大阪中之島で堂々たる建築の 重要文化財「大阪中央公会堂」。1918年(大正7年)の建築はやがて100年を迎えますが、2000年ころに耐震・リニューワルを実施したため、現在はきれいな状態にあります。日本有数の公会堂建築であり、堂島の株式仲買人 岩本栄之助が公会堂建築のために寄付をしたことから設計が開始されました。
昨年、この内部をたまたま見る機会がありましたがとても感動しました。建設当時のものとはリニューワルされていますが、ロマンを感じる大きな公会堂です。
ショップもありますが、レストランも2015年6月にオープンしています。店舗の名前は中之島ソーシャルイート AWAKE (アウェイク)です。インテリアや料理にこだわり多くの店舗展開をしている、バルニバービのグループ店になります。こういう素敵な場所にあるレストランというのには興味を惹かれますよね、さぁ行ってみましょう。
AWAKEの入口は公会堂正面向かって、左側 (川沿い)方面からが正面になります。地階からも入ることができます。入口からしてなんだか高級感あふれています。
店内125席、テラス24席の 149席ということでそこそこ内部は広いですね。
料理は京都・銀座でミシュランを獲得しているミシュランスター オーナーシェフの米村昌泰氏の監修によるもの。フランス料理とも日本料理とも称される独特の料理を提供している。そして内装はこの公会堂の雰囲気を十分に引き出すセンスの良さを持っているロンドンを拠点に活動するインターナショナル集団 Tom Dixonとのコラボによるもの。確かにデザインのセンスは秀逸です。
ランチは選べる前菜・メインのプリフィックスコース (1,500円)
この日は 前菜が
・魚介のタブレ(マリネとクスクスのサラダ仕立て)
・パテドカンパーニュ
・蕪の温かいポタージュ
・燻製にかけた鮮魚のカルパッチョ(+300)
メインは
・優味豚 肩ロースのグリル
・真鯛のポワレ
・フランス産鴨胸肉のロティ 洋ナシとの一皿(+500)
・淡路産牛ミスジのグリル (+1,000)
から選べました。 牛肉煮込みのオムライス (1,250円) と 贅沢魚介のAWAKEカレー (1,250円)も人気だとか。
魚介のタブレにしました。きれいな盛り付け。崩してみましょう。
色んな魚介類が入っていました。
優味豚のグリル。結構食べがいがありました。素敵な空間でランチするのもいいものです。国重要文化財の中ですから、類似ではないレストラン。内装空間が好きな人に特におすすめですね。ランチが終わったら公会堂のショップや地下の資料室を見学しましょう。TT