サッポロビール園の紅葉に驚きつつ、向かったのは、札幌市内にある北海道開拓の村。
明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2ヘクタールの敷地に移築復元再現した野外博物館。これを昭和のタイミングでひとところに集めたっていうのは、すごい功績です。学びが多い。漫画、ゴールデンカムイに出てくる建物のモデルとなった建築物もたくさん。こちらは入り口。
ガイドさんが無料で説明してくださいました。市街地群、漁村群、山村群、農村群に分かれています。かなり広い。「30分くらいで」とか「1時間くらいで」とかお願いすると、見どころだけかいつまんで案内してくれます。
馬車も走ってますよ。道産子。ラーメン店の名前以外で初めて見た。小柄でかわいい。
いろんな古い建物があります。駅の待合だった建物。
こちらは旧近藤医院。
その中にあるオシャレなトイレ。
広瀬写真館という写真館のスタジオの天井。自然光を照明で取り入れています。
漁村エリアは、ニシン漁で栄えた漁家住宅が。青山漁家住宅は、ニシン漁の従業員さんの雑魚寝スペースとご主人の豪華な住まいが一体となった極めて興味深い建物。ちなみにニシンって食べるために漁をするんだと思ってましたけど、肥料のために漁をしていたんですね。畑にまくとよい肥料になるんだそうです。
森のようなエリアもあり、散策すると気持ちいい。厳しい自然の中で、生き抜いてきた人たちの息遣いが聞こえるようです。<YA>
ハウディニュースでも2021年8月に紹介されていた商工クラブにようやく行くことができました。商工会議所ではありません。
江戸時代に肥後細川藩の料理人を代々務めてきた由緒ある「料理谷家」の邸宅であり明治以降、同所で「商工クラブ」として料亭、宴会場、結婚式場、旅館等を営んできたが、2016(平成28)年の熊本地震により大きな被害を受け休業していたですが2021年にリノベーションオープン。130年の邸宅なんですね。
商工クラブ内には焼き鳥の古町千、イノベーティブフュージョンの.know(ドットノウ)があります。
.knowは新市街にあった.k(ドットケー)のシェフがされているんですね。
12のカウンター席のみです、席からは調理風景が見えます。
高級ビール 「ROCOCO」東京 を頂きます。ワインもものすごく沢山あります、地下室のセラーにも。ワインリストは無いので・・・結構いいワインもあります。
前菜
メニューはないので、覚えていないことも多いのですが。帆立。
セバスチャン リフォー アクメニネ 2011
サンセール
苦手なしらこ
ピスタチオクリーム
写真のみ 並べてみました。熊本にはない相当スタイリッシュなイノベーティブフュージョン。
北海道ドライブのお供にSAで購入した高橋製菓さんのビタミンカステーラ。カステーラって伸ばすんですよ。高橋製菓さんは大正6年に旭川で創業したお菓子屋さんだそうです。当時は、食べ物が不足し、栄養失調になる子どもが多く、そんな中で安くて栄養価値の高いものをとの思いで作られたのがビタミンカステーラだそうです。息の長いお菓子ですね。
全国菓子大博覧会総裁賞受賞です。パッケージの昭和な感じがいい。コロナウイルス状のギザギザの中にビタミンの文字。当時のビタミンのイメージってこんなんだったのかな。ビタミンB1とB2入り。たしか昔、移動販売でやってきていたロバのパンって、ビタミンパンじゃなかったかなとか思い出しつつ。コロナ禍以降、移動販売ブームが来てますので、ロバのパン、復活すれば意外といい線いくのではないでしょうかなどとも考えてみる。
シンプルな見た目。意外と硬い。
これは、カステラというより、丸ぼうろに似た食感。ふわっとしているというよりも、かみしめると、芯が残ったようにくにゃっとします。甘くておやつにはぴったり。北海道の皆さんにとっては、なつかしい思い出の味なのでしょう。全国津々浦々いろんなお菓子がありますね。全国のB級おやつを食べるのも旅のだいご味の一つです。<YA>
どーん!と箱買いできます!
