徳島県の小松島町で「フィッシュカツ」「カツ」とも呼ばれている「カツ天」をいただきました。長年にわたり徳島県人に愛されてきた徳島県人のソウルフードなんだそう。「カツ」というと豚カツなどの"肉"を連想しそうですが、徳島で「カツ天」「カツ」というと、魚のすり身をパン粉で揚げた本品のようなものが主流です。元々カレーなどのスパイスがしっかり効いた味が付いている「かつ天」は、子供のおやつやお弁当、酒のつまみや食卓のおかずなどに大活躍です。年配の方から小さなお子さんまで幅広い年齢層に大人気の徳島県が産み出した名品「カツ天」は、近年ではメディアでもよく取り上げられていることもあり、全国からの注文も多く、今や徳島を代表する特産品となっています。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、オーブントースターやフライパンで少々表面を焼いて、ソースや醤油、マヨネーズを付けて食べるのもオススメです。
谷商店さんの「カツ天」は、新鮮な魚はもちろん、七味唐辛子、カレー粉などでピリッと辛めに味付けされているので、一度食べるとやみつきになりそう!
断面が少し黄色いのがわかると思います。たしかに思った以上にカレーの風味が強くて、おいしいですね。食べた時にカリッとした食感が楽しめるように、生地は薄めで油は風味豊かなゴマ油を使用。パン粉がベチャっとせずカラッと揚るようによく揚げられているところもGOOD!
ピリッとした辛さがお酒のあてに、おやつやご飯のお供など、何にでも合います。また、小さく刻んで焼きそばやお好み焼などの具材や、弁当のおかずなどにも大活躍しそうです。すり身の揚げたもので、パン粉がついているものはあまりこちらでは見ません。これは、徳島の人がうらやましいです。<YA>
息子のお供でゴールデンボンバーのコンサートに行きました。「女々しくて」のサビしか知らずに行っていいものか、浮いてしまわないか心配したのですが、結果十分に楽しめました。直木賞作家で、ホテルローレルの作者である桜木紫乃さんが、「鬼龍院翔」の歌詞に影響を受けていると、受賞インタビューのときに語っていたのが印象的で、文章を書くことを生業としている身としては、これは「一発見てみて損はないか」と思ったことも福岡マリンメッセに足を運んだ理由のひとつでもあります。
桜木さんが記者会見で言っていた印象深いゴールデンボンバーの歌詞は「慰めて、隅々まで」。確かに、何か訴える力があるような気がするなあとも思い、ほかの曲名をつらつら眺めていると「ローラの傷だらけ」というものにも目が留まる。ローラの傷だらけ・・。確かデビュー当初はサザンオールスターズも色物バンド的だったなあとかも考える。この人何かありますよ、きっと。
というわけで、グッズ販売にも並んでみました。並んでいるときも、ファンの皆様のなりきりメイクがなかなか楽しい。こちらはゴールデンボンバーのとんこつラーメンです。ほかはうどん、焼きそばなどがありました。博多マリンメッセでしたので、とんこつラーメンかなあと思い、こちらを購入。味は、あっさり系かと思いきや味がしっかりとんこつしてましたよ。
コンサートは、初心者なりに楽しめましたが、やっぱりDVDなどで研究を重ねて振り付けなどを覚えてから参戦すると、数倍楽しかっただろうなーと後悔。ファンの皆さんの一体感がすばらしく、金爆愛が伝わってきました。それにこたえるかのような趣向を凝らしたパフォーマンスで、勢いあるバンドっていうのは、こうでなくっちゃねーと改めて思いました。肝心の歌詞ですが、ホールの残響でよく聞き取れず(笑)。CDでお勉強しなおしです(笑)。<YA>
久しぶりに、小国の戸無のそば屋さんに行きました。そば街道の一角にある有名なおそばやさん。お休みの日は、県内外からお客様が押し寄せる名店です。たまたま平日の時間をずらして訪ねたところ、すぐに入ることができました。秋の戸無のそば屋さんは、本当に風情があります。パーキングに車を止めて、えっちらおっちら上る坂も、雰囲気満点です。
頼んだのは、旬の手作り小鉢がたくさんついた無量寿というおそばのセット。(2800円)。石臼でひいたそばが、j香り高く、しこしこした食感がたまらない。さまざまな小鉢が出てきますけど、この引き立てが味わいたいならば、小鉢は置いといて、とりあえずそばをずずずずーっと完食するのが正解じゃないでしょうか。そば通でもなんでもないので、これが正解かどうかは不明です笑。
おそばがひと段落ついたら、てづくりの小鉢へ。ごぼうやさつまいもなど旬の野菜を使った小鉢は、手作りの素朴な味付けがとても好もしいです。
そば粥やお漬物などもついてきます。こちらは豆腐。マスに入って、黄な粉がかかっているのは、ミルクの寒天みたいなデザートです。いずれもおいしく、おなかいっぱい。
これは、リピーターが多いのもうなづけます。ここに来ただけで、「旅に出かけた」っていう雰囲気になりますものね。HPで予約もできますが、あいにく土日祝の午後からは予約受け付けていないようです。ということは、早めに行って待つしかないのですが、それも旅の醍醐味でしょうか。<YA>
戸無のそば屋
熊本県阿蘇郡南小国町そば街道
0967-42-1510
パリで香水やボディローションなどで人々を魅了するロジェガレ。9月11日にアミュプラザ博多にお店をオープンしました。ちょうど一階のサマンサタバサの正面あたりのこじんまりとしたスペースですが、ついつい足を止めずにはいられない香りに引き寄せられますね。
