山鹿市の豊前街道は熊本でも貴重な街並みの残る、歴史街道。普段はひっそりとしていてそれがなんとなくいい情緒を出しています。私の結構好きな道の一つです。昔(15年くらい前)は熊本から自転車でサイクリングしてこのあたりを走ったものです。千代の園酒造。
明治期に建設された千代の園酒造の倉庫を活用して、現在は菊池川流域情報交流館「しびんちゃ館」になってます。
町並みを北上していくと、さくらの湯の前に2軒回転焼の店があります。左側の看板もないお店(営業しているのか、製造場所なのか一つのお店なのかわかりにくい)はこちら。こちらのサイトをあとでみて 林田饅頭店という名前というのがわかった。
表面がざらざらしたドーム風になっている回転饅頭は 灯篭饅頭というらしい。山鹿だからかな。よくわからないが普通にうまかった。
相当年季がはいっているのか、鉄板そのものがでこぼこしているのか。
更に北上すると、銀行建築が。素晴らしい! 灯篭民芸館(灯篭ミュージアム)としても活用されているが、大正14年建築の旧安田銀行山鹿支店。コンクリート造り、当時の銀行建築は本当に立派な建物が多い。国の登録有形文化財指定。
右手には洋館風建築2階建ての深山栗山(みやまくりやま) 和菓子店。
灯篭ミュージアムの少し先には、金剛乗寺の石門。この奥に本堂。昔は建物が大きく西の高野山とも呼ばれたとか。
この道路は観光客もよく歩きます。というのも国の重要文化財の八千代座があるからです。はじめて中に入ります。明治末期建築の芝居小屋ですが、昭和に入って朽ちかけた芝居小屋を地元の方が立て直しました。廻り舞台などの特殊装置も健在で、中に入ると感動しました。一度行かれては。
写真以上の素晴らしい迫力と現実感がありますよ。
2016年7月17日、トルコ・イスタンブールで開催されていたユネスコ世界遺産委員会は 国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジェの建築作品」の世界文化遺産登録を決めました。やりましたね、東京都でも初めての世界文化遺産ですね、これで上野の国立西洋美術館もどっと観光客が増えるでしょう。今まで少しひっそりとしていたのが、なつかしくなるでしょう。
ル・コルビュジェはミース・ファンデル・ローエ、フランク・ロイド・ライトと称される近代建築の三大巨匠。(個人的にはライト建築に傾倒、もちろんコルビジュの工業作品も好きですが)
国立西洋美術館は大正3年から昭和3年頃まで当時株式会社川崎造船所の社長であった故松方幸次郎氏がヨーロッパで集めた絵画等のコレクション(松方コレクション)が、サンフランシスコ平和条約でフランスに接取され、そのコレクションの返還条件として東京にフランス(西洋)美術館を作ることが条件とされ、コルビジェ氏が設計し1959年(昭和34年)に完成したものです。その後色々と増改築はありましたが。
コンクリート打ちっぱなしの外観は今風ですが、昭和30年代はすごいデザインだったんでしょうか。
スロープ(斜路) 19世紀ホールと2階を結ぶ。空間の変化をゆっくりと楽しみながら上の階へ移動することができるプロムナード
19世紀ホール。三角形のトップライトが特徴
現在は使用されていないが、2階から中3階が3か所つくられている。せまい階段を上がると小さな作品展示スペースがある。
2階のガラス張りの部屋は屋上から取り入れた自然光を展示室に入れるための回遊空間のアイデアだったが、現在は人工照明を使用している。
2階展示室。天井高は低い所で226cm。高い天井はその倍。
ゆっくりとコルビュジェの無限成長美術館(コレクションの増加に伴い建物も増築していく)を楽しみましょう。TT
建築探検マップ(このページの下の方にPDFファイルがあります、これは美術館でも言えばもらえます。探検するのに役立ちます)