少し前になりますが、来年度の新卒者の内定式を全日空ホテルニュースカイで開催しました。内定式の後の懇親食事会のシーンです。
阿蘇自然豚生ハムと海の幸・海藻クリスタルの菜園風 山椒味噌のレムラード
海藻クリスタルのプチプチ感があり、山椒味噌って面白い
水前寺菜と柚子香る「あご出し汁」のスープ 菊池古代米の焼きリゾットと小海老を添えて
古代米の焼きリゾット初めて食べました。あご出しの味がよく出ています。
熊本りんどうポークのロティ インカのめざめのロースト グリーンマスタードのアクセント
デザート、パン、コーヒー
スープがリゾットでしたのでお腹にたまりました。私はこれくらいで十分ですが、若い人は少し少なかったようですがパンは食べ放題でしたので、パンでお腹いっぱいになったでしょう。
札幌に来たならば、おいしいものを!ということで、編集長オススメのコートドールさんへ。縁もゆかりもない「ドトール」と響きが似ている店。到着してすぐに気分が上がる外観。
編集長の過去記事はコチラ↓
ダイニングエクスプレス〜2020年12月まで「フレンチ コートドール(COTE DOR)(1) 札幌」|株式会社ハウディ|九州の業務用食品卸|福岡、北九州、熊本、佐賀 (howdy.co.jp)
ダイニングエクスプレス〜2020年12月まで「フレンチ コートドール(COTE DOR)(2) 札幌」|株式会社ハウディ|九州の業務用食品卸|福岡、北九州、熊本、佐賀 (howdy.co.jp)
コロナの影響でしょうか、土曜日なのにお客様がまばら。ひとりで黙々とおいしそうに料理を召し上がっている常連風の男性も。よほどのグルメの方でしょう。
ノンアルですが、楽しみます。
オレンジジュースも特別な色と味。
パンと
バター。
カボチャスープ。
アミューズ。
戻りカツオのパネ、ミョウガとマスタードのラビゴットソース。上のオレンジ色のものは、柿とルサミコとパプリカのクリーム。こんなソース思いつくのすごいな!と思う。
秋刀魚の燻製。根セロリとピュレと栗のパウダー、秋トリュフ添え。この組み合わせも、すごいな。
キンメダイのポワレブロッコリーのソテー、タプナードソース。黒オリーブ香る。
オマール海老のラビオリ包みソースパスティス。
牡蠣のムニエルとコンテのエスプーマ。洞爺湖和牛のステーキ。信じられないくらいうま味のある軟らかいステーキ。
発酵バターミルクのソルベ。カルダモンのジュレ。
アマレットのブラマンジェ早生みかんのソース。
小菓子とコーヒー。サツマイモのシュークリームでした。北海道の力のある贅沢素材を、洗練のフレンチに。空間や接客なども素晴らしく、価格以上に楽しめました。<YA>
会食で訪問しました。銀座にある 流石Le蔵(さすがるくら)さん。お蕎麦屋さん+お料理屋さんです。『Le蔵』が得意とするのは、フレンチの手法を生かした炭火焼料理 とホームページに書かれています。
本日の蕎麦 北海道のそばです。手打ち10割蕎麦です。石谷博道氏製作の特別な石臼で挽いた蕎麦粉を使用と書かれていました。誰誰製作の石臼という言葉初めて聞きました。
カウンター席とテーブル席、個室も。
DRAPPIERで乾杯。ワインの種類も相当豊富にラインアップ。さすがフレンチ経験のシェフ。
最初がキャビアですから。シャンパンもひきたつというものです。
メニューはなかったのですが、前菜盛り合わせ。
ブルゴーニュの白ワイン
ブルゴーニュ・シャルドネ キュヴェ・アントワン
ほとんどフレンチのような料理です。
そば寿司
のどぐろ 炭火焼き
赤ワイン好きな人のためにセレクト
シャトー・ランシュ・ムーサ 2011 ポイヤック第5級
シャトー・ランシュバージュのお隣です。
お肉を頂き
最後はお蕎麦
コシもありました。
美味しかったです。
界ポロトと隣接するようにあるのがウポポイ(民族共生象徴空間)です。こちらも令和2年にオープンした新しい博物館で、ポロト湖に面しています。敷地内には博物館、シアター、工房、そしてコタンなどがあります。
こちらがコタン。コタンの中は、アイヌの人の暮らしが再現されています。
囲炉裏の上には鮭が。北海道って本当に、熊と鮭が生活に深くかかわっているのも感じます。ウポポイでは熊の儀式、「イヨマンテ」について詳しく説明がしてありました。熊はカムイとして人間(アイヌ)を守ってくれる存在であり、肉や毛皮などを土産として人間の世界にやってきます。カムイにはラマッ(霊魂)が宿っていて、その霊魂を再びカムイの世界に送り返す儀式がイヨマンテです。と書けばなんとなくそうなんだなあって思うのですが、リアルイヨマンテ儀式は、なかなか壮絶であることを知りました。
鮭は、皮を靴にします。半分シースルー気味でなんだかオシャレですが、履き心地が気になるところ。
工房にて。アイヌでは、神様の依り代みたいなものとして「イナウ」という木を削ったようなものがあり、それを作っておられます。
めちゃかっこいいアートですね。ステージでは、「シノッ」という伝統芸能を披露してくださり、アイヌ文化を堪能しました。<YA>