東京駅前の丸ビル 36階にある広東料理のお店に行きます。ここでは最近35階にあるひらまつ系のサンスエサブールというフレンチに行きました。あまり印象には残っていませんが。
「福」と書いてあります。
以前ここは香港発祥の「福臨門酒家」というレストランで、今は名称変更して福臨門創業家の7番目の息子が経営しているのが家全七です。アジア日本に数店舗あるようです。名前が変わったりしたのは、よくあるお家騒動ということなので、書けば長たらしくなりそうなので省きます。
高級中華の代名詞のようなお店で高級食材食べでお酒飲んだら5万円とか8万円とかのレベルだとか。
入って団体なので、個室に入ります。
皇居の南側が見えました。
個人的にこんなに高い展望レストランはあまり好きではありません。
今日はコース料理で下から2番目の13000円。フカヒレ・なまこ・干し鮑・伊勢海老・ツバメの巣といった高級食材が入った一番高いディナーコースはなんと48000円ですぞ。
ここでは夜ココにきて、街の中華屋さんと同じ気分でチャーハンと焼きそば的な食べ方は気が引けますね。もちろん醤油やきそばは1200円と以外と驚かない普通の価格だと思いますが。
フカヒレの価格を見るとびっくりします。中国では官官接待減少からフカヒレの需要は減少しているとはいえ、フカヒレは中華食材では高級品。
至高フカヒレの上海煮込みは 20000円。5,6人で取り分けるわけではないですよ。
1人前ですよ。世の中にはそういう高い食べ物もあって需要もあるわけですね。
メインでなくてスープで10000円超ですから。これは見るだけにして。
こちらのXO醤(エックスオージャン)(右側)は美味しいと教えていただきました。お酒のおつまみにもなる中華高級調味料です。確かに干し貝柱の濃厚なエキスが詰まったXO醤です。チャーハンとかに少し入れると美味しくなるんです。
焼き物入り四種の前菜の盛り合わせ
涼しげな感じです。きくらげが美味しかった。
続いてフカヒレ
山伏茸入りミニフカヒレ姿
ミニフカヒレだけど、これで十分です。繊細で上品なスープですね。フカヒレも端っこのコラーゲンの塊みたいな部分もなく上質なフカヒレだというのが食べていてわかります。繊維質も繊細です。やはり美味しかった。
北京ダック
日本では高級品的扱いされる北京ダック。
シンガポールに住んでいた時食べ過ぎたことがあり、それからあまり好きではないです。あちらでは1羽数千円しかしなくて安いんですよね。皮だけでなく身の肉は焼きそばとかチャーハンの具材にするのですが、このお店では皮しか使わないそうです。身はどこにいっちゃうのでしょうかと余計な心配をしましたが。
結構大きな皮だ。
料理長のおすすめ海鮮料理は
帆立ですね。
肉料理は豚肉の炒めもの 海鮮・肉と感動指数がダウン気味。さすがこのあたりは低めの価格からでしょうね。
岩手県産 白金豚料理の炒めもの
季節野菜の上湯スープ浸し
ご飯は
貝柱の煮汁を入れたチャーハン。出しがよく出ていて長粒米ともあいますね。
鮑の煮汁を入れたチャーハンは単品メニューにもありました。
デザート
今日は比較的リーズナブルなクラスの白ワインを
有賀さんのところのアルガブランカ 2016 がありましたので、こちらを。(日本橋すし鉄以来)
イタリア シャルドネ BRAMITO
アルガブランカからこのシャルドネに続けても違和感なし。後は紹興酒の10年物を頂きました。TT