フレッシュネスバーガーファンの方は、多いと思います。わたしもその中の一人。熊本では新市街デンキカンビルにあります。昔は、映画館やハローレディー、ポレエルなどもあり、賑わっていましたが、今はなんだかさびしい雰囲気。その中で、ひときわ存在感を放っています。喫煙ルームもあって、喫煙者も多いです。ご年配の方が多いのもここの特徴。何でだろっていつも思う。ここは、時々打ち合わせに利用させていただきます。理由は、そのフリーダムな雰囲気。
たとえばこんな感じ。PIXERフリークにはたまらないでしょう(笑)。あの子も、この子もみんないます。あの子もこの子もたぶんお店が閉まってから、店内でパーティーしていることでしょう。
アメリカのダイナー風。PIXER一色ではないところがまたよい。わたしも大好きなものをいっぱい詰め込んでカフェ作ったらこんな感じのを作っちゃうだろうな。
フレッシュネスの社長さんは、実はほっかほっか亭の創業者なのだそうです。敏腕経営者として有名な社長さんですが、小学生時代はバンド活動、中学時代は水泳、高校時代にラグビー、大学時代にボブスレーの選手として活躍された方なのだそう。ビートルズが来日していた時には、「もうビートルズに飽きていた」子どもだったらしいので、相当の趣味人だったことがうかがえます。
とにかく好きなことを好きなようになさってきた経歴が、このお店の根底に脈々と流れているような気がして、打ち合わせの中で自由な発想に行き着きやすいと感じてしまうのでしょう。なんだかヴィレッジヴァンガードと通じる香りがありますね。
いつもコーヒーいっぱいでごめんなさいなのですが、私がクリエーターであり続けたいために、なくてはならない心のよりどころではあります。<YA>
フレッシュネスバーガー
熊本市中央区新市街8の2デンキカンビル1階
096の355の2141
東京都港区白金台。シロガネーゼと呼ばれるマダム生息地の場所。そこにある東京都庭園美術館の新館にあるカフェ。都会の喧騒を離れ、パリの森の中にいるかのようなエスプリな気分な紀文を味わえるカフェ
ここは本館と新館のシークエンスが素晴らしい。本館は 1933年(昭和8年) 竣工の旧朝香宮邸であり、昭和初期の雰囲気を伝える。朝香宮は当時フランスで流行していたアールデコ様式 (アールヌーボー様式とアールデコ様式の違いはここをお願いします) を建築に取り入れてある。見学ももちろんできます。
CAFE DU PALAIS
一杯のコーヒーでエスプリな気分になれるが、美術館カフェのよいとこ。全面ガラス張りで天井も高く解放感が高いカフェ。
2015年に国の重要文化財に指定された、旧朝香宮邸。アールデコ様式の直線を基調としたシンプルながら美しい建築物。
反対側になります。
正面玄関のガラスレリーフは有名。フランスのガラス工芸家 ルネ・ラリックの作品で翼を広げる女性像。このためだけに作成されたものであり、型押しガラスでこの大きさを考えればラリックの作品でも貴重な一品です。
美術館として使用されていますので、展示物がありそれを見ながら建築物も見るといった感じでしょうか。手入れもきちんとされている重要文化財です。TT
熊本市中央区帯山にある「さんるー食堂」さんに行きました。連れが「食堂」というので、「定食屋さん」なのかと想像して行ったのですが、なかなかおしゃれなカフェ。おまけに、席は女性であふれかえっていました。カウンター席しか空いてなかったのでカウンターランチ。
ランチメニューはこんな感じです。食堂だけど、完全にカフェ風ワンプレートメニュー。若鶏の唐揚げリンゴソースに決定。りんごソースにそそられて(笑)。
ジャーサラダとスープが出てきました。ドレッシングはシーザーサラダをかけて。大好きなブラックオリーブも乗っている。なんかうれしい。野菜もとてもフレッシュです。
