なると金時をおみやげにいただき、これは一度ブログに書いたことあるなーと思っていて、「待てよ、待てよ、確か“そっくりさん”がいたなあと」思い、2009年のブログを見たところ、別商品であることが発覚。以前ご紹介したなると金時のお菓子は、菓匠孔雀さんのものでした。今回のは、仁木さんのもの。
こちらは、2009年の菓匠孔雀さんのパッケージ。今とは変わっているかもしれませんが、とりあえず検証。どこが違うのでしょうか。はっきりわかるのは、パッケージの左上の文字が「なると」(上)、孔雀(下)。ぺラッとひっつけられた赤い紙の文字も明らかに違います。でも並べてみないとこの違いはわかりませんよね。
こちら仁木のなると金時。
こちらは、孔雀のなると金時。
なると金時を包んである仁木の紙包み。上記孔雀とは、見出し文字はあきらかに違います。「知事賞」という文字と「県みやげ品新作コンクール」は一緒。
孔雀の包み紙。これを見ると、さらに明らかに見出し文字の違いがわかります。
仁木断面です。
孔雀断面です。どっちもおいしそう!和菓子でありながら、コーヒーにもよく合います。秋冬にぴったりのお菓子です。食べ比べも楽しいかも。<YA>
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島根県のお友達からいただいた銀しゃり若布。若布の硬い茎を抜いたことで、食べやすくしてあるわかめなのだそう。真っ白な温かいご飯と食べるのが一番おいしいということで、銀しゃり若布というネーミング。島根県沖で採取された日本海の荒波にもまれたわかめを使ってあります。
乾燥わかめって、お味噌汁に入れるくらいしかしませんが、これはかなり薄くって、丁寧に茎がとってあるのが特長。水戻し不要で、パラパラしています。添加物などがなく、味付けは一切していないようですが、海のほどよい塩味が残っています。ご飯にパラパラかけて食べると、磯の香りが食欲をそそり、何杯でもご飯がいけますね。新米がおいしい季節なので、ご飯のおいしさが倍増してしまい、ついつい食べ過ぎます。おやつにぱりぱり食べるのも、おいしく、育ち盛りのお子さんにもぴったり。カルシウムやミネラルがたっぷり取れるのもうれしいです。もちろんお味噌汁やうどん、そばなどに入れてもおいしくいただけますが、とても薄いので、お汁の中で溶けてしまいそう。食べる直前に、ぱらぱらと振り掛けると、芳醇な海の香りが楽しめますよ。<YA>
株式会社渡辺水産食品
島根県大田市久手町波根西1697番地
0854-82-8011
熊本県の北に位置する菊池市。かつて城下町だったことから、お菓子屋さんがたくさんある市として知られています。ここに伝わる伝統菓子のひとつ、それが柚餅子です。呼び方は、「ゆべし」。今回ご紹介するのは、津村友宝堂さんの柚餅子です。材料は米、みそ、ゆずなど、とってもシンプル。竹の皮に包んであるので、ぷーんと竹の香り。
材料を混ぜ合わせたものを竹の皮に包み、蒸し器で蒸してあります。柚子も米ももちろん地元のものを使っています。味噌の香りが思ったより強くて、香ばしくて食欲をそそりますね。そのままでもおいしく食べることができますが、時間が経つと少しずつ固くなるので、電子レンジでチンしたり、トースターで焼くと、香ばしさが際立ちます。誰にでも愛される素朴な味です。津村友宝堂さんは、もともと餡子屋さんだったそう。お店には、最中などの餡子のお菓子もいっぱいです。<YA>
津村友宝堂
菊池市隈府766
0968-25-2403
寒くなる季節は、温かい汁物が一品あると、なんとなくうれしくなりますよね。文政元年(1818年)創業の老舗濱田醤油さん。ここには、主婦社員が立ち上げた完全ハンドメイドの「ママ蔵」というブランドがあります。文字通り子育て前後のママに優しい商品を開発しているのですが、つわりの時でもおいしく食べることができるすっぱい「レモンの魔法ペースト」や「トマトディップ」など、妊娠中にうれしい商品や、今回ご紹介する「おっぱい味噌」のように、授乳中にぴったりの商品などもあります。
「おっぱい味噌」は簡単に言うと、これをスプーン二杯器に入れて、お湯とお好きな具を入れると、即席味噌汁が簡単に作れちゃうというスグレモノ。しょうが、たんぽぽ、亜鉛など、母体と赤ちゃんに優しい有効成分が含まれているのが特長です。女性の体に優しいイソフラボンがたっぷり入っているので、完全母乳育児を目指すお母さんだけでなく、女性にはとてもうれしい商品ですね。
お味噌&醤油の老舗ですから、味も深みがあっておいしいです。ちなみに、濱田醤油のシンボルマークは、六角形にマルと浜田の「は」。亀甲マルハというものなのだそうですよ。「いつまでも栄え続ける企業であるように」との願いを「亀は万年」の言葉になぞらえてつくられたものなのだそうです。
