平日は行列が出来ているお店に土曜日訪問するというのは嬉しい。空いているから。浜松町でランチを取ることになり、以前から気になっていた炭火焼干物食堂 越後谷権兵衛に突入。焼き魚定食をランチに食べるというのは私の選択肢にはないのですが、これだけの人気店とあればテンションがあがります。
こちらの越後屋さんは、このお店に隣接して低価格高品質で有名な嵯峨谷のそばがあり、同じグループです。そして都内では越後屋××という店名で干物食堂があります。越後屋玄白、越後屋八十吉、越後屋吉之助、越後屋龍之介 などなど。
メニューは魚だけに限らず、トリのステーキ定食とか牛ハラミまでラインアップ。とろ・あじ・さば・さんま・サーモン・さわら・にしん・あんこう、これだけを700円から900円で堪能できるとあって人気店なんですね。注文したのは極上さばいしる定食 900円。高い部類のメニューですが、それでもアンダー1000円。極上ですよ!いしるとは魚醤の一種でタレのことですね。
店内はカウンター席とテーブル席。カウンターは5,6席分しかない。よって繁盛店にある「容赦ない相席」になるのだ。レジのそばで注文して席に案内される。
店舗の外から撮影した干物と焼き場
極上さばいしる定食を注文したら、飛車のしょうぎの駒を渡された。イキですね、食券替りです。4人掛けに1人で座っていたら、上京してきた20代のカップルが着席。なんとも。おまけに男子が日本酒、女子がビールで「東京で最初の乾杯ー!」 ではじまりまして、面と向かって落ち着いて食事できまへんわ。
そうこうしていると私の極上さばいしるが到着。カップルも見ています。カップルさんはとろほっけとさんまの開きを頼んでいました。後々私も覗き込んでとろほっけが美味しそうだと思いました。
まずご飯がすばらしい。私の好みの炊き具合。定食はご飯がまずいとはじまらない。
使い込んだ器に入った味噌汁もあげとほうれん草というシンプルなもの。
これぞ越後屋自慢の極上さばいしるです。皮面に網の焼き跡がきっちり残っています。
半分ひっくり返して。
身を取り出していただきます。くぅーー、脂がのってウマ。塩分加減も絶妙で、ほんっと旨いです。とうてい食べきれないと思ってた量のご飯が進みまくります。この旨い焼き魚を食べるために皆さん行列してたんですね、ははーん。皮目もパリッとしていて食べれます。いやこれは想像以上の鯖でした。びっくり。
半分綺麗にいただいたところです。ご飯がお替りしたくなるほど急激に食欲が出てきました。それにしてもカップルさんのトロホッケも分厚くてうまそうだ。カップルで来たなら半分半分食べるということも可能なんですが。次は絶対トロホッケ。越後屋さんは11:00オープンなんですが、早弁のお父さんたちが昼前には焼き魚目当てに来るので少しでも早い方が良いでしょう。TT