イタリアピエモンテの焼き菓子に、バーチディダーマという焼き菓子があります。一口サイズのサクサクしたクッキー生地に濃厚なチョコレートクリームをサンドしたものらしく、食べるときにすぼめた小さな口びるが「キス」をするときのかたちに似ていることから、[バーチ ディ ダマ = 貴婦人のキス] と呼ばれているのだとか。そのバーチディダーマの老舗で、1958年創業のパスティッチェリア リッパのバーチ ディ ダーマとアマレッティのセットをいただきました。アマレッティとは、リッパさんのもう一つの看板商品で、ちょっとさくさくしたメレンゲ風のクッキーです。ディーンアンドデルーカさんで購入できるようです。ラッピングがとてもかわいくて贈り物としていただくと気分が上がります。
アマレッティ。チョコレートコーティング。
中はクッキー生地。アーモンドの香りが強く、軽い口当たり。甘さ控えめのしっとりした食感がとてもおいしいですね。
ところでイタリアのピエモンテってどんなところなのでしょう。ピエモンテ州とは、イタリアの北西部の州で州都はトリノ。荒川静香さんが活躍したトリノオリンピックが行われたところであり、ユベントスの本拠地があるのもトリノ。「イタリア半島のブーツの膝小僧あたりです」と書かれているものもありますが、膝小僧よりずいぶん上の方の、太もも前面部って感じじゃないでしょうか。トスカーナ州と並んで、赤ワインの名産地なのだそう。最近かなり遅ればせながら、ワインのおいしさに目覚めつつある私ですが、味の特徴をいろいろ勉強したいなと思っています。ここで買えます。<YA>
東京・六本木 レストランリューズ(RYUZU)に来ました。3度目の訪問です。今日は異業種交流社長会で会場セッティングは幹事役の私が努めさせていただきました。初めての所で開催するわけにはいきませんので、2度訪問したことのあるミシュラン2つ星のリューズさんならば安心できます。今日は自腹です。
毎回思うのですがこの階段を下りていくときって気分が高まります。
階段を降りきった左側がリューズ。
今日は個室を利用させていただきました。個室側からグランドフロアーを望む風景です。RYUZUさんは照明も落とされており、夜使いのフレンチにいい感じの照明です。
リューズ。今日の料理は通常メニューで8000円、13000円の上にあるおまかせメニューでは一番安い、といっても19000円税サ別のコース。ワインは2人のサポート幹事の人と決めました。
シャンパーニュは クレモン ペルスヴァル (CLEMENT PERSEVAL) のロゼ
現在では仏国内でさえも入手困難になっており、日本への輸入数は極僅かな希少品となっています。
ラインナップの中でも特にレアなキュヴェがこちらのロゼ。極限られた本数しか流通しておらず、なかなか出会えない逸品です。
100% ピノ・ノワール
アミューズは2品
まぐろ・サーモンのスモーク
こちら・・・何か忘れてしまいました。リューズさんはメニュー表がないので。
Rieffel Grand Cru Zotzenberg Sylvaner
リーフェル グラン・クリュ ゾッツェンベルク シルヴァーナ
白ワインはワイン飲みなれた人も多いので、ブルゴーニュはやめてアルザスにしました。アルザスってコスパも良いし私は好きです。中でも、シルヴァーナ種のぶどうがアルザスのグランクリュに指定されたのは2000年代に入ってから。1975年、アルザスのグランクリュが制定された際にグランクリュに認められたぶどう品種は、Muscat(ミュスカ)、 Riesling(リースリング)、 Pinot Gris(ピノグリ)とGewurztraminer(ゲヴュルツトラミナー)の4品種。
