2018年8月、白金台プラチナ通り沿いに新しくオープンしたフレンチ「ラリューム」さんを訪問。こちらは以前レストラン・オザワさんがあった場所。すぐ近くの白金のジョンティアッシュでペアを組まれていた進藤佳明シェフと熊澤大樹ソムリエが独立されてオープンしたのがラリューム。ジョンティアッシュさんはミシュラン1つ星を獲得されておりますので、こちらのお店もこれからどんどん評価が高くなっていくのは当然の流れだと思います。ジョンティアッシュには3度訪問しています。
こちらの階段から地階へ降りていきます。
コンサートホールをイメージした空間というフロアーはキッチンがオープンスタイルでカウンターも配置。
テーブル席が並びます。天井はジョンティアッシュより高く広い空間が広がります。シェフからお客様の動きがわかるため、配膳などのサービスが目が行き届くということ。更に熊澤ソムリエとのサービスのマリアージュが生まれるのではと思いました。
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MENU DEGSTATION に魚はオマールをチョイス。肉はあか牛でしたので ポークを選択。
ジャカール・ブリュット モザイク /ジャカール(Jacquart Brut Mosaique NV)
シャルドネ40%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ30%。ノン・ヴィンテージでありながら3年以上貯蔵(現地の法律では15ヶ月以上)しており、新鮮で黄金色の色合い。泡立ちも長くエレガントに続きます。洋梨を想わせる新鮮でフルーティーなブーケが特徴。口当たりはパワフルなアタックでありながらもエレガントな味わいが特徴です。
スタートのアミューズは冷製とうもろこしのスープ。
森林鶏白レバー 活帆立のタルタルを詰めたグジュール
キャビアも入っているー。シャンパンにあいます。
鮎のペニエ 茶豆のリゾットと胡瓜のコンディモン
見た目にも鮮やか、あっさりとした感じながらもリゾットの食感といい本当にうまく調理してあります。
白ワインは熊澤ソムリエチョイス
MOREY-SAINT-DENIS DOMAINE DUJAC 2015
デュジャックの白。かなりポテンシャルある白(シャルドネ)です
1985年の霜害で村名畑のピノ・ノワールが枯死したため、試しに植えたシャルドネが成功。比較的表土は厚く、蜂蜜やグレープフルーツ、そして香ばしいナッツのニュアンスを伴う、リッチなスタイルの白ワインが生まれる。
北海道産生雲丹と香り豊かなコンソメジュレ 水茄子のタルタルを 焼きナスのムースリーヌで覆って花穂紫蘇をアクセントに
見た目も花紫蘇がかわいい感じですが、中に入っている雲丹とコンソメが、うーんとうならせてくれますね。モレサンドニの白ともマリアージュばっちし。
フォアグラのブランシャ焼きと黄金梅のハーモニー ツルムラサキの苦みと黒胡椒のクランブルをアクセントに。
フォアグラの焼き方がさすが、表面がカリッとし思ったほどどっかりせず。
夏の特選素材 オマールブルトンのロティ 松茸のソテー マッシュルームのエキュームと共に
美味しくてあっという間に食べてしまった。そういうものだ。
群馬県産くちどけ加藤ポークフィレ肉をセップ茸のデュクセルと共にグラチネ
ジロール茸と万願寺唐辛子を添えて
万願寺唐辛子がいいアクセントになっていますね、この加藤くちどけポークってたまにフレンチでいただくこともありますが本当に美味しいです。
シャインマスカットとライムのソルベ シャルトリューズのエスプーマ
夏のメニューの名残だったと思いますが、9月ですので秋系のメニューを味わいたいところ・・・
白桃と黒文字のかき氷
やはりこれも夏かな。今日は素直にチョコレート系のデザートが食べたかった気分。気分によってデザートがチョイスできるのというのは場合によってはいいんですよね。
カヌレ茶菓子
ごちそうさまでした。ラリュームさんの評価は1年後にはどうなっているんでしょうか・・期待します。
食べログ(掲載時点 3.06)評価少なくこれから