2018年12月25日 Posted time : 00:00 | Category : 編集長コラム
鹿児島に友人と来ました。わずか8席の劇場シートを4名分、2ケ月前から予約してここを訪問するためにスケジュールを組みました。最近南九州3県のトップ鮨を訪問した締めくくりは鹿児島県。近海ものにこだわり漁師から直接仕入れた魚をも提供するこだわりのお店らしいです。
シャリが口の中でぱっとほどけ最高にうまい 一心鮨 光洋 宮崎市
19:00に予約をしていたので、時間調整。
カウンター8席のみの至極の空間。ジャズが流れ、野村大将はおおよそ鮨職人ぽくない黒っぽい服装。2人の料理人の合計3名で提供されます。会話の多くで「これが野村流」とあったように、こだわりのこだわりが多くあるのです。
これからはじまる劇場が楽しみです。
鹿児島の淡口醤油、たたき梅とわさび、みそだれ、ごま塩、ポン酢を使っていただきますが、それぞれどれを使ったらいいかは教えてくれます。お寿司はそのまま。
お酒は会計をしてわかったが、飲む量と料金は関係があまりないようだ。高級な焼酎なども出てきたものだからびっくりした。
出汁巻き卵と飛び魚の薩摩揚げ
最初から上質なしつらえの料理に感激する。
どこの若布か忘れたがとても美味しかった。
ひらめ
エンガワ
うますぎる。
日本酒がすすみまくります
かんぱち
真蛸
火入れ加減がレアで、プリプリ、柔らか。かむと甘味が
これも日本酒を進ませてくれる呑兵衛のアイテムだ。
白子、シャリ
白子が苦手な私はどっきりしたが、友人はこのリゾットみたいなものはゲキウマ!丼で食べたいと申していました。
濃厚でコクがあり、私はこれだけの量だから美味しいと思うんだけど、好きな人は好きなんだ
ハガツオ
いくらのはいった茶碗蒸し
さあ前菜も終わり、いよいよお寿司。
約20貫ほど出てくるそうです。しかしマイクロサイズ(シャリネタ小さ目)とのことなので、完食するようにがんばりましょう。
ゆっくり時間をかけて食べますから。
あおりいか
一発目から来てますね、ねっとり甘く、ふわっとして、いい。
めいちだい(目一鯛)
なみくだひげえび
聞いたことがない。ねっとりした甘味のある珍しい海老、甘エビとは全然違う
お店の人がI?PADで魚の写真を見せてくれる時もある。
すじあら
すじあら
あっさりしながらも、魚の旨みが凝縮されている。
くるまえび(鹿児島坊津産)
完璧ですね
こはだ
うまいなぁ、もう1貫1貫の旨みを噛みしめていくしかありません。
さより
かごしまの鯵
脂が乗ってこれも旨い
しまあじ 1.5kgもの
いやこれも続いて旨い鮨が続きました。
出ました、すじこ。
口の中でこれはこれはという感じ
あわび
もう本当に蒸しの素晴らしさといい包丁の入れといい
口の中でとろけるように柔らかい。もう1個食べたい。
北海道厚岸の牡蠣
牡蠣の鮨とは珍しい
バショウカジキの大トロ
教えてもらわないとサーモンかと思いそうだ。
これはうまい。
写真も見せてくれました。
すま
脂が乗っているね
づけまぐろ(本鮪)
美味しい椀(山芋となめたけ)をはさんで
あさつきの細かいこと・・・
蒸し太刀魚
のむら名物というような丁寧なお寿司
口の中に入れるとホロホロなんですが、旨みが出てきてこれが太刀魚の鮨なのか
穴子
単なるふわっとした単調な穴子ではなく、ボディのしっかりさもあるこれは立派な穴子です。いやいや相当食べて楽しみました。
そして日本酒・焼酎 色々と頂きました。
結構飲みました。
友人ともども、相当な満足感を感じお店を後にしました。シャリの量は小さいものの、ビールなどでお腹がいっぱいになると最後の方はお寿司がきつくなると思います。友人は苦しそうでした。大将は相当よいお魚を仕入れられている。それは地元の強いコネクションがあるからでしょう。機会があればまた訪問したいお店です。TT