日本橋のうなぎの老舗 高嶋家に。1875年創業なので140年あまり。コレド室町の近くの横道にあります。昼時だけに登場するお弁当屋さんとか結構たくさんあるんですね、東京らしい風景。数百円のお弁当からこちらで食べると、数千円。上司に連れられて来る人もちらほら。景気はいいんですね。
昼も予約ができるということで、電話しておきました。共水うなぎという鰻を食べるためです。提供に時間がかかると事前に聞いていたのですが、フリーで入ってきて注文したお客さんもそんなに時間がかからなかったですね。昼間の回転効率も考えて下準備されているんでしょう。
ラストエンペラーの愛新覚羅溥儀(ふぎ)の弟である愛新覚羅溥傑(ふけつ)から贈られたという書もあるとか。千葉市にあるふけつが日本で一時期住んだ家を見に行ったことがある。
共見ずうなぎについて 書いてある。
静岡県、焼津市にある共水(株)さんが鰻本来の美味しさを第一に考え、品質研究・養殖する鰻。
健康で美味しく育てる為、飼育尾数に制限があり
全国で30数件の鰻店のみでしか味わうことのできない「幻の鰻」
鰻重は2400円から
共水うなぎを味わうためには 菊 4900円。 肝吸は肝赤だし 500円
ランチに5400円を払ってでも 共水うなぎを食べる価値が今日はあるだろうか。食べたことがないからどんなものだろうと想像が膨らむ。
定食メニューとかおつまみメニューもある。
うざくも う巻 もいただきたいが 高価なのもあり断念。本当は日本酒でも飲みたくなる。1人1本限定という肝焼もあるが日本酒を今日は飲まないのでやめておく。苦いので。
お茶、お新香、おしぼり、お手元が運ばれてきて しばらく待つ
珍しい 緑色のお重が運ばれてきた。こぶりな感じである。
高嶋家と書いてある。
縦に3列、1匹半分です。
照りもいいですね。創業以来継ぎ足しのタレはどうなんでしょうか。
思った以上に身自体は薄いと思いました。箸でほろほろといきそうなくらい柔らかい。天然に近い鰻ということですがあっさりとした感じの鰻ですね。脂こくもなく薄めの鰻なので1匹半分でもそんなに分量はないかと。
ご飯もそんなにヘビーな量ではありませんね。米の固さは標準でした。
強くは焼かれていない鰻
肝赤だしも珍しい
美味しい。
歴史ある名店で共水うなぎを食べる、経験をしました。うなぎは食べたあと満足感高い一品ですね。TT