こちらが、若鶏の唐揚げリンゴソース。カフェらしからぬおいしさ(笑)。ちゃんと手作りしてある感じがします。リンゴソースも唐揚げにあいます。我が家のリンゴが余ったら、ヒデキがびっくりするくらい(←古い)カレーにいれちゃいますけど、脂っこい肉料理に添えるのはとてもグッドアイデア。
多肉ちゃんもいっぱい売ってます。<YA>
さんるー食堂
熊本市中央区帯山8の3の3
096(381)5012
お休み水曜日
会合の流れで、いい年したミドル・シニアのおじさんばかりで 研究もかねて行ってきました、銀座のステーキ 銀座本店。銀座にあるから銀座ステーキってまんまですね、俺のシリーズのお店とは関係ないもよう。このお店はよくメディアでも登場している、A5ランクの鉄板焼き食べ放題のお店。個人的には食べ放題って嫌いなんです。おいしいものを時間を気にしないでゆっくり食べたい。
8,9階が店舗なんですが、8階はコの字方のテーブルが2つ。今日は全部貸切。席は2時間で、予約時間から75分でラストオーダー。つまり75分で最後の肉を注文するラストタイミングというわけ。
普段より少しリッチな注文がしてありました。お試しコースを除けば 7,800円からのメニューがあるのですが、今回は贅沢和牛コース山海。14,800円(税別)のコース。
※ステーキ追加無料
おじさんたちで食べきれるのか。
冷製プレート
帆立やスープをいただいていくと、だんだんお腹がいっぱいになります。ビールやワインも飲み出します。
それで提供されるのはこんなに脂がのったやつ・・・・・大丈夫かなこんなサシが入ってて。
肉は1人前 250gで計算されているようです。
一度焼いてから、まな板でお休み。二度焼きするそうです。
見ているだけで満腹になるような気がします。
脂がのっているとお腹にずっしり来ます。
フライドガーリックもがつんと使用します。
結局おじさんたちは、追加の肉をほんの1切れ注文しただけでFINISH。こんなに食べないお客さんもいないんだとか。普段はがっつり食べるんでしょうが。まぁ、これだけ脂の乗った肉は胃に来ますからね。赤身ステーキなら結構いけるのですが、これは私もきつい。確かに美味しかったけど、おかわりしないと値段的には高くつくんじゃないかなぁ、と思いお店を後にしました。TT
ずっと行きたかったイタリアンレストランロッカフォルテさんに行きました。以前お伺いした時は、お店の前に女性たちの行列ができていて断念。今日は、オープン前に並ぶという気合いの入れよう(笑)。
「ロッカフォルテ」てかっこいい名前ですが、HPによるとイタリア語で城塞という意味があるのだそう。難攻不落の熊本城のようにずっと残って、愛されるレストランでありたいとの思いとのこと。肥後六花にもかけてあるのだとか。熊本愛がいっぱい感じられます。お城があんな風になってしまった今、このお店の名前に込められた思いが、より一層強く心に響きますね。
ランチセット(1000円)をオーダーしました。前菜のハムとチーズがすばらしいです。これから先、おいしいものしか出てこないことを確信します(笑)。
私がオーダーした「スパゲッティフェガト」。鶏レバーとししとうのスパゲッティ。シンプルな塩味に、レバーのコクがパスタとまったり絡み合っておいしい。次も絶対これ頼むのでしょう。ランチメニューから消えないで、と願う一品。
友人がオーダーした「ズッキーニとパンチェッタのペンネ ペコリーノチーズ風味」。素材のチーズなどからこだわっていらっしゃるのでしょう。本当においしいです。この価格でいいの?って感じですが、この価格でお願いしますって感じ。今度はデザートセットにしようと思います。※写真撮影の際は、一声かけてねとHPにありますので、撮影の際はお声かけをお願いします!<YA>
ロッカフォルテ 〒860-0843
熊本市中央区草葉町4-10エトワール草葉101
096-342-5534
休/水曜