1862年にパリで誕生したロジェ・ガレ。アルマン・ロジェとシャルル・ガレが独自の製法でフレグランスを調合、パリのサントノレ通りに<”La Boutique du Bonheur”>>をオープンして以来パリジェンヌたちに愛されています。ロジェ・ガレこだわりは、自然由来の香り。いちじくの香りやオレンジ、ジンジャー、緑茶など、あまり香水としてなじみのない香りがとても新鮮です。
今回ご紹介するのは、ハンドクリーム。「フルールドオスマンサス」という舌を噛みそうなラインのもので、香りは、なんと金木犀です。金木犀ってとてもよい香りなのに、そういえば、ハンドクリームで見たことないなあと思い、即購入。
金木犀だけでなく、マンダリン、グレープフルーツ、さらに別名「安息香」と呼ばれる甘いバニラのようなベンゾインエッセンシャルの香りが、幸せと陶酔への境地へと誘います。フレグランスウォーターやボディミルクもありますので、是非お試しください。
アミュプラザ博多
〒812-0012
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1
TEL 092-483-2820
営業時間 10:00-21:00
9月14日、「清和文楽の里祭」に行きました。お目当ては、文楽の無料公演。今夏、ラフカディオハーンの没後110周年記念で、ギリシャ公演をした演目をそのまま見れるとあって、期待度大。午前の部と午後の部の公演があり、整理券が配られたのですが、9時ごろ行ったのに、もう満席。最後に残った補助席をゲットでき、あと数分遅かったら、午後の部まで待たなくちゃいけないところでした。こんなに人気とは思いもしませんでした。
9時ころ整理券をゲットしたら、10時までは出店をぶらぶら。やまめの炭火焼が、いい香りを放っていたのでゲット。
「串は返してください」といわれたヤマメ。塩加減もちょうどよい。おいしいですねー!秋空の下で食べると。
赤牛の丸焼きもありました。炭火でじっくり時間をかけてあぶってあります。串刺しでいただきましたが、おいしい!
こちらは清和物産館でいつも買ってしまう清和のトマトジュース。清和村は、高冷地でトマト栽培が盛んです。このトマトジュースを飲むと、ほかではトマトジュース飲めません。ぎゅっとトマトのエキスがつまっています。
こちらは物産館で人気のお菓子「栗笑い」。香ばしい焼き菓子の中に、栗と白餡が丸ごと入っていて、物産館の女性たちが毎日手作りしています。栗笑いの小さいバージョン「プチ栗笑い」もありますが、こちらに入っている栗は丸ごとではないので、お忘れなく。この後「雪おんな」を堪能。太夫の語りも、人形の動きもすばらしくて、引き込まれます。ずっと伝え続けて欲しいすばらしい文化です。<YA>
佐賀県伊万里市といえば、伊万里牛が有名。おいしいステーキやハンバーグを出してくれるお店が意外とたくさんあります。そんな中のひとつがこのレストラン「石けり」さん。ずいぶん昔からあるお店で、よくハンバーグを食べに通っていたのですが、数十年ぶりに訪ねました。
こじんまりとしたお店ですが、お客さんがいっぱいで、相変わらず人気の様子。チーズの入った煮込みハンバーグをオーダー。最初に出てきたサラダ。真ん中に乗っかっているたまねぎがなんともかわいくて、おいしい。
ぐつぐつぐつと運ばれてきた煮込みハンバーグ。ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリーなども肉汁があふれ出たデミグラスソースに泳いでいます。
中を割ると、とろーり、チーズがあふれ出てきて、視覚的にもおいしさが伝わってきます。一口食べると、100パーセント伊万里牛を使っているだけあって、肉のおいしさがはんぱないです。鉄板の上に乗ってじゅじゅじゅじゅーっと運ばれてくる焼きハンバーグも非常においしく、個人的には煮込みよりも焼きハンバーグの方が好みでした。長く続いている店には、それなりに理由がありますね。期待を裏切らないおいしさでした。
武雄市立図書館など、佐賀県がブレイクの予感。丸善とジュンク堂も佐賀県とコラボ企画やってますよ!<YA>
レストラン石けり
佐賀県伊万里市二里町大里乙203-3
0955-23-3922
茨城のおみやげで、蓮根の実をいただきました。蓮根の実といえば、以前中国のおみやげでいただき、こちらの記事に書かせていただいたのですが、日本にもあるのですね。お菓子の久月さんは「れんこんラスク」「れんこんドラ焼き」など蓮根を使ったお菓子をたくさん出していらっしゃいます。蓮根の実は、栄養価が高く、漢方薬や滋養強壮薬にも珍重されています。実際栄養面でも、良質なたんぱく質やビタミンB1、カルシウムなどがたっぷり含まれているんだそうです
ころころとかわいい蓮根の実の甘納豆。食べてみると、おいしい!先日食べた中国のれんこんの実は、キャンディーのような固さでしたので、同じものとは思えません。古来中国では、れんこんの実は、滋養強壮のために数千年前から、漢方の一種として珍重されてきました。皇帝への貢物として用いられ、「仙人のデザート」とも呼ばれていたということ。中国ではかなり昔から食していたことがわかりますね。栗のようなほくほくした食感で、ほのかに蓮根の香りが鼻に抜けます。お茶請けにぴったりです。<YA>
株式会社 久月総本舗
〒300-0052 茨城県土浦市東真鍋町10-4
Tel 029-821-2035