浅草にあるフレンチ ナベノイズムさんを訪問しました。現在はミシュラン2つ星を獲得されています。前回訪問したのは2018年で、その年末に2つ星に昇格されmした。4年ぶりとなります。
前回の写真と比較するとコロナ対応なのかカーテンが付いたりしています。シェフは渡辺雄一郎シェフ。三ツ星レストラン「ジュエル・ロブション」・ロブションシャトーレストランなどで勤務経験がある方。
スカイツリーを望む窓際のカウンター席もあります。この日も一人で若い方が来店されていました。
飾り皿は渡辺家の家紋を模したもので、珍しい陶器製。
シャンパンはペリエ・ジュエ グランドブリュット (15)
ペリエ・ジュエといえばベルエポックのロゼが有名だが、お店ではなかなか頂けない値段である。
5皿の手の込んだアミューズブッシュがシャンパンとコーディネートされます。
山形県産洋梨「ラ・フランス」のガスパチョ クレーム・ド・カシスとスパイスのエキュームを浮かべて
近隣店舗(大心堂、種亀)とのコラボスナックとアントナン風グリーンオリーヴマリネ
セグロイワシの酢漬けとラディ・オ・ブールのビンチョス「鰯の胡麻漬け」のインスパイア
種亀最中のミニタルト リヨン特産サンマルスランのクリームとちいたけの炙り、鴨の砂肝のコンフィを重ねて
あんぽ柿とチョリソのnabeno-gougere
前回もいただいたが、浅草らしいアイテム(最中やおこし)を使ったのが特徴的です。
パンも美味しそうですがコースは量も多いので控えておきます。
ナベノイズムのシグネーチャー料理のキャビア料理はシャンパンとぜひ合わせたい。
両国江戸蕎麦ほそ川の蕎麦粉をソースエミュルッショネの技法で仕上げたそばがき
奥井海生堂蔵囲い2年物極上利尻昆布のジュレとのアンサンブル
キャビアオシェトラ、塩ウニ、ウォッカクリーム、おろしたて天城山山葵をのせて
キャビアとうにと蕎麦が気が絶妙に味わい深い味を出してくれますね、そこに昆布の旨味も加わり和の良さがキャビアを引き出している。
複雑な味のコンビネーションを味わった一皿。飽きない味となっています。
冷製ブルターニュ産オマール海老の一皿
エストラゴンと共にヴァブール、オマール海老のスュックを一塗り
ビーツのタルタル、千葉県富里産ミニビーツのマリネと熟成コンテチーズ、オキアミの塩辛、コライユパウダーをちらしライム、生姜、はちみつのソース・ヴィネグレット、スモークしたパン・オ・セーグルのフォンダン
白はピュリニーモンラッシェ フランソワカリヨン byグラス
シェフ渡辺のスペシャリテ
山口県産萩直送釣り甘鯛 鱗付きで香ばしく焼き 百合根と島根県産多田錦柚子の香るナージュ・ソース
鱗の揚げたものは苦手ですが外していただきます。
赤は飲み頃 シャトー・レオヴィル・ポワファレ 2011 サンジュリアン2級
北海道産牛フィレ肉をセップ茸の香るグラッサージュで焼き上げ
金沢川端蓮根のベニエ、フランス産栗、大黒しめじ、ポワロ―とベーコンのレディクションをエスコート ソース・エッソンス・マデール
柔らかすぎてソースも美味しい
広島県梶谷農園無農薬ハーブのサラダ
最初のデザート
フランスロワール産「サントモール・ブラン」クレーム・ダンジュに変化させ、渡邊農園無農薬栽培 月桂樹のグラスと共に
セカンドデセール
モンブランエヴォリエ 京都府産 丹波栗の香ばしいクリーム、軽やかなカフェのエスプーマ、爽やかなクロモジのグラスとのハーモニー
茨木県産ふかさわ農園 氷蔵塾生栗の雨を降らせて
その後もカヌレやチョコとデザート系がすごい量でお腹いっぱいになりました。