大分市内で江戸前寿司はここと決めています。アーケードにあるWAZAWAZAビルの1階奥にある「月の木」さん。オープンして10年目です。今回は2年ぶり3度目の訪問です。
大将が通勤で使用するバイクが置いてあります。前回と同じです。お寿司やさんの入口というよりオシャレなバーという雰囲気。重量のある鉄製ドアを開けて中に入ると、8席のカウンター。今日は先客がいらっしゃったので撮影はできませんでしたが。
いつも清潔感のある仕事場。
これだけ綺麗な空間があるから、素敵。カレンダーとか貼ってあるこてこてのお寿司やさんと違ってハイブリッドすぎる。しかもオープン10年。
今日はビールの後は井戸水を
井戸水というのは日本酒。やっぱり寿司には井戸水が一番合う。
月替りの大吟醸から、酔鯨・鷹来屋と飲み進みます。
お造りを
関サバ、いさき、たい、やりいか。
醤油・ポン酢・塩カボスで頂きます。
うーん、美味しい。関サバ滑らかで最高です。
あての たらこワサビ漬け
日本酒が美味しい。
いよいよお寿司のスタートです。
真鯛(腹側)
シャリは米酢に赤酢をプラスして、米の一粒のエッジのきいた仕上がりとなっている。決して小さくもなく大きくもない。シャリはお腹の空き具合で小さくも調整してくれる。
やりいか
甘味がありますね。
お寿司屋さんでは他のお寿司屋さんの話はしにくいのですが、大将はお寿司やさんの食べ歩きが好きとのことで、色々と美味しいお店を教えていただきました。でもなかなか予約がとれないお店ばかりだそうです。。
関サバ
こちらは大分の地の物にこだわって沢山使ってあります。大分はお魚美味しいですから。
ミナミマグロ赤身 ヅケ
ミナミマグロ 中トロ
うーん美味しいのでもう1貫行きたくなりますが。
インターバルの茶碗蒸し。
この暖かさが胃にしみわたり、よく出しが出ている。すごく複雑な味。赤嶺さんから何の出しが聞きましたが忘れてしまいました。
とりがい
このしろ
こはだでなくコノシロってところがこだわりか。
こだい
車エビ
身の締り具合と甘味のバランスがいい。
臼杵の赤うに
臼杵でうにってとれるんですね、甘くて新鮮なうに。海苔がパリパリな時に。
濃厚な卵焼き
フィナーレが近づきました。
穴子
やはり江戸前のお仕事。フワトロ穴子。醤油(タレ)の味がきつくなくグー。
椎茸が入るとこが大分らしい椀物
量もこれくらいでとてもいい。
〆のかんぴょう。もう1個あったが食べてしまった。
久しぶりの月の木さん、大満足させていただきました。今回のミシュランでは星ではなくビブグルマンでしたが次回のミシュランでは星付になればよいですね。