編集長が12月にブログに書かれていた網田駅レトロ館のカフェ。私も遅ればせながら行って参りました。詳しくは、編集長ブログ参照。熊本県最古の駅舎ということで、とても雰囲気があります。
網田レトロ館は、週末がカフェ、平日は、子どもたちが学校から帰ってくる時間にオープンして子どもの列車待ちの交流スペースとして利用されているのだそうです。子どもたちは、列車を待つ間に、ここで宿題なんかもすませます。ちなみに、テーブルの一部は、廃校になった宇土東小学校のものを今も使っています。傷や落書きもそのままです。
カフェの中には、電車関係の絵本などもあり、壁掛け時計は昭和3年のものが現役で動いています。不思議なものを発見。聞いてみると、細いすき間に切符を通せば、日時などが印字させる機械なのだとか。オシャレです。後ろにあるかめの看板。「引き強くよくふくれる」のは、何の宣伝でしょうか(笑)。わたしの予想では「かめまわた」(綿)だと推測するんですが笑。
こちらは、カレーです。季節によって具材が変わるそうですが、海の幸と菜の花が入っていて、なかなかのお味。見た目で、甘口かなと思ったのですが、少しピリッとするので、お子様は要注意!バックに映り込んでいるのが網田ネーブルのピザです。甘いデザートピザなのですが、なかなかのお味。ここでしか食べることができないおいしいピザですよ。<YA>
網田駅レトロ館
住所 宇土市下網田町2097の2
土日祝 10:00から15:30
0964 27 0166
国道3号線を熊本方面から八代方面へ。道の駅竜北をすぎた少し先の左側。うどん屋があるのは知っていたが、行ったことはありませんでした。今日は曇天の寒い日だったので温かいものが食べたくなり、入ってみました。
名前は「うどん亭」 普通の名前ですが、メニューは丼もの、セットもの、いろいろありました。
竜北吉野の名物として田舎みそ煮込うどん 730円。だしやみそにこだわっているようですね。
名古屋などで有名な味噌煮込みうどんをイメージして食べると全く違うものなのか、丁寧にも但し書きがあります。
玉子抜きの味噌煮込みうどん。食べかけじゃないですよ。カレーうどんでもないですよ。味噌が田舎味噌の味です。
サービスランチ 680円。 肉、えび天、きつね、わかめのトッピング。麺は自家製?と思う。おにぎり付。
肉ごぼううどん 630円。 ごぼう天がIQFになっている。でも量は少ない感じ。サービスランチのうどんつゆと違うのでしょうか。色が違います。寒かったのであったまりました。TT
最寄りの高速道路のインターチェンジが植木インター。インター降りて、熊本市北部にある自宅まで帰る途中で食事処を探すシチュエーションがよく訪れるのですが、いつもなんとなくチェーン店に入ってしまい、後悔してしまいます。
という話をしていたら、「とてもおいしいラーメン屋さんがあるよ!」と教えてもらったので、初めて行ってみました。それが、「えぼし家」さんです。三号線沿いにあるので、とてもわかりやすい。黄色の看板に、黒の墨文字が目印です。パーキングは、10台くらいはありますが、お昼間はけっこういっぱいになっています。この日は、夜遅かったので、難なく止めれてラッキー。
細かいニンニクチップが振りかけられていて、中太麺、きくらげ、チャーシュー、ネギ、ノリという熊本定番トッピング。スープはとんこつなのですが、臭みがなくて、好みの味。チャーシューが、特にいい感じでした。油っぽくないけど、軟らかくって、絶妙なサシの入り具合。厚みも計算されたようにいい感じの薄さ。
内装はラーメン屋さんらしからぬおしゃれな感じ。一人ラーメン屋さんって、なかなか入りづらいのですが、オシャレだしおいしいし、ここなら大丈夫かなと思わせてくれる女性にうれしいお店です。<YA>
