JRの熱海駅からJR伊東線で伊豆半島に沿って南下します。以前スキューバダイビングしている時はしょっちゅう通った場所ですが、JRで通るのはめったにありませんでした。熱海から30分ちょっと。車に乗り換えて約15分。川奈ホテルに到着しました。川奈ホテルは日本でもなだたるクラシックリゾートホテルです、もともとは大倉財閥の別荘、ホテル・ゴルフコースとして1936年(昭和11年)オープン。設計は学士会館や旧高島屋を手がけた高橋貞太郎、内装は帝国ホテルでフランクロイドライトのもとで内装を手掛けた繁岡ケンイチが担当し、外観は望楼が特徴的なスパニッシュ・スタイルの南欧風、内観はイギリスの貴族の館で用いられたチューダー様式です。
ノーベル賞の大村先生が川奈ホテルの土壌より採取した微生物から、感染症を引き起こす寄生虫に効果がある物質エバーメクチンを発見したことの碑が入り口にありました。
ヨーロッパにいる気分がしますよ、ほんと。
クラシックホテルはいいですね。日本クラシックホテルの会で九州にあるのは雲仙観光ホテルです。
川奈といえばゴルフコース。米国ゴルフマガジン誌が選出する2021年?2022年の『世界ゴルフ100選』において、川奈ホテルゴルフコース富士コースが、62位に選出されました。100位以内の常連は日本では兵庫の廣野ゴルフとここだけですね、世界の川奈。フジサンケイレディスでも有名。2015年藤田光里の最終18番のチップインバーディ、初優勝シーンは今でも覚えています。
白い塔の展望台の階段をハーハーいって上がって見る景色は絶景。ゴルフ場と大島が見えます。
マリリンモンローが1954年2月に日本を新婚旅行で訪れていたなか、お忍びで川奈ホテルを訪問。ルームサービスで2度オムライスを食べたとか。
宿泊していたので、ディナーしましたが人数の関係でメインのダイニングルームでなかったのが残念。
鮮魚のサラダ仕立て いとうみかんのドレッシング。乾杯はモエ・シャンドン
白はリーズナブルな ウィリアムフェーブルの白。これはゆめマートでも買えます。
小海老とキノコのフリカッセ パイ包み焼き
川奈ホテル伝統のコンソメスープ
活アワビのステーキ ウニクリームソース。
これが一番美味しかったかな。
牛ヒレ肉のステーキ 根セロリのピュレと赤ワインソース
デザート
赤もリーズナブルなボトルで
翌日の朝食は和食のセットにしました。メインが干物でした。昨日食べたのですが、名物なので仕方ないです。ゴルフはスループレーなのでしっかり食べておきます。
天城の水を使用したご飯。お米もコシヒカリ
茶碗一杯でいいのに、つい食べすぎてしまう
最高気温8度で、コウライのグリーンで11.5フィートって無茶速いではないですか。でもグリーンよりバンカーに苦戦。
LPGAツアーでは後半16番のロングホール。結構フェアウェイがうねっていますね。左はワンペナ。富士コースを回りましたが歩きでした。アップダウンも風もあり結構寒かったです。そうそう来るところではないけれど、1回は来てみたかった場所です。緑の季節に来るとまた違うんでしょうね。