行ってみたかった三角線の網田駅へ行ってきました。古い建築物が大好き、熊本で現存する一番古い駅である三角線の網田駅へはローカル線の三角線で行くのが良いのです。網田駅は1899(明治32)年に建てられた木造駅舎。九州でも再古クラスの駅舎で平成26年に国登録有形文化財になりました。九州では鹿児島の嘉例川駅が古い駅舎で有名ですが、それにひけをとらないクラス。
三角線は日本三大築港といわれた三角港に石炭などの物資を運ぶために敷かれた鉄道。三角西港は世界遺産に指定されましたので、世界遺産への鉄道ともいえます。115年も経ている駅舎。宇土市がJR九州から買い取って維持をされています。
今回は鹿児島本線の川尻駅から網田駅を目指します。川尻駅も1894年開業の古い駅舎です。レトロ旅。宇土駅で三角線に乗換えます。宇土駅から網田駅まではわずか20分の旅。たまたま1両編成のディーゼルカー、ラッキー。トイレ無しなのでご注意を。
反対側のホームから。瓦の色といい優しい雰囲気の駅ですね。
週末(土日祝 10:00?15:30)だけオープンする駅カフェののぼりが見えます。
柱にも趣があります。古い駅舎にはセンスがない看板や張り紙・ポスターは不要だと思います。残念。
駅の正面
赤ポストがレトロ感を出してます。
網田レトロ館でランチといきますか。
古い学校の教室という感じ、いいですねー。なんか落ち着きます。
ランチメニューは3品。季節のピザとカレーを注文します。コーヒー付いてこの値段。いいかも。
季節のカレー。ナスが入ってます。まるで海に浮かぶ島のよう。ルーが大盛りでそしてライスは卵とじされてます。贅沢なオムカレー!!味も優しい味でおいしい。
ピザ。こちらもナスが乗ってます。
いい時間を過ごしました。網田駅の近くを散歩して帰路につきます。帰りの時間はチェックしておかないと。1時間に1本程度だし。改札のところに登録有形文化財のプレートがあります。
このチケットですよ!!今となっては貴重な手書き。嬉しいですね。1枚づつ書いていたら手間なんでしょうけど。もしかしたら熊本駅などといったメジャー駅に行く分は手書きではないかもしれません。記念にいただくことにしました。
三角線は単線なので上りと下りの擦れ違いにも利用されます。これは特急 A列車で行こう 熊本?三角間1日3往復。
帰りの列車はこれ。ディーゼルカーのコンビネーション。なんか統一感なし、面白い。三角線は昔、国鉄時代に廃止の話もあがりましたが、除外sれて生き残りました。宮原線・高森線が第一次特定地方交通線に指定されて廃止や三セク移行となりました。
短い時間でしたが、とても楽しい旅&カフェでした。TT