えぼし家
熊本市北区植木町植木100-16
TEL:096-272-7003
営業時間:11:00?21:00
定休日:月・火曜日
前篇ではちゃんぽんの話までたどり着きませんでした。九州に住んでいるとちゃんぽんに接する機会も多いのですが全国ご当地ちゃんぽんというのはどんな種類があるのでしょう。今回はずっと食べたかった 「戸畑ちゃんぽん」にトライです。ご当地ちゃんぽんフェスティバルも各地で開催されているようです。
ご当地ちゃんぽんの種類
さぁ、戸畑駅南口から歩いて行ってみましょう。
スマホ片手に、5分ほどで着きました。寛太郎といえば、「北風小僧のかんたろうー」ってそれは、寒太郎。昭和風の店かまえが歴史を感じます。
店の外のメニュー。戸畑ちゃんぽん 630円、いよいよ店に突入。
清潔感のある店内。壁にずらりと貼られたメニュー。ちゃんぽん、ラーメン、やきそば、焼きうどん、餃子。色々ありますが、ここは戸畑ちょんぽんですが、ごぼう天入 700円をチョイス。大将も気さくな方で私が競馬のポスターを見ていたら、話しかけてくれました。
テーブルの調味料で、これが気になった。「悪魔の赤だれ」と「天使の赤だれ」 豆板醤と味噌で作られた調味料かな
粘度はそう高くない味噌。皆さんこれが好きなのでしょうか。量も少なかった。
戸畑ちゃんぽんと初対面! ごぼう天3本、トッピングにイカゲソが入るのが特徴。野菜炒めがのります。
スープは丁寧に豚頭からだしをとったトンコツ。
これが噂の蒸し麺。細いわ。最初食べると 「チキンラーメンの麺か?」と思いますが、この麺すごく美味しい。以外に以外するすると入っていきます。食べ進むうちにやわらかくなっていきます。スープととてもマッチングがいい。イカげそもごぼう天も最高です!!
悪魔の赤ダレを入れてみた。スープが味噌風味濃厚味に変化するがそれほどピり辛でなくてこれはいい!どんどんいれちゃいまして、スープも完食しました。うまかった!!これはまた食べたいな。
蒸し麺がありました。茶褐色の麺です。戸畑ちゃんぽん、これはまだまだ熊本でも知られていません。掲載時点で食べログでの評価は3.52。寛太郎さん、また伺います。TT
久しぶりに水前寺のロアジスさんに行き、おいしいフレンチをいただきました。その流れで久しぶりに水前寺成趣園を散策。春の水前寺成趣園は本当に気持ちがいいものです。おいしいロアジスさんの料理の画像にのせながら、水前寺成趣園について、ちょっと調べてみたいと思います。こちら洋風の茶わん蒸し。少し甘めで美味。
テリーヌ。魚介の香り♪
3月26日・27日の二日間、水前寺成趣園で、水前寺まつりが行われます。水前寺まつりは、平成22年の11月に初めて催されました。そのときは着物で水前寺公園を散策してみたのですが、なんとも趣深い体験♪めったに着物なんて着ませんから、貴重な体験でした。
カボチャのスープ。
その水前寺まつりが、今年も行われるとのこと。そもそも水前寺成趣園ってだれが作ったの?ということでいろいろ調べてみました。水前寺成趣園は、細川忠利のお茶屋としてはじまり、綱利の時代に桃山式回遊式の庭園として完成されました。園内には、細川家の歴代藩主がまつられている出水神社があります。また、肥後細川家初代の細川幽斎が古今伝授の秘説を伝えた古今伝授の間や、能楽殿、流鏑馬の馬場など、びっくりするくらい昔のものが残っています。
水前寺まつりでは、何が行われるのかというと、子どもに伝統文化を伝える目的から、子ども古今伝授、小倉虎舞、中江神楽など、子どもが主役の伝統芸能が披露されます。また阿蘇の物産館などもあるようです。