濱田醤油がある熊本市西区小島町は、かつて物資の集散地としてにぎわった商人町。明治初年までの浜田醤油は穀物商で、近くに船着き場があり、白川を遡上して熊本城下まで米や大豆を運んでいたと伝えられています。濵田醤油三代目が、その麦や大豆に塩を加えて醤油をつくったことが、濵田醤油の始まりとのこと。 濱田醤油さんには、江戸時代から続く蔵を利用したカフェもありますよ。醤油ソフトクリームもあるみたい!意外と合うんじゃないかなー!食べてみたいです。<YA>
濱田醤油
熊本市西区小島6の9の1
096-329-7111
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熊本県菊池市は、熊本県の北部に位置し、農畜産業が盛んな市です。日本名水百選にも選ばれている菊池渓谷にも程近いことから、阿蘇の伏流水や渓谷から流れる新鮮な水と肥沃な大地に恵まれています。特に有名なのが、お米。全国トップランクの食味を誇るといわれています。
そんな菊池市の安全安心な農畜産物のインターネット販売が10月20日開始。全国どこにいても、安全安心でおいしい農畜産物をお買い求いただけるようになりました。名前は、菊池まるごと市場。おいしいものだけを厳選して、まるごと売ってあります。
品揃えは、旬の野菜や旬のくだものだけにとどまりません。旭志牛などのお肉や、菊池に長らく伝わる松風などの伝統菓子など、さまざまな品揃え。熊本ふるさとを遠く離れて、関西や関東に住んでいらっしゃる方には、なつかしいものばかりです。果物や野菜に冠しては、菊池基準をクリアしたもの以外は取り扱われません。菊池基準とは、安全安心の度合いを示す基準で、1から7まであります。7が一番基準が高いのですが、きちんとセレクトされた安全安心な野菜だけが取り扱われていると思うと、安心して購入することができますね。<YA>
(写真はイメージです)
上通にある大好きな中華料理店紅蘭亭さんに、久しぶりに行きました。昔から、仕事でがんばった日とか、仕事がひと段落した日とかに、紅蘭亭さんの「中華定食」というタイピーエンと酢豚が入った定食を食べるという習慣が(私的に)ありました。あのパビリオンと呼ばれる空間もステキですし、SWISSのガラス越しに動くステキな制服も(私的に)大好きです。しかし年齢を重ねると、あの中華定食の量が胃袋におさまらなくなってくるものです。ご飯と、タイピーエンと酢豚。お得だけど、多すぎる。というわけで、同じく長年の紅蘭亭ファンの知人一押しのメニューがコレ。酢豚とチャーハンがワンプレートに乗っています。見た目は、まかない料理っぽいのですが、プロならではのチャーハンと、これまたプロならではのスーパイコという大好物が二種類も乗っていて、これからは絶対コレに決定です。量もちょうどよくて、女性にはぴったりですね。毎週土曜日 は上通パビリオン限定の「ランチバイキング」(大人1260円)があるみたい。コレもお得ですね。
お隣には、10月から3ヶ月限定でペルシャじゅうたんのお店がオープンしていました。ミーリー工房というペルシャじゅうたんの工房の商品を取り扱っているようです。手紡ぎで草木染めの、おまけに手織りのステキなじゅうたんでした。ランチの帰りにいかがですか?<YA>
紅蘭亭
熊本市中央区上通町1-15
096-352-3812
四国のおみやげでいただいた鳴門のうず芋。創業80年の老舗の味は、モンドセレクション賞金賞を、6年連続で受賞しています。鳴門海峡の豊富なミネラルを含んだ砂地で育った鳴門金時は、数あるさつま芋の中でも上品な香りと素朴な風味で「さつま芋の女王」と呼ばれているのだそうです。「鳴門うず芋」は、厳選した鳴門金時を原料にして、素材の旨みを存分に引き出しています。
お芋の断面です。厳選した鳴門金時を、熟練した職人たちが包丁で一枚一枚丁寧に切り分けます。手で切ることによって断面に凹凸ができ、糖蜜がたっぷりと絡んで、深い味わいが生まれます。たしかに表面がでこぼこしていますね。
カットした鳴門金時を蒸かし、甘い蜜に漬け込んで乾燥させたのが「鳴門うず芋」です。素材の旨みを引き出す糖蜜は、初代当主がハチミツを元に作り出しました。以来80年間、継ぎ足しながら守り続けられた蜜床なのだそうです。うなぎ屋さんのたれとかラーメンとか聞いたことありますが、つぎたしつぎたしの蜜床って、考えるだけでとろけそうですね!一口いただくと、上質なスイーツという印象。甘く凝縮した新芋の味が、見事で、今の季節にはたまらないお菓子です(笑)。<YA>