魅力。1927年創業の老舗です。HPを見るとレシピいろいろ。定番からデザートまで、ブルーチーズを使ったレシピがたくさんあります。焼きリンゴに、メレンゲとブルーチーズのマジパンを乗せて焼いてあるメニューが、ちょっと気になります。リンゴの甘酸っぱいのとブルーチーズの組み合わせ、今度試してみたいと思います。<YA>
仕事の合間に、何度か訪ねたことがあるのですが、なぜか定休日で振られてばかりだったヒバリカフェさんにようやくうかがうことができました。ヒバリカフェさんは、ソーセージやベーコンなどを手作りしているので、ホットドックがすごくおいしいと評判のお店です。木立の中にひっそりたたずむヒバリカフェ。広い敷地内には、ソーセージの工房やかわいい絵本などが置いてある図書館、そして所さんの世田谷ベースみたいな男の隠れ家的な場所もあります。なかなかおもしろいですね。
こちら店内。こじんまりとしています。本棚にはセレクトされた写真集などが。オシャレですねー。たまたまですが、チュウボウの奥にはナイストライ(職場体験)の中学生の男の子が。一人ぼっちでナイストライ、不安じゃないかなーと思っていましたが、しっかりお仕事に励んでいました。
こちらは、一押しの「ヒバリドッグ」(490円)です。肥後のあか牛と阿蘇で作られたケチャップを使った自家製ミートソースをたっぷりのせたご馳走ドッグです。ソーセージもスモークの香りが立ち上り、ジューシー。ぱきっという音をさせながら、ミートソースと一緒に食べると、幸せのコラボレーションですね。おいしいなあ。
アイスカフェラテをお供に。中学生のナイストライ君が、こぼれないようにそろそろと運んできてくれました。
なんといってもすばらしいのは、この景色です。カウンターに座ると、初秋の田んぼが見渡せます。色づいた稲穂が、そよそよと風に揺れています。心が疲れているときは、ぼーっとここに座って一日中過ごしたい感じ。阿蘇神社から車で数分の場所にあるので、参拝して帰りました。秋の阿蘇満喫の一日でした。<YA>
ヒバリカフェ
阿蘇市一の宮町中通640-1
0967221894
定休火
愛する「スリランカくまもと」(熊本市役所そば)の2号店が、この夏ツタヤ三年坂の近くにオープンしたと聞き、早速行きました。本家・スリランカくまもとから、徒歩数分の程近い場所になぜ?という疑問が残らないでもないですが、あの繁盛ぶり、満席ぶりを考えても、本家満席の時に、歩いて行ける距離にお店を置かれたのかもしれません。ハワイアンカフェ「SWEET PEPPER CAFE」のお隣に、この看板がありますので、そこの階段を上った二階です。
定番の「スリランカヌードルカリー」をオーダー。最初に出てくるのは、さっぱりしたサラダ。
こちら、「スリランカヌードルカリー」。辛さを選べるので、いつもは「マイルドマイルド」という辛さを頼むのですが、なんと「マイルド」の下に「マイルドマイルド」があって、その下に「マイルドマイルドマイルド」があって、さらにその下に「スーパーマイルド」があることを知りました。辛いの苦手の人でも、この味が楽しめるってことを知って、ちょっとうれしい。こちらは、「マイルドマイルドマイルド」。
こちらは、同じヌードルカリーのノーマルです。カレールーの色の差が歴然。味に深みがあるのは、もちろんこちらのノーマルですが、どうしても辛すぎるので、ついついマイルドバージョンになってしまいます。味は、本店と寸分たがわずおいしかったです。病み付き度100パーセントですね。
店内は、本家よりもかなり広い印象。建物がけっこう新しいのもあるのですが、本家のようなディープな異国情緒感がないのは仕方がないでしょう。でも変わらずインドのミュージックがガンガン流れていて、スリランカ人とおぼしきシェフが作っていらっしゃいます。お隣に座った子連れのお客さまが、お子様向けカレーを頼んでいるのを発見。ほとんどのメニューが辛いので、お子様連れでも行ける店だとは知りませんでした。定番のヨーグルトアイス。なぜか真ん中がすっぽり空洞でした(笑)。
セカンドにもちょくちょくお世話になることと思います。<YA>
スリランカくまもとセカンド
熊本市中央区安政町5