また、今年は夏目漱石来熊120年という記念の年でもあります。夏目漱石は、水前寺・江津湖をたびたび訪れて、句を詠んでいます。江津湖かいわいには、漱石が詠んだ句碑も建てられているので、どんな句を詠んだのかみたいものですね。絶品、ホロホロ鶏。
その漱石来熊120年にちなんで、水前寺まつりでも高校生の俳句コンテストが開かれるようです。水前寺・江津湖を散策し、心にとまったことを句に詠むという、なんともどきどきする企画。こういうときにぱっと俳句が出てくる体質になりたいものですね。〆のクレームブリュレ。
ロアジスさん、すべてが丁寧アンド美味。水前寺公園散策から歩いて行けるお店ですよ。<YA>
ロアジス
熊本市中央区水前寺公園4の26
0962130555
ニューヨークへ行ってきました!!って。
まるでニューヨーク。ここが九州であることを忘れてしまいそうです。北九州市戸畑。北九州市は1963年に門司市、小倉市、戸畑市、若松市、八幡市の5市が合併してできた政令指定都市です。戸畑駅前は南側にはイオンもありますが、北側はひっそりとしています。現在の栄華からすると不相応な大きな通りがあります。これもアメリカっぽさにプラスしてます。
戸畑駅北口方面から見た場合
まぁ戸畑の海向こう崎は若松。黒いダイヤ(石炭)で賑わった時期もあります。戸畑駅北側には古い旅館なども残ります。建設当初は東洋一のつり橋と言われた若戸大橋。
若戸大橋を望む臨海地帯にある1936年(昭和11年) 建築のニッスイ戸畑ビル。 海に向かって建ってます、味がある建築物ですね。ニッスイは、創業者・田村市郎が、トロール漁船を建造するため 国司浩助くにしこうすけをイギリスへ派遣したところから始まります。1911(明治44)年、下関に田村汽船漁業部を設立。1929(昭和4)年には戸畑に移転し、水産物供給のための機能を結集しました。(ニッスイHPより)
戸畑とニッスイは深い縁があります。100周年行事でニッスイパイオニア館という展示室が創られて一般に公開されています。
銀座は銀座でも戸畑区銀座。このあたりは昔はめちゃくちゃ栄えていたんでしょう。
長くなりそうなので、戸畑ちゃんぽんはまた明後日にします。TT
八代市にあるうどんの客殿さん。中九州短期大学のすぐ近くにあり、学生さんや先生たちに人気のお店。きゃくでんと詠みます。客殿って言葉を初めて聞きましたがググってみると、
「貴族の家や寺院などで、客を接待するために造られた建物。または、広間。」
という意味があるのだそうです。うどんがメインのようですが、地元の方からすすめられたのは、カツ丼。カツ丼のおいしい店として有名とのことです。上の看板は、「殿客」と逆さまに。なんか意味があるのでしょうか??お店に入ると高専なんかも近くにあるので、学生さん、地元のおじちゃんおばちゃん、サラリーマン、小さい子連れのお母さんなど、バラエティ富む人々が思い思いのものを食べています。間違いなく地元で愛されているとわかる客層。
こちらは、カツ丼セット。小鉢とうどんまでついて780円。安いですね?。隣の席の妙齢の奥様が、ぺろっとたいらげるのを見て、わたしにも完食できるかもと思って頼みましたが、明らかに多すぎる量。それにしてもこのこっくり甘辛味のカツ丼のおいしいこと!うどんもわたし好みのしこしこ麺でした。
こちらのメニュー、うどん玉が2玉入った「ジャンボうどん」、3玉入った「トリプルうどん」、4玉入った「大盛りトリプルうどん」というのがあるみたいです。大盛りトリプルでも550円だそう。学生さんの底なしの胃袋にはたまりませんね!<YA>
うどんの客殿
八代市平山新町2544-2
0965-34-2744