KRITT PINOT BLANC 2016 クリット ピノブラン
こちらもアルザス。
アルザスの土地とブドウを熟知した伝統あるドメーヌ。ビオディナミ農法とマイクロ・クライメットが生む、複雑味が魅力。グラン・クリュ並みの土壌と古樹により造り出された、贅沢な味わい。
ルクセンブルク産の半焼成パン
前菜
オマール海老・ホワイトアスパラガス
水玉のようなドット(ソース)が映えます。ロゼシャンパンにも合います。
続きは翌日に
福岡市大名の料亭 稚加榮(ちかえ)に会合で訪問しました。二度目の訪問です。
博多料亭 稚加榮は、昭和36年に福岡の炭鉱王 中島徳松氏の持ち家を改装し、福岡市中央区大名に鳥料理店として創業しました。今は活魚、会席料理のお店です。建物は旅館ホテルのように立派です。
刺身付の会席料理です。
醤油はぽん酢、しょうが醤油、わさび醤油
前菜
この時期が旬の白魚(しろうお)の踊り食い
食べるのは1年ぶり。
土佐酢の中にすくって入れて飲み込む。のど越しを楽しむ食だ。あまり得意ではない。
新鮮なイカ刺し
結構こりこりしていた。
しょうが醤油で食べると美味しい。
今日は国産白ワインと同じく国産赤ワイン。
ひらめの刺身
小さな鍋物
イカの胴体、足は天ぷらに
鰆の柚餡焼き
フカヒレ茶碗蒸し
うにご飯とお味噌汁
デザート、果物
何が美味しかったかと・・・赤ワインかなぁ。
博多駅で時間があったので、利久で牛タンと日本酒を飲んで新幹線で熊本に帰りました。これはこれでイイ。TT
福岡にある伝説のスリランカ料理店、ツナパハさん。ずっと前から行きたいと思っていましたが、「ツナパハ+2(プラスデカ)」といういわゆる2号店がソラリアステージの地下にあると聞き、行ってきました。わたしは、今編集長が検証実験中のヌードルカレーをオーダー。他の人は、スリランカカレーとシュリンプホワイトカレーなどをオーダー。店内は、明るい雰囲気。
こちらはホワイトカレー。ルーのみ。エビのエキスが溶け出していておいしい。ホワイトカレーというだけあって、白っぽい。スリランカ熊本のリアルレッドを平気で食べる人がオーダーされたので、見た目ココナッツ感が強いですが、見た目より辛いです。
こちらは、定番スリランカカレー。ジャガイモ、チキンなどの配置等は、スリランカ熊本と激似。隣のテーブルの人はルーが足りなくなって、おかわりしていました。熊本では、見たことないな、ルーをお代わりしている人。ツナパハラバーの友人いはく、福岡ではけっこういるらしい。
こちらはヌードルカリー。予想に違わずおいしいですが、やはりスリランカ熊本・モナラを超えないと思ってしまう。ドライカレーを絶賛している方が多いので、次はドライカレーに挑戦してみようと思いました。<YA>
ツナパハ+2
福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ地下2階
だいぶ前から訪問していましたが、掲載したことのないお店です。最近はフレンチとか肉が多かったので、久しぶりに訪問しました。お刺身とか釜飯とか和食の美味しいお店です。
薔薇亭のあるSUN SPOTマツフジビルの地階にあります。
お店の中はカウンター席と個室。居酒屋気分で「ふらっ」とは入りにくい雰囲気はあるでしょう。
刺身、魚、肉系、揚げ物、煮物と色々とメニューはあります。しかし価格が一切書いていない、時価になっています。値段を気にせずに食べれれば最高なんでしょう。全く価格が書いていないといくらなんだろう、と考えてしまいますね。金額がないお寿司屋さんが近寄れないように、常連じゃないと不安ですよね。
米から炊く釜飯が美味しい。
おまかせ(コース)は5000円から。いつもはコースを頼むことが多いです。足りない場合に追加で単品。
