九州に台風5号が接近する頃、関東地方はカンカン照り。今日は早起きして、電車の京成スカイアクセスで成田空港まで。日暮里から成田空港まで35分というのは驚く。到着客に紛れレンタカーを借りて、香取市(以前の佐原市)まで来ました。佐原は24年ぶりくらいです。風情のある街並みで好きなんです。10月に私の所属する会の視察旅行でこちらに来るのですが、私は佐原には来ないのでその下見も兼ねて。
佐原は利根川水系の中継地として発展した街。川沿いに伝統的町並みがあり散策にぴったりなのですが、暑すぎる。川越と並び小江戸の一つに数えられます。
佐原の柳並木、ドラマなどでもよく登場します
江戸とか明治期の建築物があって比較も面白い。灯篭があるお店は小堀屋本店というおそば屋さん。
タイムスリップした感じだよ。そして佐原は地図の伊能忠敬の育った場所としても有名。旧居と記念館がある。
偶然だが、この日の夜テレビの「しくじり先生、俺みたいになるな」で 久しぶりにみたオリラジ中田氏が
伊能忠敬氏を取り上げて、ひとりGOOGLE とか説明してたけど、中身は前向きで結構良かったよ。
散策していたらお腹がすいてきたので、ランチへ行きましょう。(ハウディニュース風に)
というより、ここに来るために佐原に来たんだ。うなぎ割烹山田。またうなぎ。このあたりは水郷なので鰻屋さんが多い。しかも山田屋さんは千葉県でも指折りの名店。
地元の人が店が開く30分前には並ばないと!ということで10時半に到着。10人が行列。しかし暑い。1巡目にぎりぎり入れそうな感じでほっとする。今日は二度目の土用丑の日。ディズニーに比べれば30分の行列なんてあっという間。
創業300年という割にはそんなに古くない建物。場所が変わったかららしい。11時のオープンの時には50人くらい並んでいた、びっくりだ。
2人の人が相席でもいいですよ、ということでぎりぎり1巡目。しかし犬のオーナーさんでドッグテイストに少し耐えれない。
注文は「じか重 上 きも吸付 3900円」
多くの人はじか重が多い。じか重はご飯の上に直接のせたもの、うな重は別々らしい。
割烹というだけあって、色んなメニューがある。うなぎは注文を受けて焼きはじめる。ここは「箱蒸し」という技法でうなぎを調理されており、今ではここだけのよう。
箱蒸しという白焼きのうなぎを箱の中に入れ、蒸気を使わずに鰻の余熱で蒸しあげてから備長炭で焼くスタイルとのことです。
入店から約25分で重が到着。早くいただきましょう。
調査通りのインパクトがある。やはり箱蒸しのためか普段食べる関東鰻重とは少し雰囲気が違う。
関東風の色は濃いめのタレ。だが味はマイルド。継ぎ足しながら使われているよう。
お重からはみ出るよう。でも普通のお店の並べ方と逆ですね。
肝吸いも大き目の肝。
雰囲気としては関西風の直焼きに近いものの、中はふわふわなのでとても美味しい。
ご飯のボリュームも普通に大盛りくらいの量はあると思う。食べ進むうちに食べきれないかもと思ったが、おいしい鰻はやはりご飯も進んでしまう。美味しいよ!
なかなか佐原までは来れないけど、こんなに美味しい鰻が食べれたので遠くまで来てよかった・・・と感謝。TT