昨日のレストランリューズ続編です
鴨のフォアグラのソテー リュバープのコンポートと共に フランボワーズの香りで
フレッシュなフォアグラとリュバーブ(日本でいうフキのようなもの)の甘く酸味のあるソース(ジャム)がフォアグラにマッチしてフランボワーズの軽やかな酸味もアクセント。
島根県産の6時間蒸したあわびと 熊本県産の朝取り筍
やはり熊本県産の筍はフレンチでもよく使用されている。先日もジョンティアッシュさんで頂きました。
ポーションはそんなに多くありませんが、1回目に訪問した時もこの天然あわびを頂きました。今日はあっさりとしたソースでした。本当に柔らかい。
1999 NUITS-ST-JEORGES CLOS DES PORRETS HENRI GOUGES
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・ポレ・アンリ・グージュ
ここでブルゴーニュの赤。
ドメーヌの創始者アンリ氏はブルゴーニュのドメーヌワインの立役者。20世紀初期、ネゴシアンによって名前を偽ったブルゴーニュワインが出回っていたのを危惧したかれは、1929年にブルゴーニュワインの品質を守る組織を結成し、この地で最も早く自家元詰を実現しました。現在は3代目にあたるピエール氏とクリスチャン氏が後を継いでいます。
魚料理
表面はかりっと中はふわっと。ソースもエスニック風のソースでよく合う
1996 COS D'ESTOURNEL サンテステフ 2級
続くメインのワイン、ボルドーは2003コス・デストゥルネルと迷った末、思い切って1996をチョイス。1級ワインに迫るワインとしてスーパーセカンドと言われるコス。特にこの年代のコスともなると、価格も高いため「さらっと」飲めるワインではなくなりましたね。私も20年ぶりくらいにファーストワインのコスを頂きます。かなりテンションが上がりますね。
メインは岩手短角牛
結構飲んできましたので、お腹も満腹度が高まってきました。短角は凝縮貫があり噛みごたえもあるお肉ですね。
デセールは2品
ブランマンジェと野菜のムース
1998 Chateau Suduiraut / シャトー・シュデュイロー (スデュイロー)
貴腐ワインはソーテルヌ。最後に料理全体が貴腐ワインをいただくことで締まりますし、余韻が楽しめます。貴腐ワインはいいですね。先日1998のディケムを飲みましたが、ディケムは貴腐の王様ですしほんと最高です。
茶菓子など
前回は4.19だった。
東京・六本木 レストランリューズ(2)ー2 料理とワインのマリアージュ