馬刺しなどもおいしい部位が置いてあります。
前菜から。ひともじのぐるぐる他
酔鯨 純米吟醸 吟麗
特徴
香りはあくまで控えめとし、キレが良く飲み飽きのしない純米吟醸酒です。和食全般、特に醤油系のお料理との相性が良く、一緒に頂くお料理の良さを引き出します。当社が本格的に吟醸酒造りを始めた最初の商品で、現在でも中心となる商品です。
刺身 4人前
あわび、いか、まぐろ、たこ、さば、ひらめ、たい 新鮮で美味しい。
日本酒がすすみます。
これも定番となっている 「う巻」 ふわふわして美味しい。卵焼きにはマヨネーズをつけたくなりますが、おろしでがまん。
辛子レンコン、車海老、さわらの柚餡焼き
辛子レンコン、ツンと来ます。
なすのお浸しで一休みして
こちらは珍味の「根焼き」
馬の大動脈。こりこりした食感でイカ焼きと思えば抵抗感は減るけど。
ごま豆腐
濃厚なあわびのバター焼き。
あわびってバター焼きにするとかなり濃厚でこれはワインが飲みたくなってしまう・・・・
時間が無くなりつつ、ご自慢の釜飯をいただけませんでした。次回近いうちにまた訪問したいと思います。ここの味噌汁のねぎの切られた幅が細くてすごいんですよ。ものすごく切れる包丁と腕がないと無理だと思う。TT
あっさりアジアンランチがしたくて、こちらに。アジアン屋台 バーバーバー333。4度目の訪問です。てっきりお店が休みかと思ったら店舗の外装が工事中でした。
今日はフォーの気分
パッタイも美味しかったが、今日はフォーから選択しよう。
一人で入ってきた女性客もパッタイランチセットを頼んでいる。
鶏ガラのフォーもいいけど、今日はフォー・ハイサン(魚介)にしよう。税込1188円だから結構いい値段。
ここのテーブルはワインの箱のテーブルだからもともとイタリアンのお店かなといらぬ推測をいつもしてしまう。
春巻きの揚げ物とサラダをいただきつつ
フォーが到着。うん、いつものフォーの景色と違う・・・あ、パクチーがないんだ。お店の人に聞くとパクチーは別注(100円)とのことなので、オーダー。
すぐ到着。パクチー小100円は結構盛りもあって。
全部いれよう。
やはりフォーにはパクチーが必須だよね。
麺は米麺だからグルテンフリー
いか、あさり、えびのコンビネーション。想像通りかなりあっさりのフォー。少し物足りない気分もしましたが、スープを飲んだせいかコーヒーは飲みたくなくなり、お店の人にコーヒーはお断りしました。パクチー入れても1300円弱は安いとはいえないなぁ。TT
「ムルドル通りってどこ?」そう思った人も多いかもしれません。ムルドル通りは外国ではなく、世界遺産で有名な宇城市の三角西港にあります。ムルドルさんというのは、オランダ人の水理工師。明治20年に三角西港を設計された方のようです。三角西港にはその方の名前を冠にした物産館ムルドルハウスが再現されており、その東側の石畳の道がムルドル通りと呼ばれています。
ちなみに、ムルドルハウスは、築港当時の迎賓館的存在であった浦島屋という旅館の写真を元に作られました。浦島屋といえば、小泉八雲も訪れ「天女のような女中さんがいる宿」と作品の中で言っています。とんがり帽子のムルドルさんの似顔絵入りのパッケージのムルドル通り。宇城彩館で買いました。
ダックワーズ風。アーモンドの風味がおいしい。こちらを作っておられるお店が吟将製菓さんという地元のお菓子屋さんです。実は、こちらの磯まくらというお菓子が食べたくて、宇城彩館で訪ねてみましたが、なんと売り切れ。明治天皇に献上した歴史あるお菓子とのことでしたのですが、残念。磯まくらってネーミングがとてもステキだとは思いませんか?またトライしたいと思います。<YA>
吟将製菓
宇城市三角町波多4279の7
0964(52)2175